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■名前:ヨハナ=イーハトヴォ
■年齢:最低でも、80は過ぎているが詳しくは不明。「もう細かくは忘れました」とは本人談。
■職業:特には無いが、古くから村を知っている人として、色々と聞きに来る人も多い
■経歴:村にずっといたのか、それとも若い頃には此処にはすんでいなかったのか詳しいことは不明。
ただ気づけば、ずっと村に住んでいたような気がする。
ずっと、変わらぬ姿のままで。
まぁ俺はまだ良いかもね。
センセが診療所に残ってんだし。
必要数は粗方あっちに置いて来たから。
センセが居れば大概のことに対処出来るっしょ。
[カップの紅茶に息を吹きかけながらライヒアルトへ返す]
あーあ、生まれたっつー子供見に行き損ねたよ、お陰で。
可愛かったろうに。
[今からも行けるのだが、行ったら行ったで少なくとも歓迎はされないだろう]
[あれ以上あの視線を向けられるのは、心情的にも良い気はしない]
[何より相手を困らせたくなかった]
む。
[火傷をしたことを見られ、ベアトリーチェに笑われてしまうと少し頬を朱に染める]
恥ずかしいとこ見られたなぁ。
猫舌だから熱いのダメなんだよ。
[ぽりぽりと後ろ頭を掻く]
[白磁の肌に羞恥によって染まった頬は良く映えた]
イヴァンも人のこと言えねぇだろっ!
[同じく紅茶で火傷をしたイヴァンに突っ込みつつ]
アリバイが無いってのは第一に疑う部分だろ。
後は怨恨とか?
神学生 ウェンデルが村を出て行きました。
12人目、神学生 ウェンデル がやってきました。
神学生 ウェンデルは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[父母は何も言わず、子を見送った。
村に、平時の活気はない。
外を駆け回る子らの影も見えなかった。
降り積もる雪を踏み締める音が耳の奥に響く。
纏めた荷を持つ手は、身を切る寒さと余りに強く篭めた力のために、赤らんでいた。
吐き出す息は重たく、白い]
[ヨハナが集会所の扉をゆっくりと開けると、そこに集まった人の群れを見て、少しだけ目を丸くした]
おやおや……。
これはこれは、色々な人が集められているものですねえ。
えーと……。
[きょろきょろと辺りを見回し、イスを見つけると]
どっこいしょ、と。ふう。
[それなりにしっかりとした足取りでイスまで歩き、深く腰をかけた]
ああ。どうぞ。
お話を続けていてください。
ばばには、若者の話は分かりませんからねえ。ほっほっほ。
……猫舌ばかり集めた訳じゃあるまいな。
[舌を火傷する二人の様子に、呆れたようにぼそりと呟く]
診療所は、人手がなくてもなんとかなるくらいで丁度いいんだろうけれど、な。
[軽く、肩を竦め]
ああ……この間生まれた子供、か。
騒ぎが静まれば……という所だろうが。
[いつになるやら、と。
呟いた所にまた、一人]
どれだけ増えるのやら……。
[声は僅か、呆れを帯びたか]
[集会所へと続く足跡は大小さまざまだ。
見張りをする団員の表情は険しく、
常と変わりなくと心がけた一礼に返るものもない。
顔を上げれば丁度扉の内に人影が一つ消えていくところだった。
足を早め、閉じかけの扉に手をかける。
しかし躊躇いに手が止まり、開く事は出来なかった。
自衛団員の訝りの視線が痛い]
…えぇー、子供の次は婆ちゃん?
マジで意味わかんね。
[ヨハナがやって来たことにまた真紅を瞬かせ]
[ライヒアルトの呟きにも「分からん」と]
猫舌が何に関係するんだって話だ。
そうさな、診療所は忙しくない方が良い。
皆健康だってことなんだし。
あーもう、さっさと終わらせてくれー!
せめて何があるのかさっさと説明しろっての。
[愚痴は留まるところを知らない]
あーあ。ゼルギウスがこうなると長いぞー。
にしても厳重警戒だな。一体何があったのやら。
お、ヨハナばっちゃん。
[と手を挙げて挨拶]
ばっちゃんまで呼ばれたのかよ。よくわからんなー。
[立ち上がり、ポットの中身を確かめる。
さすがにというか、残りは少なく]
……新しく、淹れるようか。
というわけで、茶は少し待っていただきたく。
[ヨハナに向けてこんな言葉を投げかけ。
愚痴るゼルギウスの様子に、やれやれ、と息を吐く]
気持ちはわかるが、少しは落ち着け。
騒いだ所で、疲れるだけだろ。
[呆れたように言い放ち、厨房へと。
猫は場の空気も知らぬげに、暖炉の前で呑気に欠伸一つ]
[幼い頃から知己たる団員の眼差し。
それは、他人にぶつけるものだ]
…いえ、何でもありません。
[内から聞こえる声は足跡と同じく多様。
押し殺した声を返して、扉を開く]
失礼します。
[中に居る面々の顔を見る前に、頭を下げた]
[声に気づき、顔をそちらに向けてみれば、赤子の頃からよく見知った顔を見つけた]
ほ。イヴァン坊主かえ。
お前のことだ。
また悪さでもして、ここに連れてこられたのじゃろ。
[そう言いながら、優しげに微笑み、ライアヒルトの言葉を聞くと]
ああ。いえ。お構いなく。
年寄りは枯れているぐらいで丁度いいのですよ。ほっほっほ。
[と、口元に手を当てながら、笑みを続けた]
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