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…いつまでもこうしちゃ居られないよね。
[ぐしぐしと顔を拭って、収まりの悪い髪をタオルでバンダナのようにまとめる。]
黙って座っててもおなかはすくし、お風呂だって入りたいもん。
…それに、外がどうなってるか確かめなくちゃ。
[破れた天窓から差し込む日差しが、割れた床に芽吹いた緑色を照らす。]
[時間に取り残された。
自ら口にした言葉が、やけに信憑性を帯びてきた気がした矢先の、問い>>149]
……『学者』じゃねぇ。
『園芸家』、だ。
[天鵞絨色が、険しくなる。
知る者が見れば、いつもの事、だが。
知らぬ者には、いささか唐突な変化]
……知り合いに、そんな研究をやっていたのもいたが。
それが完成した、と仮定しても、時間の経過は少なからずあるはずだし……何より。
[赤髪の男の問い>>151に返す声も、一方的な不機嫌さを帯びて]
それを、わざわざここに繁茂させる理由が、わからん。
[怪我をしたらしい様子に、痛そうに顔をしかめる。]
気をつけてね?
そこから、硬化してっちゃうかもしれないし。
ほっといたら多分良くないよ。
[薬や手当ての道具も探さなきゃと思った。]
― 大広間 ―
[足取が緩やかだったのは、
盲目の少女が後ろについて来ているからだけでなく。
此処に収容されている中では、重いほうに入る病状の所為。]
(抽選に申し込みが出来たのは、Lv.2までだったかな……)
[後ろにつける少女が、茨に足を捕らわれないよう、
無意識に気を配りながら、そんなことを思い出す。
そして、訪れた大広間。]
嗚呼、そうだ……。
僕達は、此処に集められて……。
[広がる部屋の様相
――時が経っていても、置物などの位置は変わっていないそこ、
霧が掛かった脳裏が僅かに晴れる。]
[一つの装置に向かう姿
背からは面々が会話する声が届いている]
……
[内容から驚く仕草も無い
見える光景、面々の様子から
決して置かれている立場が喜ばしい事では無いと
おおよその見当はついていたから
ただ目前の赤を灯す装置を見上げている]
続々と…お目覚めかね。
[新たに目覚めた数人には声を掛けただろうか。
音を鳴らした青年がカプセルを開ける様子には、
黒髪の青年が手伝いに入ったようなので見守るに留まった。]
これは最悪な目覚めとなるのか…、
目覚めたこと自体が幸運となるのか。
すぐ傍のカプセル、巻きつくように荊の食い込んだ跡。
蔓と棘によって断ち切られた生命線(スリープモード)――、
もう石と化した主の首元、首輪の数値は最高レベルに達していた。
思わず、自分の首元に触れる。まだ数値を確認していなかった。]
[眠りに着く前の出来事が
おぼろげに、けれどぬるま湯の様な暖かさで
記憶の底でゆっくりと流れ始めていく]
……
[ゆっくりと振り返り
赤を灯す装置を背にすると、
面々を一望して、声を聴いている]
>>157
ありがとうございます。エグランティエさん
じゃ、失礼します。
[そして、ブリジットの傷を確かめてから、その指を縛った。]
どんな小さな傷でも、それ以上傷つかないようにしておかないとですね。あとで何かみつかればちゃんと手当しましょう。
[そして、少し満足気に笑みを零すと、茨を観察する男性に目を向けた。]
繁殖させる意味はない、つまり、
………嫌な予測しかできませんね。
―大広間―
[白髪の男は部屋の中央にある石像のそばに佇んでいる。
誰かがきたならば、そっちにゆるりと顔をあげる。]
・・・・・おや、お目ざめかな・・・・
[深く顔に刻まれた皺は、いろんな苦悶に満ちて・・・・]
……コールドスリープにおける副作用。
個体差はあるが、長期間、脳の神経回路を使わないことにより、
神経回路の繋がりが緩くなってしまう可能性がある。
また、長期低温に脳が晒されることで、
回路自体が破壊される可能性もある。
どちらも目覚めた際、記憶障害のような反応を示すことがあるが、
前者の場合は、新たに神経回路を結びつかせることで、
記憶を安定させることが出来る。
この場合に有効なのは、記憶の元となる人との会話……
……だったかな。
[専門書に書かれているような言葉を諳んじる。
この場所でそんな説明を受けたのだったのか、
大学の授業で学んだことだったか、
自身がその様な研究をしていての考察だったのか
――まだ、はっきりとしない。]
…起きなかったらきっと、あんなふうになってたのかな?
[赤の点灯したカプセル。覗き込むのが怖くて目を逸らした。
パタパタ響くスリッパの足音。
陶器の洗面台を見つけ、蛇口をひねる。]
…わ。
[噴出す水は赤錆びていたけれど、しばらく出しっぱなしにするうちに色も消えて。]
お水でたよー!
[嬉しそうに声を上げる。]
[押し黙り声を聴いていた
そこへ少し離れた位置からの嬉しそうな声]
……ふふ
[片やの空気とは異質なまでの其れが
妙に愛らしく感じられ思わず笑みが零れる]
元気、ね
[ゆっくりと声の方へ歩み寄っていく]
[口に出した言葉が、あってるにしてもあってないにしても]
僕は、若干、副作用のようなものがあるみたいだ。
ベアトリーチェさんが知り合いだとしても、
忘れてるみたいな反応してごめんね?
[傍に盲目の少女が居るのなら、そんな風に謝って、
そして掛かった声に、はっと顔を上げる。]
……おはようございます。
すみません。副作用が強いみたいで。
もし、知り合いだとしても、良く分からないのですが。
……ご体調が、すぐれないのでしょうか?
[眸に捕らえた老年の人。
その苦悶の表情に、気遣わしげに尋ねた。]
嫌な予測以外、抱きようもない……がな。
[男の言葉>>164に、は、と一つ息を吐く]
……ああ。
何かしら、急速成長を促す作用があったなら、別だが。
それはそれで、芳しい事態とも思えん。
[常葉の態度>>165をさして気にした様子もなく、淡々と推測の一つを口にする]
……ああ、そうだ。
一応、名乗っておくか。
俺は、ライヒアルト=ファルベという。
『園芸家』、だ。
[その一点にこだわりながら。
周囲にも向けて、短く名を*告げた*]
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