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オフ会会場行かないでここで送還されるのが自然かにゃー。
ガトたん捨て置けないんだも。
役職どうなるかな。
おまかせだからあんまし期待してないけどねっ。
[SNSを除いてるとふと目についたのはオフ会のお知らせ]
今日オフ会なんてあるんだ…。まぁ、私には関係ないけど。
[知らない人と会うことなど親が許してくれないだろうし、ネットにいる間は自分は男のふりをしている。
本当の自分を知れば今までのものがなくなってしまいそうなそんな気もして出る気にはなれなかった。
村への誘いの自分あてのメッセージが数通、適当に答えを返す]
「題名:re.男祭り村の誘い
内容:悪い、その日あたりは都合が悪いからRP村だと参加厳しい。
今回は見送らせてもらう」
「題名:re.豊作薔薇の咲き乱れる村の誘い
内容:もう始まってるみたいだな。
気づくの遅かったみたいですまん。次の機会あったら参加する」
「題名:re.ガチムチ男だらk…」
[三通目のメッセージの返信を書き込む途中で]
なんか特定方向の村の誘い多くない…?
…。
[更に横から声が聞こえてまた硬直。]
…ときさん?
[聞こえたのはSNSで馴染みの名前。
声のしたほうを向いて、少し黙り込む。]
…いや、僕は…
[ややあって首を戻し、参加者か、という問いに否定を返そうとして。]
…ああ。
[少女の呼び名が聞こえれば、納得したような声が洩れる。
見つめる視線から逃れるように、キャップを被り直した。]
こんにちはなんだよー。
かなたん、相変わらずかわいいなぁ。
[服が、は省略しながらこんな事言って]
ん、そーだよ?
あれ、やっぱりオフ会関係?
[通り名呼んで、黙り込む様子に、きょとんっ、と瞬き一つ]
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うー、参加してなくても昨日のうちに宣伝しとくんだった。
肝心な時に手伝えなくてごめんよ、あきかさん!
そして皆さん設定が面白いな、うん。
ちとギリギリになってしまったけれど頑張る。頑張る。
頭切り替えも、もっと訓練しないとだしね。
あ、別にネカマ(差別用語じゃないといいな)とかのつもりではないのです。単純に雑食使いのつもり。
[駅前にたどり着く。
相変わらずの人の多さに少し戸惑いつつ、あたりの様子を眺めている。
程なくして、修道服を着た女性の姿が目に入る]
若いシスターさんかしら。めずらしいわね。
[コスプレ姿とも知らず、そうつぶやいて]
もう会場行っちゃったのかしらねー。大体オフ会の人たちって異様な集団だから、すぐ見つかるんだけど。
[そうつぶやいて、あたりをきょろきょろと見回していた]
え、あ。ち、違いました?
ご、ごめんなさい!!
[否定の言葉を返そうとする玲に、そう言って勢いよく頭を下げる。]
って、ええええ!?
と、ときさんいきなり何言うんですか!?
[そして、掛けられたかわいいの言葉に顔を真っ赤にして、はわわと慌て出す。]
[一通りの返信を終えて一旦伸びをしてから、再度先ほどの村に入ろうとしてみる]
えっと…、ID:「ryou」pass……
[相変わらずの真っ白な画面、サポート板を覗いてみたがそれらしい書き込みもなく]
今日はあきらめかな…。
『お嬢様、佐藤先生がいらっしゃいました』
はい、いまいきますわ。
[ドアをノックする音と、かけられた声にお嬢様の声で返事をし、PCの電源を落とすと家庭教師の先生の待つ客間へと向かった]
お疲れ。また。
[自分の勤務時間もそろそろ終了間近。
先に帰る面子に声をかけ。
後片付けをしていると、キッチンスタッフから声がかかる。]
何?
あ……悪い。助かる。
[余ったパンやら色々と受け取って、着替え帰路についた。]
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