情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 雑貨屋前 ―
おや、そんなに今日は人が多いのですか。
[クロエの応えに、返していれば、後ろに温もり。
それで少女が追いついたことを知る。]
知り合い……なのでしょうかね。
どうやら彼女――リディ・ルゥリィという名ですが、
私には覚えがないけれど、恨みがあるらしいのです。
記憶喪失で、内容は忘れているみたいですけれど。
[端的に説明をしていれば、二つの鈴の音が響く。
微かに首を傾げ]
気に入ったなら、買っても良いが……。
[珍しく、おそらくはピントのずれていない問いを零した。]
事実でも、言っていいこととわるいことがあるのよぉう!
でもまぁ…、
[頬に手をあて、乙女のような所作のまま、しずかにほほえむ]
すなおなのも、それはそれできらいじゃないわぁ。
おにいさんはここの村の…教会のかた?
なかなかいい男よねぇ…。
[べにを引いた口許が艶やかに笑みを形作る。
焦げ茶の瞳は獲物を見定めるようでもあり]
─宿屋─
[リッキーと手を打ち合わせるアーベルの言葉に浮かぶのはにやりとした笑み。リッキーの腕を見込んでいるが故に厳しくしているのは周りにも周知の話]
ああそうか、おめぇならこの料理も知ってるか。
今回の定期便で良いスパイスが手に入ったんでな。
量が少ねぇんでスープにしか使えんが。
希望ねぇんだったらゲルダと同じもんでも良いかね。
[言いながら厨房へと向かい始める。
途中扉が開き視線を向けるとお客がもう一人、腹の虫と共に現れた]
声も腹も元気だな、カヤ。
注文了解だ、おまけはまぁ考えておこう。
[いつものやり取りなのかそう返して、フーゴーは厨房へと入って行く]
[しばらく鈴をつついて遊んでいたが、ライヒアルトの声を聞くと嬉しそうに振り返り]
え?いいの?
わ。やった!嬉しい!
[まさしく純粋そのものの顔で少女は笑った。
そこだけを見ていると、少女が男に対して恨みを持っているなどは誰にも到底思えないことだろう]
─雑貨屋・前─
うん、アーベルが来てるんよ。
だから、ウチもかあさんのご飯用意したら行くつもり。
[頷きながら答える。いつになく楽しげなのは、声音と表情の双方に表れて]
リディちゃん……ね。
一方的にウラミ買うとか、ライ兄さん、穏やかじゃないなぁ。
[からかうような口調。
記憶喪失と聞けば、微かに眉は寄せられるものの]
……んでも、とてもそうは見えないねぇ。
[買っても良い、という言葉に対する少女の反応に、思わずこんな呟きが落ちる]
[賑やかに入ってきた人に気づけばきょとりと瞬き。]
あれ、カヤ。
あんたもご飯かー、まあそんな時間だしねえ。
[おいでおいでと手招いた。
近くに居るアーベルを同じテーブルに招くことはしないが幼馴染は招く。]
ん、おっちゃんに頼まれたから、テーブルクロスにどんな刺繍を刺すか考えてたとこ。
そいつぁどうも。
[腕組みをしたまま、何気なく相手の顔を見]
あぁ、一応神父の見習いやってる。
……つまり、色恋沙汰はご法度っつーわけだ。
[何となく危機を感じ取ったのか。
こんなときだけ都合よく肩書きを利用して、予防線を張った]
─宿屋・厨房─
[リッキーにも声をかけて三人分の飯の準備。マチブースとダールとアイランドークを二人分、ライスとスープとフライを一人分準備し、更におまけとしてヨーグルトの水分を切り蜂蜜を和えたデザートを用意する。量が量だけにしばしの時間を取られるか]
島の人間でもこうして食いに来てくれるのは嬉しいもんだな。
そう思わねぇか、リッキー?
[問いにリッキーも同意を示す。彼もやりがいのある仕事だと思っているようだ。本格的な料理はフーゴーが、デザートなどの簡単なものをリッキーが用意している様子をカウンターから垣間見ることが出来るだろうか]
―宿屋―
それなり、ね。
そりゃ失礼いたしましたっと。
[顰められる顔に唇の端だけで笑い、慇懃に頭を下げた。
最初に島に来た時喧嘩してからずっとこの調子。
他の子らとは平気だったのに、同い年の相手だけこうなってしまったのはどうしてか。もう本人にも分からない。
良く響く扉の音と声に振り向いて]
ああ、カヤちゃんか。
元気そうだね。
へえ、流石は親父さん。いいものは見逃さないね。
それでいいよ。楽しみだ。
[ゲルダに招かれないのは気にもせず。
そこから付かず離れずの席を確保して座った]
― 雑貨屋前 ―
アーベルさんが……。それは賑やかなことですね。
[クロエが愉しそうなのは、あからさまに見てとれて。
表情のあまり動かない、言葉足らずな男は、
クロエとアーベルが血縁であったことを覚えている旨や、
ゲルダとの毎度の喧嘩等を、その一言に全て注ぎこむ。]
人とは、知らぬところで、恨み辛みを買う動物ですから。
[そして揶揄う口調には、真面目に返す。
その言葉裏には、両親の死因が絡むが、
それもこの言葉だけでは窺いしれないだろうか。]
それで、あれは幾らだろうか……。
[嬉しそうな少女の応えを受けて、
母親の食事の支度をするクロエをあまり引きとめても……と、
学者は財布を取り出し、その口を開いた。]
[ゲルダに招かれて嬉しそうに席につく]
えへー。私、今日はがんばったからご褒美ってやつなの。
ねーの刺繍、綺麗だもんなぁ。できたら見せてね?約束!
[強引に小指をとって指切りをする、厨房から流れてくる匂いに鼻をぴくぴくさせながら、「それにしてもおなかすいた!」とテーブルに突っ伏した**]
―宿屋―
白々しい謝罪は口にするだけ無駄だと思うけど。
だいたいそういうアンタも、遊んでるだけじゃないの?
[慇懃な態度にカチンときたように、考えることもせずに嫌味な口調で言葉が出てくる。
一体いつからこうなったのかなんてもう覚えていないけれど、とにかく気に食わない、という態度を隠しもしない女だった。]
カヤもがんばったんだ、お疲れ様。
うん、いつでも見にきたらいいよ。
それにここにつけるんだから、いつでも見れるよ。
[強引な指きりに可笑しそうに笑った。
テーブルクロスを指し示しながらのんびりと飲み物を飲む。
近い席に座った男にちらりと視線を向け、吐息を零しただけで一応文句を言うのはやめておいた。]
おっちゃん、デザートあるならあたしも欲しいー
[リッキーとフーゴーの息のあったやり取りをカウンター越しに眺めながら、追加注文を投げておいた。]
─雑貨屋・前─
[短い言葉に、でしょ? と頷き。
真面目に返された言葉には、何かまずったかな、と瞬き一つ]
ああっと、ちょっと待ってね。
[財布を出したライヒアルトの問い。
少女がつついていた鈴を取り、いつも持ち歩いている道具袋の中から出したはさみで、ぱちり、と値札を切り離す]
ま、大した値のつくモンじゃないけどねぇ。
[告げた値段は、子供の小遣いで十分買える程度のもの]
…ちっ。
[ちいさいながら、野太い声での舌打ちだった。
それでも、ぽんと手をうって]
障害がおおい方が恋は燃えるものですし。
[さらっと、いってのけた]
あ、ねぇ神父さまぁ。
これからお時間はありますぅ?
あたくし、まだこの島には不案内で…。
[そそ、とからだを寄せて。
手をのばし、相手の腕をとって捕まえようとしている]
えへへ。
[ライヒアルトが代金を支払うよりも早くに、そのゴムひものついた鈴を腕に巻くと、楽しげにチリンチリンと鳴らした。
その近くでは、ぶち猫が音に合わせる様に身じろぎして、幾度か鈴の音を鳴らした]
君もいいの持ってるね。
でも、私の鈴は二つだ。どうだ悔しいか。ふふーん。
[その言葉に反応するかのように猫がにぁ〜おと一声鳴いた]
ふーんだ。上げないよー。これは私のものなんだから。
[そうやって猫と言い合う姿は、目に見える年齢よりも更に幼く見えた。
ぶち猫の心境としては、別にいらねえとでも言いたかったのかも知れないが]
/*
通貨単位とかあんまり気にしてないというかなんというかなので、適当にぼかす。
さて、明日一日で人増えるかなあ。
後一人は来て欲しいな。
弾かれならまだしも、役職不在でおまかせになるのは泣けるわ。
─宿屋─
[ひょい、と一度カウンターから顔を覗かせ]
おー、んじゃあカヤに出すのと同じの持ってくか。
[追加注文をしてくるゲルダにそう返して。まだクロエが来ていないのを確認すると、リッキーと二人で一人分ずつの料理を運んで来る。リッキーはアーベルの所へ料理三種を運び、フーゴーはゲルダと一緒に座るカヤへ料理を運ぶ]
ほれ、お待ちどうさん。
今日のおまけはヤウルティ・メ・メリっつーデザートだ。
こっちはゲルダの分。
[ほれ起きた起きた、と突っ伏すカヤを起こし、その前に料理を並べる。ドリンクと同じヨーグルトを使ったものだが、蜂蜜が和えてある分また違った風味を醸し出すだろう]
[───……なんか]
[遠い昔にも、こんな風に]
[鈴の音を聞いたことが]
[あるような気がする]
[その時、そこにライヒアルトはいただろうか?]
[覚えてない……───]
― 雑貨屋前 ―
[告げられた値段に頷き、硬貨を数枚取り出す。
いつも値切らない代わりに、多くを渡すわけでもない。
けれど、今差し出したのは少しばかり多い額。]
……忙しい時間に邪魔したな。
後で、飲み物でも飲みかわせれば良い。
[暗に釣りはいらないと示して、視線を一度下に落とす。
ぶち猫を視界にとらえれば、少しばかり碧を優しくして]
では、リディさん、行きましょうか。
[ツィンに何やら自慢している少女に声をかけ、
くるりと踵を返したところで]
…――?
[2つの絡む金を見とめ、微かに首を傾げた。]
いや俺が困るんで。
[真顔で返した]
あー、すまんが。
今から帰って、ガキ共に飯作らんといけねぇんだ。
[言ってることは事実だが、何処か棒読みだった。
ついでにさりげなく相手の正面に回って、魔の手から逃げようとしている]
─雑貨屋・前─
[ぶち猫、自慢する少女に呆れたように尻尾をぱたり、と振ったとか]
はあい、毎度あり。
……ん、じゃあ、また後でねぇ。
[多目の額に一瞬顔を顰めるも、ここで引き止めても受け取る質ではない、とそれ以上は言わず。
ぶち猫は、穏やかな碧ににぃ、と一声鳴いた]
さて、んじゃ、やる事片すかね。
[思いはただの刹那。
次の瞬間には欠片も覚えていなかった。
ライヒアルトの言葉に振り向くと、大きく頷いた]
うん。じゃ、行こっか。
ありがと、ライヒアルト。
[礼を言いながらも、チリンチリンと嬉しそうに鈴を鳴らし続けた]
……とと。
学者先生じゃねぇか。
あと、昨日のも。
[正面に回ったところで、雑貨屋前の人影に気がつき、軽く手を挙げた。
半ば巻き込むつもりなのは否定しない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新