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はい、お久しぶりになりました。
紅茶は嬉しいな。外寒かったですから。
[アマンダの話しかけている女性に、私もお願いしますと言い]
リディちゃん。
良かった、知ってる人が多くて。
[手を振り返しながらニコリと笑う。
人見知りと言うほどではないが、初対面だと緊張するのだ]
―一階・広間―
[階下へと下り、広間へと]
こんばん……
[言いかけて、一瞬言葉に詰まる。
なぜなら思っていたよりも多くの人が居たから]
あ、あら…ずいぶん大勢いらっしゃいますのね。
確か、何かの被疑者…と聞いているのですが、
ここに居る皆さん…全員なのですか?
[居並ぶ顔を見渡して、誰にともなくそう問いかける]
[ユリアンの言葉を聴くと、興味深そうにうなづいて]
へえ。力ある石、か。
似合うかはともかく、そういうのも素敵ね。
陶芸品に埋め込むわけにはいかないけど……。
[カレーが嫌いかと聞かれれば、ぱちりと瞬き]
カレーもシチューも大好きよ。
そもそも同じ味だもの。
どっちがどっちだか、見た目にしかわからないしね。
[笑顔だった]
……取りあえず、足元気をつけろよ。
コケて顔に傷残るとか、さすがに笑えんぜ。
[弱々しく反論するリディに言いつつ、頭をぽふり、と撫で]
笑って誤魔化すなっつーの。
[こきゅ、と首を傾げるユリアンに更に突っ込みつつ。
リディと親しげなイレーネの様子に、どっかで見かけたけどどこの子だっけ、などと考えて]
はい?
[ノーラに顔を覗き込まれて、思わず硬直。
リディと話していた直後だから、微妙な笑顔が張りついたまま]
ええと…。
[一生懸命に思い出す。
お客さんにはいなかったように思った。
となると教会ででもすれ違ったのだろうか。
今はその程度しか思いつけない]
[そして立ち上がる。
このまま寝ても構わないが、何故集められたか知るには人がいる中にいたほうがいいだろう。
一瞬だけ木箱に目を移す。それはこの中にあるのが一番の得物だからで、少しだけ考えた後。
それだけは持っていくことにした。単に持っていないと落ち着かないからだ
階下へといく足音を一つ聞き、まだ他にもいるのか。どれだけ集まるのだろうな。と考えながら、部屋を後にしてまた一階広間へと]
ありがとうございます。
[紅茶を受け取って、頭を下げる。溜息を吐くノーラとは対照的に、少女はただただ嬉しげだった。]
あは、なんか変な感じー。
そう?りっちーでもいいのに。他にそんな呼ぶ人いなかったし。
あ、でもリュ―ってのも初めてかも。
[悪気なく笑いながら、ユリアンにはそう返す。カップの中の紅茶が揺れた。]
[ランプ屋の顔をじっと見つめる]
[思い出そうとするが思い出せず]
[何か引っかかりを覚えながらも]
[向こうには心当たりはないらしく]
・・・あたしの気のせいかしら。ごめんなさいね。
[ランプ屋に紅茶を入れたカップを差し出した]
[不審者として職務質問を受け、案内された場所は集会所。
渡された調書に左手で書き込む。]
■名前:エーリッヒ=ツァイガー Erich=Zeiger
■年齢:23歳(自称)
■職業:大学生(民俗学専攻(自称))
■その他:都から来た旅人。
この土地の言い伝えについて研究しに来た。
っと……。
[上から降りてきた気配。
振り返れば月に一度通う教会のシスターの姿]
こんばんは、シスター。
リディに聞いた時はまさか、と思ったけど……。
どうやら、全員がそういう理屈で集められたようですよ。
[彼女の問いに、返すのはため息混じりの言葉]
[村人たちは知っているだろう。
彼女にはこの村に来た10年前より以前の記憶が無いことを。]
[とある町にいた人は知っているだろう。
ロックウェルという貿易商の家で起きた殺人事件のことを。
遺された末娘は大叔母の元に引き取られていったことを。
けれど彼女自身は*その記憶を失っている*]
そだね。
容疑者なんて言うから、もっと怖い人ばっかりかと思ってた。
って、あれ。
じゃぁ、レーネもそうなんだ?
[今更気付いたとでもいうかのように、首を傾けてみせる。]
・・・はーい。
[アーベルに頭を撫でられれば、最早返す言葉もないらしく素直に頷くに留まった。
それからもう一度イレーネに目を向け、ノーラと対峙する様子に小さく瞬いた。]
[感謝の言葉と引き換えに紅茶を受け取り、口をつける。
外からだけでなく、体内からもあたためられていく感覚]
レディ=アマンダは、陶芸を嗜まれていらっしゃる?
[形は違えど、ものをつくるという点では同じとも言える。
アマンダの答え>>150に興味が湧いて、問いを重ねた]
ええー、カレーとシチューは違いますよ。
カレーは辛い、シチューは甘い。
よく味わえば味わうほどその違いが見に染みます。
[辛いものが苦手な僕にとっては、特に。]
[広間に入ってきたシスターの顔を見る]
[彼女の顔を見ると、緊張が少し解けた]
[柔らかい笑顔でシスターに挨拶をして]
・・・ええ、どうやらそうみたいですわ。
詳しい話はうかがっていないのですが。
[ぐるりと周囲を眺めて]
・・・シスターも、なのかしら?
こんばんは。
[ナターリエに頭を下げる。続く言葉に考えるうちに、答えはアーベルが返していたようだ。]
そっか。
全員、なんだ。
[改めてそれぞれの顔を見渡してみた。]
[見渡せば幾つかの見知った顔に、ほんの少し驚いて]
ノーラさんと、アーベルさんまで?
[溜息混じりにアーベルが返すのを聞いて、
彼女もまた表情を曇らせる]
…やはりそうなのですか?
わたくしも驚いているのです。
尋ねても理由は教えてくださらないし…。
見たところ集められた人にも繋がる所は無さそうですし。
[そう答えながら、空いている椅子に腰掛けて]
いやいや、反省してるって。
[ひらひらと片手を振ってみせる。
信用されていないらしい。
撫でられているリューディアとは大違いだ。ちぇ。]
そんな呼び方する人が、二人も三人もいたら大変だよ。
[一度、カップの中身へと視線を落としてからリューディアを見て]
そう?
じゃあ、初めてもらいー。
[軽く笑う。
冷えた指先に、紅茶の満たされたカップは熱く感じられる]
[足音を立てないようにするのも気配を消すのも最早染み付いてしまった癖であって。
今はそのようなことする必要はないと思いなおして、階段を下りて、広間につく
シスターの後ろを抜けて適当な位置に座した
そして今回も幸運を占うように、片面に女神。片面に死神がそれぞれ描かれた銀色のコインを上に一度弾き、回転しながら宙に浮き、重力にしたがって落ちてくるコインを手に乗せた。
その結果は―――]
……ほぅ……
[自分はこれからどうなるのだろう。][後悔してももう遅い。]
[不安に苛まれながらも、自衛団員につれられて、ようやく集会場の前へとたどり着く。]
[案内が終わった団員は中で待つようにと告げた後、白紙の身上書を渡し記入するように言い残し、さっさと家路へとついた。]
[大袋の紐と紙きれを握り締め、ぽつりと一人扉の前で暫く立ちつくす。]
困ったな…字、あまり知らないのに。
[うーんと唸りながら『何か』が書かれてある紙を眺めていたが、雪が積もった中に立っていたものだから、底冷えしてしまい。]
[小さなくしゃみをした後、意を決してそっと扉を叩き、少しだけ開けて中へと顔を出した。]
こんばんは…何方かいらっしゃいますか?
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