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―丘陵エリア―
[指先で回収した欠片をつまみ、きらりと光を反射させてみる。]
『それ、食べればわたしも大きくなれるのね……』
[ちろちろと舌を出しながら、シチが興味津津と言った目で見ている。]
ゲルダに成敗されちまうぞ。
『……そんなのいや。ハインリヒきらい。』
[さっと腕にまわったシチが、ぎゅうううとしめつけた。
イタイイタイと涙目になりながら、ハインリヒはゲルダの方を見て、声をかけてみる。]
おーい、どうだー?
[ゲルダは取り込み中だろうか。首をかしげるが、ふと自身の布袋に手を伸ばし、取り出したのは蛍石。
それを見て目を細めた。]
Bilde es;wie ein Teevenuschel.
[再度の詠唱で構成された円い刃は、熊もどきの頭に直撃。
その勢いのままに身体を二つに別った。
一瞬の間を置き、クリーチャーは塵と消え失せ、後に残るのは]
完了。
[本を閉じて]
無事か。
[丁度怪鳥を倒したらしいハインリヒに問いながら、熊の消えた辺りへ]
/*
カルメンひくいwwwwwwww頑張ってwwwwwww
ゲルダはダイスMAXかー。
調子良い人は良いようだな。
まっ…こんなものか…っと
[更なる火力には耐え切れずに炎をまともにくらって瀕死の熊の下までいき、指先を額に突きつけると、その指にこめられた意志によって熊は眠りに落ちた。]
さてと…
[通り過ぎた影>>142には気づくことなく。一つ精神を集中させ短く呪を紡ぎ、小さな次元の門を開き、そこに手を入れて引き抜くと柳葉刀が出でる
最も、禍々しい邪気を放ち、刃の腹から腹へと繋ぐ鎖ががちがちと常に揺れているが。それを気にすることなく、振り上げて…そして蒼毛の熊目掛けて振り下ろした]
―丘陵エリア―
お、おお!そっちも終わったか。
シチがこの欠片食って大きくなろうかとか危険なこと考えてるから、説教してやってくれないか。
『な、なんでいうの……!ばかばかばかばかハインリヒのばかばかあ!きらい!
ゲルダ、ちがうの!わたしそんなこと思ってない!!』
[蛍石に目をやっているときにゲルダに声をかけられ、慌てて顔をあげて、何かをごまかすように白蛇のネタをふった。
そのおかげで、ハインリヒの腕にはくっきりとしめつけられたアザが残ることになるが。]
[引きずりおろした鳥はそのまま足と羽ばたきで抵抗をして、
地面に転がり落ちると]
もう、暴れないの♪
[懐から取り出した苦内を牽制で鳥に向かって投げて、
視界の先から鳥の姿を逃さないように、地面に手をつけて]
忍崎流忍法・木の葉舞っ♪
[術の名前とともに木と風の精霊にお願いの言葉を含めて、
木の葉が周囲に舞い上がり、鳥を逃がさないように]
続けて、忍崎流忍法・木の葉手裏剣っ♪
[それで>>147↓↓みたいなことになった]
─湖畔─
そう、くる、か!
……玲瓏たる氷破の吐息、その凍てつく波動にて、流水の勢いを止めん……氷霧の障!
[水の槍に対するのは、氷霧の防壁。
煌めく壁は水の槍の勢いを大きく削ぎ落とすものの、霧を貫いた一部が脇腹を掠めて紅を散らした]
『……アル、あまり喰らうな』
あー、はいはい、このくらいはいつものこといつもの事!
[漆黒の突っ込みを軽く受け流しつつ、カードを一枚、ヴィリーへと投げる]
……猛る火炎は、集いて貫きの一閃とならん……火炎槍!
[紡がれる呪に応じてかけるのは。火炎の槍。
その軌跡を目で追いつつ、今裂かれた傷口に、べたり、と無地のカードを押し当てた。
多くの血を用いるそれは、ルーンカードを写す前準備]
―湖の中―
23個?
へーそんなにあるんだぁ。
[それがレアケースなことを知るのはもう少し後。
いいなーと本当に羨ましがってるかどうか不明な声色でのんびり言いながら、右手を降り下ろせば蛇の上に作っておいた水の槍が降り注ぐ。
水の底に縫い止めもがく様を見れば、だいぶダメージがあったのは見てとれた。]
もう少しー?
んじゃあ次はええと…
[と暢気に構えていたら、戒めがほどけて水の中に帰ってきたうえ、そのまま何処かに泳いで行く。]
あ、だめだよ待って。
逃げちゃだめー。
[と、慌てて後を追いかけた。]
―林エリア―
むぅ〜。
[鳥は意外にも頑丈で、刻むには少し威力が足りなかった様子]
それじゃあ、これならどうだぁ〜♪
[手近な木にぶら下がっていた蔓を握り]
忍崎流忍法・蔓絡めっ♪
[やっぱり木の精霊にお願いの言葉を含めて、
蔓は不自然に伸びて鳥に向かい絡めるようにし…]
/*
どこでくらうかで悩んだとか、そんな(お前。
いや、大きめもらっとかないと、大技使えないこなので。
そのくせ避けキャラなもんだから、もーw
[今度は結構効いてるようで、鳥は苦しそうにもがきながら蔓を引きちぎる。
怒り狂った鳥はそのままこちらめがけて、一直線に飛んできた]
あまいわ〜♪
忍崎流忍法・木の葉隠れっ♪
[木の葉舞いと何が違うのっ!と飛翔がいたら突っ込んだだろう術は鳥の目くらましに]
[ハインリヒのほうを振り返る。
蛍石に目が行くが、しかしその後の騒動(?)に気を取られた為に突っ込むことはなく]
食っても大きくなれるとは限らないぞ。
[シチに目を合わせて、ごく真面目に意見を言った。
その後の懸命の否定をとりあえずは信じたらしく、頷いた後で]
ところで、大丈夫か。
[示すのはシチの締め付けていたハインリヒの腕]
いやー、まさかこうなるとはなぁ。
[見晴らしの良くなった風景。周囲への視界が開くとなぜゆえこうも心がのほほんとなるのか。
抉れた大地。悲惨に切り裂かれた木々。跡形もなくなったクリーチャー]
こりゃまた…なかなか使いどころが難しいぞ
『そんな問題じゃないでしょう。どうするのよこれ』
しかしなかなか懐かしい光景だ。昔もこんなことしてあの迷宮に行くことになったのだなぁ。
[新たに手にした物品の試し斬りをした光景に、昔を思い起こす。
そのときは教室の壁が飴のように溶けていたがとか。思い出はかくも美しくなぜに簡単に浸れてしまうのか。現実逃避だからだ。
そんな主に嘆息するメラニーは主の変わりにさっさと魔獣の欠片の回収へと向かった]
―湖の中―
こんなに多いものなのか、わからんが。
[水の槍が水蛇へと向かうのを見つつ応える。
いまのところ他のクリーチャーの影はどこにも見えず。
水の槍がついでに拘束していた水草もきってしまったようで、逃げていく水蛇にあちゃあ、と額に手を当てた]
ああ、逃がしてどうする!
水の精、風の精、わが望みをかなえよ。かの者の征く手を障る壁を!
[とっさに風を織り込んだ水の壁を水蛇の前に出す。
もっとも風と水だから水蛇は68%の確立ですり抜ける事が出来るかもしれない]
/*
ちょwwwwwwwwwwwwwwww
相棒殿wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺を笑い殺す気ですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
[大地を抉り見晴らしを良くしたときの大音響は他にも響いただろうが、それはともかく、集めた魔獣の欠片に目を移す]
……ふむ…これが…か。
一つぐらいぱくっても…いや、しかし、カードを渡されている以上アルのやつにばれるか。
だが、あいつなら上手くゴリ押しすれば…
[そんな苦悩があったとかなかったとか。
ちなみにメラニーはいつもの...の髪の中に戻って我関せずとばかりに眠っているようだ]
―河エリア・上流岩場(飛翔)―
[そんな激闘を鳥と繰り返してる中、飛翔はというと置き去りにされた場所出かけられた声に]
『あ、ミリィさんとクロウさんでしたっけ。
はい、置いてけぼりに。あんな鬼畜今までに見たことないですよ、はい。
人を盾にするわ、置いていくわ、謝りもしないわで、
たまに面倒だからって、服とか全部その辺に脱ぎ捨ててベッドに行くんですよっ!』
[本人不在なのをいいことに言いたい放題だった]
―丘陵エリア―
『……うん。ごめんなさい。』
[ゲルダに目を見て意見を言われたせいか、すこししょげたように頭をたれたシチ。
なーんでゲルダには素直かなあと使い魔の主が首をかしげていると、腕を指さされる。
服をまくって確認すると、ばっちり跡がついていた。]
ひゃー。これはしばらくは消えねえなあ……。
[あちゃあ、と息を吐いた。白蛇は知らん顔してあたまの上でくるくるとぐろを巻いていた。]
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