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ドイツ語のお勉強。
Herr ヘル(ヘァ):男性に対する敬称。
Frau フラウ:既婚女性に対する敬称。が、現在では未婚女性に対しても。
Fraeulein フロイライン:少女に対する敬称。
基本的には苗字+様。ただし、使用人仲間は苗字呼び捨て。
性別不明もいるのと、呼び分けがややこしいため、敬称はあまり使わない。
単体で使う事があるくらいでしょうか。
[赤い煌きがどこから来たのかを、まるで景色を愉しむように硝子越しに探す。視線は睫毛の下に隠しているが、鋭いモノなら察したかもしれない。
銀のトレイを抱いて礼をする執事の声に、ゆるりと瞳を向ける]
ァラン、ありがとォ。
ではせっかくですしィ、お茶の後で散策させていただくわネェ。
[散策と言う名の値踏みだろうが。
給仕に満足しているので、執事が忙しいのであれば引きとめはしないだろう]
[謝罪の言葉には、ひらりと手を振る]
アラァ、いいのよォ。
ダージリンはストレートの方が美味しいのですものォ。
初めての客の好みまでは知らずとも無理は無いわァ。
…そうネェ、最後の濃くなった分だけミルクでいただけるかしらァ?
[そう言いつつも、美味しくないお茶であれば女は叱責したであろうが。
それから、まるでついでというように窓の方を見る]
アァン、せっかくのお茶が冷めてしまうわねェ。
窓を閉めていって下さるかしらァ?
す、数日徹夜で缶詰ですか。それは、なんというか……ご苦労様でした
ああ、そうそう。ローゼさんもこんにちは
[そう言って、ふわもこの喉を撫でようと指を伸ばす]
[ご苦労様、という言葉にくすくすと笑って]
ん、まあ、それが俺の仕事だし、ね。
それに、楽しんでやってる事でもあるしねー。
[だから、なんて事ないよ、とさらり。
挨拶されたカーバンクルはみゃう、と応えつつ、大人しく撫でられ]
[その視線に執事が気付いたかは、変わらぬ表情からは窺えない。
ただ、せっかくだからとの言葉に、はい、と一度頷きを返して。
注文には、すぐさま侍女を呼びミルクを持って来るよう言いつける]
かしこまりました。
[言われるままに、一礼して窓辺に近寄り、手を掛ける。
庭園にて、金髪の青年と話す茶髪の少女の姿が視界に入った。
退屈させないようにするのも使用人の役目であるし、
客人の手前だからと叱責する事はなけれど、一瞬目を眇めた]
気候は暖かいですが、風は少々冷たいようです。
お身体を悪くされぬよう、お気をつけ下さい。
[窓を閉め入り口傍へと戻ったところで、
丁度運ばれて来たミルク入りのポットを受け取り、卓上に]
[女がミルクティを好むのは、猫舌である事を隠す為でもある。
ダージリンのような香りの良いお茶は、執事がしたようにストレートでいただくのが常なのだから]
[麺を寝かせる時間や水の配分をぼけーっとしながらも脳に記録していて本を閉ざした。が、この辺職種とは一切関係ない。この知識が使用されることはほとんどないだろう]
刀鍛治やら細工やらの本のほうがいいんだろかな
[あまりにも今更のことをいいながら、読み終えた本を所定の位置に返そうとして……どこにあったのか思い出すのに悪戦苦闘する]
どこだっけか…
[そして書庫の広さに呆然。ある程度の位置ぐらいは覚えれていたのがせめてもの僥倖だっただろう、しばし目を走らせ続け……どうにかなったが、疲れはててしまった]
あー…ん。また後でにしよ。ってか麺とか見て腹減った。
[と、後でまた来ようと決めつつ疲労感を滲ませながら書庫を後にしてホールにでも戻ろうかなとか思いつつ、微妙に迷いそうな予感がひしひししている]
[有能な執事の素早い対応を眺めながら、苺を口に運ぶ。
窓を閉める後姿に、庭にいる客人――正確にはその連れの獣――について問いかけようとして、眇められた瞳に口を噤む。伊達に客商売はしていない]
ハァン、身体を冷やすのはよくないものネェ。
気をつけるわァ。
[ミルク入りのポットが届いたのを見、カップを空にして置く。
お代わりをと眼差しのみで促しつつ、なんでもない世間話のように問いかける]
ギュンター様は随分とお顔が広いのネェ。
変わったお客様も多いのかしらァ?
…珍しい獣をお連れの方もいらっしゃるようですわァ。
[ふ、と表情が穏やかになるのは、相棒と少女の間の和みの空気のためか]
趣味が高じて、仕事になったようなものだし。
それで楽しくなかったら、一体なんなんですか、とね。
[くすり、と笑ってこう言って]
それに、自分のペースでできるから、そういう意味でもラク。
人のペースを大切にしなきゃなんない君に比べれば、全然お気楽なもんだよ。
こっちだっけか。
[自信なさげに歩きつつもしっかりとホールのほうへと向かっている。
外はなかなかにいい天気だ。とぼんやりと中庭を眺めていると。そこには人が二名。
見たことあるようなないような。…いや、ある。あの赤い宝石のもふもふは印象には残っている。
確か幾度か店に顔を出したような。そういえば昨日ちらっとみた芳名録にも名前がのっていた気もする。彼も招待客か。
そしてそのもふもふをなでている自分と同じ年か少し下か、それぐらいの茶色い髪の少女。こちらは会ったことあるかどうか曖昧だが、服装からしてここの召使の一人だと予想がつく。
あのもふもふをなでるのは羨ましい。]
そういや、他の招待客とかに全然あっていなかったなー
[ブリジットには昨日偶然あったけど。と思いつつ。挨拶するべきかせずに通り過ぎるか。
別にほうっておいてもよかったけど、そういえば自分の客間はどこなのか聞いていなかった。(正確には聞き流したためわからない)ことを思い出し、召使がいることにちょうどいいか。と中庭に足を踏み入れた]
[スッとローゼから指を離すと]
そうですか。それならやりがいもあるんでしょうね
[くすりと笑うエーリッヒに微笑み返す]
そんなことありませんよ。私はそれも含めて好きでしているわけですから
十分楽しんでいますわ、私も
[視線を向けられれば、澱みない動きで再び紅茶を注ぐ。
空のカップが、先程よりもやや色の濃くなった液体で満ちて。
最後の一滴まで注ぎ切った後に、ミルクポットを手にし、
好みの分量を伺いながら白を混ぜていく]
はい。
様々な年代、様々な職種の方がいらっしゃいますね。
[問われた事に、彼女が何を求めているかは気付いただろう。
が、こちらも世間話のように、素知らぬ振りで言葉を返す]
珍しい……というと、レーヴェ様の事でしょうか。
各地の神話や伝承を研究されているそうです。
以前は、旅をなさっていたのだとか。
[芳名録に書かれている程度の、当たり障りのない事を。
客人の情報を、妄りに己が口にするべきではないから]
[やりがいという言葉には、うん、と頷いて]
そうかぁ。
俺は人を気遣いながら接する、っていうのが今ひとつ苦手だから、それを好きだって言えるのは、純粋に凄いと思えるね。
[純粋に感心した口調で言いつつ。
ふと、新たにやって来た気配に気づいてそちらを見やり]
あれ……飾り職さんのとこの。
君も招待されたの?
[気分転換に足を運ぶ店の息子の姿に、やや、首を傾げつつ問いかけた]
…ん…
[もふもふ]
…んー…
[半分だけ開かれた瞳も、もう一度閉ざされる。
…少女はベッドの上に乗っていた。
家や祖母の家にあったベッドとは比べ物にならないほど寝心地の良いベッドに…今の今まで寝ていたのだった]
…
[…しかし、流石に寝過ぎたのか…
寝返りを打っても寝る気配がない。
寧ろ、段々と目が冴えてきたらしく、深緑の瞳はぱっちりと開かれていた]
[その時、中庭に新たな訪問者が訪れる。その顔はどこかで見た気はするのだがなかなか思い出せない
だが、それを顔に出すことなく、仕事モードのスイッチを入れると]
こんにちは。食事会に招待されましたお客様でしょうか
何かお困りのようでしたら、何なりとお申し付けくださいませ
[女は苺にはミルクが合うと思っているのか、ティーオレに近いミルクティーを望んだ。
滑らかな動きを追う振りをしつつ、神経は耳へと集中させる]
フゥン、そうなのォ。
ザムエルさんは、ご趣味や会の目的の点で納得なのですけれどォ。
他の方がどうして招かれたのか興味深く思えたのですわァ。
…マァァ、伝承の研究ネェ。
あの曰くも…真実か否か知ってらっしゃるのかしらァ。
[とろりとした色のミルクティーを一口飲んで、気に入った様子で瞼を伏せ、その下から窺うように言葉を選ぶ]
ネェン、貴方…お名前は何とおっしゃったかしらァ?
貴方はここの執事ですのよねェ…噂の音は聴いたことがございましてェ?
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