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中
まだ起きてたり。
今回はあんまし表に出ないつもりだったりします。
そういうのは得意だ!(こら
まぁこの村PC視点での打ち合いだから大丈夫だと思うんだけど。
ズューネだからって理由で撃たれやすいから、やりたい事は早めに消化しとかないといけないけどねー。
―― 集会場前 ――
[顔を顰め、両手で袋を持ちながら
こつ、こつ、と一歩ずつ確実に歩む。
袋のせいで上手く足元が見えないからだ。]
ごめんね、おまたせー…
[ナターシャの元へと戻れば
よろり、と地面に袋を置いて]
これ、何なの。
……何で私の、こんな大きいの。
[思わず愚痴ってしまった。
だって其れは、どうみても似つかわしくない大きさ。
自分の頭より僅かに大きいほどの、袋だったから。]
どうしようかな、これ。
流石に置いていったら怒られる?
[そういう問題では無いのだが。
其の心算は無くても思わず零してしまう程。
苦笑いしか、出てこない。]
あ、そうそう。
[は、と顔をナターシャへ向けて]
ちょっと話があるの。
詳しい事は後で話すから、ね?
私の家まで、来ない?
[あえて詳しい事は伏せて、誘う言葉。
面々と顔を合わせてから説明しても
遅くはないでしょうという*算段*]
―アコルデ家・自室―
[夕食ができたら呼びに来る、というジョエルを見送り。
一人になると、大きく息を吐いた]
……本当に。
親子で同じ事態に巻き込まれるとか。
[何の因果ですか、と呟く。
幼い頃に死んだ母、その原因は今回と同じ騒動。
故に、この状況が父に与える影響は決して軽くはないだろう、と察しがついた]
本当に。
早く、終わるといいんですが。
[言いつつ、持ち帰った袋の中を確かめる。
中には非常事態マニュアルに、自動拳銃とマガジンカートリッジが一つ]
……私、どんな認識されてるんですか。
LAM内臓型って。
[ぼやくような呟きをもらした後、ひとまずそれは置いて。
ピアノに向かい、気を紛らせるよに、旋律を紡ぎ出す。
張り詰めた空気の中に、それとは対象的に穏やかな音色が流れて行った**]
―――――。誰、あなた?
[不意に入ってきた声に、眉を潜めるように尋ねる。相手からはすぐに名が返ってきた。]
へぇ…『私』にまで話しかけられるなんて、けっこう優秀なサイキッカーなのね。
[自分に語りかけてくる様から、相手の正体はすぐに知れた。
くすと、楽しげに小さく返すと、向こうも比較的親しげに、こちらに語りかけてきた。]
へー。貴方がホストになって?繋いでるんだ、サイキッカー同士。
ってそんなに居るの?…そりゃ、引っかかるわけよねー…。
[呆れたように嘆息した。物言いから、一人二人、といった数ではないようだ。]
もぅ、もっと上手に隠れてなさいよ。こっちまでいい迷惑。
[むっとした声に、向こうは心底申し訳なさそうに謝ってきた。あっさり返る謝罪には、比較的印象は悪くなかった。]
で、皆で連絡取り合って何しようとしてるの?行進するわけじゃないでしょうし。
[それでも不信は多分に含んでいたが、隠しはしない。じろり。下から見上げるように声をかける。
相手はおくびもせず、自分たちの計画を雄弁に語り始めた。]
…………へぇ。市民を扇動して、暴動、ねぇ…。
確かにそれなら、この区画を混乱させて、逃げ出せる可能性もあるかも。
……でもごめんなさいね、私は駄目。参加出来ない。
理由があって閉じられてるの。
メインの私に自覚もなければ、力も使いようがないわ。
逆にサイキッカーを殺すのに、遠慮がないから気をつけて。
[楽しげに言うと、向こうはぎょっとしたように再び捲くし立てるように言葉を投げかける。
今は一人でも手がほしい、そんな感じの内容だった。]
そんな事言われても…。
さっきも言ったけど、閉じられてるの、私。
自分でやっちゃったんだけどね、捕まる直前に、サイキッカーだってばれないように。
おかげで処分されずにはすんだんだけど…きつく閉じこめすぎちゃったから、今は『いいこの私』とは関係なく、ささやかに喋っていられるだけ。
名前?ん……。
[名を尋ねられれば、教えようかどうか少し悩んだ。完全に味方になりうるか、判断しかねる所でもあったので。]
(…そうだ。)
ねぇ。協力してあげられるかもしれないけど、条件があるの。
私の自己崩壊プログラム、解除してくれないかしら?ハッカーがいれば、そんなに難しい事じゃないと思うの。
自殺防止のプログラムくらいなら、スイッチの切り替え程度の操作で出来るはずよ。
一人くらいいるでしょう?ハッキングメインのサイキッカー。
…じゃないと、そんな計画作らないだろうし。
ええ…期待してるわ、私だってここから出たいもの。
………私の名前?
アリシア。
今はエリカだけど、ね。
[そうして自分の後に与えられた名と、囚人番号を告げた。ズューネと知ると、向こうは興味深そうに罪状を聞いてきた。]
ないしょ。知り合ったばかりの相手に、そんなに色々と教えてあげられないわ。
もっと私のこと、隅々まで知ってくれたら教えてあげる。
[蠱惑的な声で囁くと、それじゃぁと一旦相手の声をこちらから閉ざした。]
[思わぬ所から手が差し伸べられ、閉じられた『私』は微か笑む。
自体は悪い方へと進んで行っている。その事も笑みを深くする理由の一つ。]
さて、と。これで第一条件はクリアーかしら。
第二条件も何とかなりそう。
上手く触発されてくれれば…だけど。
[『いいこの私』と出会えるのを楽しみに、今は待つ。]
―アコルデ家・台所―
[こと、こと。鍋が鳴る音に、ぼんやりしていた意識が浮上する。
何を考えていたのか――さっきジョエルに話していた事だったろうか。それともマイルズにかけられた言葉を、思い出していたのか。
それとも、何か別の事か――]
あ……煮零れ!
[思い返す前に、目の前で泡を吹きかけていた鍋に届く熱を止める為にスイッチを切った。]
うわ…危なかったぁ。ボーっとしすぎ…。
[ため息をつきながら、蓋を開けるとぎりぎり焦げついてはいないようでほっとした。
鮮やかだった赤い魚は、濃い味に煮付けられ色が誤魔化され、これなら特に気にせず口に持っていけそうだった。
他に野菜をさっぱりとあえた物とスープを作り、主食にはパンとライスと両方を用意した。]
―アコルデ家・台所―
しっかりしなきゃ…。ただでさえ一人手が足りないんだし。
[昔のように、機械的に動けなくなってきていると、微妙な面持ちになる。
消された記憶は、感情も大幅に奪う。それは人と接する事で、徐々に取り戻されてくる。
新しい生き方を与えられて10年。
買われた先の主は優しい人達で。それはとても幸運だった。
――――ぺしり。
頬を軽く叩いて、気合を入れなおし。
ダイニングルームのテーブルに食器を並べ、夕食の準備はようやく終わった。]
よし、冷める前に。
ジョエルさん、夕食の準備が出来上がりました。
ぼっちゃまを呼んできて下さいね。
[そうジョエルにメールすると、台所に入り、料理が冷めないように調節しながら主らを*待っていた。*]
中
多分時期がくるまで潜伏なんだよなーって思ってこっちで勝手にやってます、が。
何か事情があって出れないのであれば、勝手に進めてしまってごめんなさい><
─アコルデ家・居間付近─
[夕食が出来る間、簡単な雑務をこなして時間を潰す。
メイドが一人足りない分を補うのも兼ねていた]
…………?
[そんな中、不意に携帯端末のアラームが鳴る。
いつものアラームとは異なっていたため、訝しげにしながら端末を取り出した。
ディスプレイに記されていた送信元は、この屋敷のメインセキュリティから]
……これは……もしや、旦那様が?
[バーチャルディスプレイを起動し内容を読んでみると、別区画の主の父の家との通信が不可能になった時に通達されるメールであることが分かった。
万一の時を考え、予めプログラムされていたものらしい。
通信が途絶える事態と言うのは、限られた状況下で発生するものであるために]
……………。
[無言のまま翠が連なる文字を追う。
そこに記されていたのは、「息子を護ってくれ」の文字。
懇願するように書かれた文章に、軽く翠を細めた]
……「護ってくれ」、ね……。
[少し、鼻で笑いそうになった]
[通信が途絶える事態がどういうことなのか]
[それを解っての文章であると理解する]
[つまりそれは、命がけで護れと言うこと]
自分の命を捨ててでも護れ、だと?
───ふざけるな。
[何を考えているか分からない無表情で文字をじっと見つめて居ると、聞き慣れたアラームが鳴り、バーチャルディスプレイの画面が切り替わった]
…夕食が出来たか。
[同僚からのメールを見て思考を散らし、了承のメールを返信した。
それが終わるとバーチャルディスプレイを切り、端末を懐へと戻す。
そして予定通り、主の部屋へ夕食が出来た旨を伝えに*向かった*]
/*
やっても良いかな、と迷いつつもやってしまった。
母親も同じ状況で亡くなってるなら、やってても良いかなー、と。事前プログラム。
明日暴動が起きてからでも、もう一つのネタ忘れずに落とさないとな。
JaかNeinか。
―回想・集会場前―
ごめんなさい、お待たせしちゃって…
え?あぁ、そうですね。列の割には早く回ってきたみたいで。
[アヤメと合流し、早かったと言われれば笑顔で答え。
次いで問われた言葉には、ん、と頷いて]
本物、みたいですよ?
大きさの割には重い、かな。
アヤメさんが支給されるのと違っていたら、後で見てみます?
[彼女の仕事柄、こういったものには興味があるだろうと。]
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