情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ロランが川に行くというのを止めるわけもなく、いってらっしゃい、と笑顔で見送る。
見送った後、ふとキリルを見て]
あの子二日酔いって言ってたけど大丈夫かしら。
[ちょっと心配そうに問いかけた。
まぁ、大丈夫だろうと結論づけるのもすぐあとだったけれど。
マクシームにもひらひらと手を振り(もちろんそこに名残惜しそうな振りなどはなかった)、キリルの言葉を聞く。
家へと向かいながら、そうねぇ、なんて話しつつ]
キリルは可愛いし、まだ若いもの。そんなにたくさん必要はないと思うの。
チークとか、アイシャドウとか、マスカラとか。
大丈夫よ、とても簡単。
[囁く声に返すのは、こちらも小さく落とした声。
それでも少しからかいも混じる]
あとは口紅とか、グロスとか。
キス、しちゃいたくなる感じ?
うぐ。
……うー、何言ったんだあたし……
[追い討ちをかけられてうなる。
思い出そうにもふにゃふにゃとした言葉しか思い出せなかった。
ロランが操る車椅子の隣をゆっくりと歩く]
あー……オリガの話がでてたのは覚えてる。
元気そうだっていうことぐらいまで、だけど。
[小石を車輪がはじく音を聞きながら答える]
都会でがんばってるってすごいよねえ……
[家にたどりついたら、広間にまずはもらった花を飾る。
そこで待っていて、と言って、木箱をもってきて、
まずはいろいろと説明するのだろう。
使ってないのがほとんどの化粧品は、けっこうな量がある。
聞かれたら使用用途を全部答えたり。]
でもほんと、もともと可愛いから、どんな色も似あうわね。
好きな色はある?
あなたのでも良いし、可愛いって言ってほしい人の、でも。
[最終的にそんな風に問いかけるのだった**]
…秘密。
[大した事は言っていないけれど、面白いので。
たてた人差し指を口唇の前に持ってきて見せた。
無表情な中に微かに混じる楽しげは、きっと彼女には判るだろう]
うん、すごい。
…カチューシャには手紙とか、来てる?
[自分には来ていないけれど、女の子の繋がりとは濃いものだろうと思うから、ふと、問い投げつつ。
川が見えれば石が少し大きくなって、車輪回す手に力が入った]
カチューシャは、出たいと思った事、ある?
[ぽつり、落とす]
うぐぐ。
……こんなことで楽しむなんて、ロラン性格わるくなったんじゃない?
[秘密ですなポーズをするロランに、恥ずかしさ半分悔しさ半分でうなる。
楽しそうな様子が見て取れるのはいいが、自分のネタで楽しまれるのは複雑なのだった]
手紙は、たまーに来るよ。
季節に一回、あるかないかってところだけれど、ね。
[川を流れる水の音が大きくなるにつれ、砂利も大きくなり。
車椅子が難儀しそうな石が見えれば、ちょい、と蹴り飛ばしたりする]
んー――
[聞き逃しそうな問いかけに、一つ瞬きをしてロランを見た]
あんまり、ない、かな。
都会にいってみたいとは思うけど、住むならやっぱりここがいいし……
あたし、きっと都会じゃ暮らしていけない気がする。
[しばらく考えたあと、ゆっくりと首を振った]
……ん。
[ごく短く、吐息のように返るこたえに、
こちらも返すのは、ごくごく短い返事。
彼と違って、食事はしている。兄がいるからだろう。
目の前にいれば、お腹を鳴らす様子に眉のひとつも上げただろうが]
良かった。
[それでも続ける囁き声。
それに少しの笑みの気配を乗せたのは、
人としてか人狼としてか。
どちらにせよ、分かち難くある存在から片割れたる者へと向け]
… やくそく。
[短く口にする、震えはいつしか幼馴染の声に収まっていた]
ん。酷いようなら兄貴に薬をお願いするけど…
[緩く首を傾げて、幼馴染の車椅子を見送った。
よもやその先に、更に酷い二日酔いの主がいるとは思いもよらず]
?チーク?マスカラ……??
[イライダが口にしたのは、早速の謎の単語の数々だ。
説明を受けて、なるほどと思う…が、不安が過ぎった]
ボク、変な風にしちゃうんじゃないかな…。
[睫に色を乗せると言われれば、最早想像の外の話だ]
…俺はもともと性格悪いよ。
[カチューシャの言葉に、また口の端をあげる。
手紙が来る、には そっか、とだけ返して。
ちょっとだけ、また、幼馴染の男女の疎外感を感じたりした。
石を蹴飛ばしてくれるのを見て僅かに表情和らげて。
瞬きの後の視線が絡むのに、首を傾けた]
そう?
料理も出来るのに?
[暮らしていけない気、というのはそちらの心配なのかと
問いを重ねた。
小道を抜け、水音が目の前に広がる。
陽光跳ね返してキラキラ光る澄んだ水は、きっとまだ冷たい]
世話、かけると思う、けど。
[それでも今は、自分の念が狼の群れを動かせるを知って居る。
一緒に行こう。
言葉が、頭の中で木霊を返した]
─ イライダの自宅 ─
[イライダの案内で家にお邪魔して、
ちょっと落ち着かない気分のまま、そわりと辺りを見渡した。
訪ねるのは初めてじゃないけど、でも、こんな用件で来たのは初めてだ]
え…、これ全部化粧品なの!?
すごい。ええと……
[箱から取り出されたカラフルな色の洪水に圧倒される。
目を白黒させたボクが、彼女の手解きの上で手にしたのは、
淡いピンクが春らしい可愛らしい色のリップだった]
似合う、かな。
[恐る恐る唇にリップを引いてみる。
薄化粧の鏡の中の自分は、何だかちょっと別人のよう。
うっかり恋人の顔を思い出したボクは、
何も言われないくせに、鏡の前で真っ赤に*なった*]
開き直られたっ。
く、昔はもうちょっと優しかったのに……
[大袈裟にショックを受けて見せる。
オリガから手紙を貰っていないことを知らないから、疎外感には気づかなくて]
料理が、とかじゃなくてね。
きっと都会に住んでも村が気になって結局すぐ帰ってくる気がする。
あ、あたしの目的はアレ。
ロランはなにを?
[こぼれた本音をごまかすように言葉を重ね。
指し示した目的の香草はちょっとした群生地をつくっていた。
穏やかな水の流れの川べりは涼しいというよりすこし寒い]
[大袈裟なカチューシャの仕草に、思わず頬をあげる。
なんとなく気恥ずかしくて、口元を手で隠した。
都会へと向けた言葉に、ん、と喉を鳴らす。
気になって、というのは、料理を持ったた彼女の母を思い出したりもして]
ん。
…此処は、知ってるひとしかいない、からね。
[ぽつりと落とされた小さな声に、同じように小さく。
水音にかき消されない程度の言葉を重ねた]
[続く言葉に、香草へと視線を向ける。
そか、と頷いて自身は川の縁へと視線でさして]
俺は川底でナイフを研ぎに。
昨日の鹿皮、なめす為。
[香草の方へ向かうなら、気を着けてと声を重ね。
自身は川の端の流れ弱く浅い所へと、車椅子を進める心算**]
ロランの方が頭いいから。
頼りにしてる。
[ばれないようにするなら、大切なこと。
目を細めて囁き返す。けれど]
……ロラン?
[消えた語尾に、こちらは僅かに語尾が上がった。
憮然と低くなった声の理由が己の気配にあるとは思わず、]
[気恥ずかしそうなロランの様子に、やったとでもいうようににやりと笑う。
けれど小さく重なる言葉にちょっと視線を外らし。
知らない人を怖がるなんてまるで子供みたいだとも思う。
死んでしまった旅人にだって、話を聞くようになったのは滞在した最後のほうだったのだから]
――うん。
[それでも、そんな怖さを認めてくれるような気がして小さくうなずきを返した]
そっか。
ロランこそ、気をつけて。
[香草のほうへと足を向け。
車椅子で川に入る幼馴染を案じる言葉を向ける。
川の傍の群生地だから、作業をする幼馴染の姿を視界にいれつつ、香りの良い香草を積み始めた**]
[名を重ねられても、返事は返さなかった。
同胞であり幼馴染である彼女の声が、心地良く感じてしまうから。
意識を集中させるとともすれば紅く染まる烏色伏せ
薄く浅く、喘ぐように呼吸を繰り返す]
…努力する。
[約束に、二度目は囁きを返せなかった。
守るのが怖くて守られるのが怖く。
そんな事に怯える自分と、それを隠せぬ弱さと。
痛い程に感じ始めた飢えが、思考を苛むから]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新