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――少し前・ビル一階広間――
[時間は少し遡り、娘がライヒアルトと別れてビルに駆け込んだ直後の事]
えーっと、さっきのが"黒耀鴉"で……
"蝶蜂"……"青の死神"……?
[慣れない手付きで端末を操作し、表示される情報を目で追って行く」
――ちょっと待て。
何が『遊戯』だ……こんな人ら集めて……!
[淡々と並んでいる参加者たちの武器、能力――そして二つ名。
詳しく知っているものがある訳ではない。むしろ、噂程度しか聞いていないと言っていい。
しかし、だからこそ――彼らの力が何処で、何のために振るわれているものか、はっきりとわかった]
――オラだけでねえか。
本当に『お遊び』だったのなんて……
[その時、足音が聞こえた気がして。
娘は体を竦め、そして逃げるような速足でその場を後にした。
その姿を目にする者が居たかどうかは定かではない]
――ビル外へ――
―回想/中央ビル―
コキュートスグループの秘書さん、ですか。
[大企業になればなるほど裏で働く者はいくらでもいる。
その一人としての名前に結び付けられたのは少し後のこと]
出張のようなものなのかしら。
ご苦労様です。
[社交辞令の延長上のような軽い会話を挟んで、それではまた、と別れた]
…気をつけましょう。
[小さく首を振り、命の危険ではない漠然とした危機感を振り落としながら、少しずつ建物からも離れていった]
─中央ビル・一階広間─
[死神の様子に、鴉はこてり、と首を傾げる。
それだけ見たなら、敵意などはまるでない、と言わんばかりの仕種。
とはいえ、左の常盤緑の面白がるようないろからは、挑発しているよに見えるやも知れず]
……と。
どうやら、続々とご到着?
[それから、異眸は広間の入り口の方へと視線を滑らせる]
/*
お前、ほんとに暗殺者のひとですか。
→いや、幻魔とはまた違う方向に行きたくて
まあ、あれだ。
ダーク系クールだと、アベくんとキャラ被りそーだから、ライト系に修正してるのもあったりする。
ただでさえ男少ないんだから、路線はばらけさせんと。
─中央ビル一階・広間─
[広間に着くと、すでにそこには人いっぱい。]
あららー? 皆さんお集まりぃ?
こんばんわー。カルメン=ダエーワといいまぁす。
と言っても、もうご存知かしら?
お手柔らかにお願いしますわ。
―中央ビル・一階広間―
[ライヒアルトがこちらを見る片目には楽しそうな色が見てとれて、
返された言葉にも笑顔は変わらず]
その時はその時です。
もっとも安く値切らせてもらえるとうれしいですけどもね。
[話しながらも、慣れた手で端末を操作したままに、
データを移し終えた自分の端末は接続を切り、奥の機密情報にアクセスしようとしたところでロックをされた]
ふむ、さすがに無理ですか。
[端末はすぐに復旧をしたが、それ以上いじることはせず端末から離れてアーベルに笑いかける]
らしいですか?
他の皆さんはそれぞれに目的があるように、私にも一応の目的はあるのですけどもね。
この間のように俺のとかち合わなければいいがな。
あんたに獲物を横取りされて以来、良い事なしだ。
こんなものにも巻き込まれるし。
─中央ビル・一階広間─
[新たに入ってきた女の姿。
先にチェックしたデータと名乗りを照らし合わせ、ほんの少しだけ、眉を寄せた]
……お集まり、のようですねぇ。
[返す言葉は、やや短い。
通りで時折り聞く話から、あらゆる意味で『苦手』なタイプと認識しているのが、多少は態度に滲んだやも知れず]
さあて、ね。
ケンカは、高値で相手に買わせてなんぼ、だからねぇ。
[それでも、エルザに返す言葉は、先までと変わらぬ軽いもの]
─中央エリア・大通り─
渡りに、狂犬に、………Lilith。
あんなにあからさまに拒否されるとは思いませんでしたわ。
[携帯端末に目を通しながら、思い出してクスリと笑う。それは中央ビルを出る前、広間へと続く廊下で出会った人物について。こちらに向けられる視線は冷ややかなものだった]
この『遊戯』が終わったら、また姿を変えた方が良いかしら。
長らくこのままでしたものねぇ。
[姿を変えたところで一時的な晦ましにしかならない。けれどそれすらを愉しむのが彼女だった]
流石にそろそろ戻っておいた方が良いかしら。
[そう思った理由は内に留め。コツ、と言うヒールの音を奏でながら中央ビルへと向かって行った]
―中央ビル・一階広間―
その時のことは、不幸な事故といいましょうか。
けれども、つぶしたのはアーベルさんの手柄でいいと、私はあの時進言したはずですが?
盗賊団の宝の一部は私が拝借いたしましたけど。
[笑いかけながら]
それにここに呼ばれたということは、それだけ力を認められたってことですしね。
[アーベルと話している途中、ライヒアルトの言葉に広間の入り口に視線を向けると女性の姿、
挨拶の言葉に会釈を返して]
こんにちは、エルザといいます。
こちらこそお手柔らかにお願いしますね。
―中央ビル前―
はい、ご苦労さん。
[“におい”が薄れたところで背中を軽く叩かれ、虎は駆ける足を止める。
右前の義足がきしりと鳴った]
言われてたんはここやろなぁ。
高い建物やこと。
[故郷にはない構造のビルを前に、娘が洩らすのは観光客のような態の言葉]
(楽しそうに、異常者どもめ)
[自分は殺しも戦闘も憎みはしないが、愉しめはしない]
(だが、羨ましいとは思わないな…)
(否、思えない)
―中央ビル・一階入り口―
[どこで捕まえたか捕まえられたか。男に速やかに中央ビルまで案内され、別れた。]
『兄さんサンキュー。またご縁があったらヨロシクねェ。』
[憮然とした表情の主に替わって、質素な鞘に納まった剣が、下げられた腰元から気軽に声をかけた。]
『さってと。まず中央にでも行けばいいのかナ?色々諸々ありがたーいおはなしとかあるかもしれないし。ねー旦那。』
お前、さっきからぺらぺらぺらぺら……煩い。少しは黙ってろ。
[どうやら不機嫌の理由は、道中案内男と何やかんやと会話しまくっていた剣にあるらしい。が、とうのグリスは何処吹く風。]
『旦那が無愛想で喋んない代わりに俺が出張ってるんジャン。
ほらほらさっさと行きましョ。旦那の知り合いも来てるはずだよー?』
…誰だよ、知り合いって。
[それには興味が沸いたのか、足を止めて聞き返した。]
―中央部廃墟西―
[しばらく散策した後、水のない噴水を見つけると腰掛けていた]
ここだけでも結構な広さ。
力の桁を見せ付けられる気分だわ。
…割り切りましょ。
[トン、と両足揃えて立ち上がった。
一度戻ろうとゆっくり歩き始める]
[ライヒアルトの言葉には楽しそうな笑みを浮かべ]
私は必要以上に売ることはしないので、そちらのほうはなんとも。
争いはさほど好みませんしね。
ああ、それでも知ることは楽しくはありますが。
――現在・中央エリア――
[次々とビルの中へ入って行く参加者を遠目に眺め、端末で見た情報と照らし合わせていく。
ほとんどの参加者が到着し、残すは数名のみという所か]
そろそろ言われた通りの場所に行った方がいいんかいね……。
[まさかいきなり襲われるとも思わないが、あの『参加者』の面子に混じると思うと、それだけで息が詰まりそうだ]
……ん? あれは……
[と、新たにこちらに近付く人影を見付けた。
端末で確認はしていたものの――]
……虎?
[右前肢以外が白い虎に引き寄せられるように、思わず彼女――ローザへと近寄った]
─ →中央ビル前─
[歩く度にシャラリと鳴るアンクレット。ヒールの音と共に響くそれは、中央ビルの前で止まった]
……あら、参加者ね。
[疑問形では無く確定で言葉にしたのは、参加者しかここには集まらぬを知るが故。虎と共に居る女性と、年端も行かぬ少女に鶸色が注がれる。呟いた声は聞こえたのだろうか]
あーら、いい男。(くすり
[苦手タイプと認識しているライヒアルトに対して、こちらは相手を気に入った模様。
そして、エルザに向き直ると]
こんにちわ、エルザちゃん。
よろしくぅ♪
[そう言いながら、ニコニコと端末へ歩を進める。]
―中央ビル・一階広間―
[アーベルの言葉にくすりと笑みを浮かべ、自分の口元に指を当てながら]
そういうの嫌いではありませんよ。
自分の仕事に誇りをもっているってことですからね。
意義をもって仕事をこなすことはいいことだと思いますしね。
――中央ビル前――
[新たに聞こえた女性の声に振り向けば、そこには妙齢の貴婦人と見える姿]
あ、あなた……も?
[言いながら、彼女が『蝶蜂』であることを、肩のタトゥーから思い出す。
しかし、その姿も身形も、バトルイベントの参加者の物には到底思えない]
ほわぁ……
[自分とは生きて来た世界が違う――
単純な羨望に溜息が零れた]
―中央ビル前―
[近付く気配に、最初に金の目を向けたのは虎の方。
警戒を示す彼とは対照的に、娘は大した驚きも見せずにゆったりと振り返る]
あらあら、こんにちはぁ。
[蒼の視線は少女に、次いで女性に流れ]
ええ。
せやなかったら、わざわざここまで来やしません。
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