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天文学者 オトフリート は、音楽家 ヘルムート を占った。
次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、天文学者 オトフリート、音楽家 ヘルムート、助教授 ハインリヒ、団長の孫 イレーネ、修道士 ライヒアルト、旅の商人 エーリッヒ、機織り エルザ、青年 ユリアン、自衛団員 ダーヴィッド、村長の息子 フォルカー、神学生 ウェンデル、酒場の娘 ローザ の 12 名。
うん。残念だ。俺の何万とある生き甲斐が一つ減ったかもしれない。
[大層にいってみるがそんなこたーは当然なかったりして]
…へ?
[イレーネが出て行くそんな様子についていけず間抜けな声を上げた]
/*
ほ。
さすがに、初回に縁故から黒きたら泣けた。
というか、でーふぉー。
投票も占いもイレーネって、なんぞそれ。
おおユリアン。
これしきの事でどうにかなるほどやわな体じゃぁないからな!全然平気。
[ほんとにこれしきの事で倒れたわけだが、その辺はするっと頭から抜けてるのかそう言った。
何か鳴いてる猫には、お前はいい子だなーとか言いながら撫でる。不満げとかもちろん気づいてはいなかった。
そうこうしていたらイレーネが突然駆け出していくのが見えたが、きょとんと見送った。]
…何だ?何かあったのか?
[会話していたらしいフォルカーの方を見て、不思議そうに尋ねた。]
おう。そうだと思っていたぜ。
でも今度からはもうちょっと注意したほうがいいかもしんないな。
[聞きながらも聞く前から予想通りした通りの返事。ただやんわりと注意を促す。
猫の機嫌にだって気づかないまま、同じようにフォルカーをみた]
─広間─
数えてみろ、って言われてもなぁ。
[言い放たれた言葉に、へにゃり、と眉が下がる。
身に覚え、は、結構あった]
……まあ、確かに言いはしたけど。
って、俺の方が、面倒? 何のことだ?
[先のやり取りなどは当然知らぬから、ヘルミーネの視線を追って、フォルカーたちを見やり]
……レーネ?
[駆け出して行く様子に、何事か、と瞬いた]
/*
>ユエ
噛み切ってしまえ。
さて、発見優先なので襲撃方法が雪のように真っ白なわけですが。
明日映画見に行くとか言われてどうしよう。
出かけるまでに頑張る。
―一階:広間―
[イレーネの台詞に、フォルカーの蘇芳色の瞳が大きく見開かれる]
レー、ネ……っ、
[何か言おうと、引き止めようと頭では思うのに、体は動いてくれなかった。
ダーヴィッドが投げかけて来た疑問に、踏み出しかけた足が止まる]
ぁ、僕、 僕――…が、
[己を責める言葉が出かけるのと共に、涙腺が緩みかけて、慌てて口を噤み、俯いてかぶりを振った]
―台所―
[台所への入口で一度振り返った。
ダーヴィッドが動き出したのには安堵の笑みを浮かべながら鍋のかけてある方へ]
本当に笑っちゃうような理由だったわ。
蜻蛉じゃないんだから。
[今聞いてきた「ダーヴィッドの倒れた理由」をローザに話す。
調味料を足し味を整えて火を一段弱く。後は煮込み続けるだけ。
手持ち無沙汰になるとローザを手伝ったり食器を確認したりと、どこか落ち着かないでいた]
/*
まあ、俺は縁故もないし。
霊能さんがやりたいかも知れんしね。
さて、あと一回くらいはPL視点白狙いでいきたいんだが。
赤が全く読めてないからなー(汗。
/*
浴室側に行って窓から月見ようかと思ったら、なんだかそっちは切り立った崖な気がした!
月見えないかも。
階段上がって直ぐのところで眺めるのが妥当か。
外出る気は無いんで。
ふぅむ…
[のっそりと起き上がる
踏み出しかけた脚を止め、俯いているフォルカーの頭をぐわしっと掴み]
まあよくわからんが、強くなりたいならさっき止めちまった足を踏み出すんだな。
[言って、イレーネが走っていった方向に頭を無理矢理向けてから手を離し、またもとの位置に戻る。
ちなみに首を無理矢理動かしたとき痛かったかもしんないが気にしない]
―広間―
そうだな!次から人の指先は目で追わないようにする。
[そうユリアンに頷きいいながら、噛まれるかもとか全く考えずに猫をひょいと抱えてフォルカーの声を聞く。]
??
んー……喧嘩したんならさっさと追っかけて、早いうちに謝った方がいいんじゃないか?
嬢も素直じゃない所があるから、けっこう苦労するとは思うが。潤滑油もっていって来い?
[どこか鳴きそうな様子に詳しいことは解らないまま、そう答えると黒猫潤滑油とばかりに抱えていた猫をフォルカーに渡し背中を押した。]
─ 一階廊下→二階階段傍─
[廊下に飛び出すと、足はそのまま階段へと向かい。そのままの勢いで駆け上がる]
なん、で───!
[紡いだ声は続かず、また拳で目元を拭った。階段を上り切ると、左手にある窓から月の光が差し込んでいた。いつの間にか太陽は沈んでいたらしい。窓辺に寄り、月を見上げる。同時に、胸の奥でツキンと鋭い痛みを感じた]
っ───。
[蹲るまでは行かなかったが、右手で胸元を抑え、左手で窓の桟を掴み、耐える]
[話は聞いていなくとも、イレーネの出て行った理由を察することは出来た]
ま、後はあの子らの問題だからねェ。
[呟きは口の中。
近くの男性陣がフォルカーの背を押すのを横目に、昔馴染の方へ向き直る]
教えない。
[頬杖を突いたまま、問いへの回答を拒否]
別に何から何まで話せとは言わないよ。
けど、そーやって時々大事なコトまで隠すからイヤなんだよ。
…そんなに信用できないかね、あたしは。
[最後には目を逸らす。
ほんの少し、拗ねたような色も混じった]
な、に、これ───。
[胸の痛みは身体を侵食するよにもやもやと広がり行く。痛みこそ酷くは無かったが、何かが身体の隅まで行き渡る感覚を覚えた]
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