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[ベッドの中で、オレはこの先をどうするか考える]
逃げるっても難しいかなぁ。
村への道は自衛団が塞いでるし、海泳いで脱出なんてこんな季節にしたくねぇ。
まぁ、『場』さえ出来て無けりゃ何とかなるっつー話ではあるみたいだし…やり過ごすのが一番か?
[まぁ、『場』が出来ていた時が問題なんだけどな]
どうも条件のうちの「場所」が満たされちまってるんだよなぁ…。
後は「人」か…。
知識はあっても見極めることは出来ねぇし、探り入れて疑われてもな…。
うーん、困った。
[喰ったら分かるって話も聞いたけど、わざわざ事件起こすのもな。
やり過ごせば穏便に済むならそっちの方が良い]
……よし、とりあえず放置しとこう、うん。
[結局オレは考えるのを止めた。
『場』が出来ちまってる場合はなるようにしかならない。
出来て無いなら何事もなく時が過ぎれば解放されるはず。
そんな考えを纏めて、またベッドでごろごろしていた。
この聲がリートに届いてたかは、相手が起きてるかどうかにかかってるだろう]
― 厨房 ―
商人さんだっけ?
ああ、あんまり長いとアレだし、使い切った方がいいかもネ。
その分、開放された時にここの食料持ってちまえばいいさ。
[どうせ処分に困るんだろうしと、ゲルダの言葉に>>198笑って言った。
引き受けてくれれば、食料庫を指して。]
ああ、食料庫の中の、手前側かな。大きな袋の中に入ってるよ。
うはは、期待するモンは作れるか微妙だけど、食えない物は作らないから安心してネ。
[言いながら、腰のナイフは使わずに、備え付けのナイフを探して取り出すと手際良く野菜の皮をむき始める。]
んーん、別に料理人が居るよ。たまーに下ごしらえとかで借り出さる事はあるけどネ。あと、取ってきた獲物を捌くくらいかな。
[とは言いながら、料理の手際は悪くない。
野菜を綺麗に形を揃えて切り分けながら、いくつかはサラダに、残りはスープ鍋に入れて火にかけた。]
― 厨房 ―
そう。本当はね、相棒が居るんだけど。
半年後に待ち合わせだから、故郷に帰ってみたら、この様だよ。
…それは良い考えだね。
[ここのを持っていく、にはつい笑ってしまった。が、結構真剣に持ち帰り検討中である。
指差された食料庫へと視線を向けて]
了解。それじゃあ持ってこよう。
僕の方こそ、たまにしか作ったりしていないから、失敗したら悪いね。
……手馴れてるねぇ。
[ちらと、その手元へと視線を走らせて、感心したように言った。
いつまでもそうしていたら何も作れないわけで、そのまま食料庫へと入る。大きな袋はすぐにわかり、中に入っていた小さな紙袋をひとつ、取り出して運ぶ。持ち運ぶのはたいして辛くはない]
お金持ちだと噂になっていたね。あのお屋敷は。
料理人までいるのか。……獲物?
[他の材料も、ないものはちゃんと食料庫にとりにいったりして、不思議そうに尋ねた]
―広間→風呂場―
よ、と。
こうでもしないと入ってくる奴らがいるからな。
[使用中の札を出し、風呂場の中に入る。
とりあえず、お湯の状態を確認したあと、お湯を焚きなおしたりする。
お湯が温まれば、服を脱いでバスタブにつかるつもり。**]
―(???)―
「はぁ、ゼルギウスはどうしてるのかしら。ちゃんとご飯食べてるかしら、変な人になんでもあげるからっていわれてついていってないかしら]
[いやいや、俺もう二十歳だから。ってかガキの頃でもそんなことないし、そもそも自衛団に連れられたんだから]
「頭なでてもらわないと気が乗らないじゃない」
[大人なんだからしっかり仕事して]
「体調を崩してないかしら。心配だわ」
[崩してる暇もないんだよ]
「ゼルギウスーー!!」
「あんぎゃーーーーー!!!」
[後に、ちょうど巡回中に通りがかった自衛団員無残な姿で発見され――]
―二階の一室―
はっ…夢…か。正夢みたいだ。
[なんとなく男性の苦悶の声のようなものが聞こえる気がするが、それはきっと風がそういう風に聞かせているのだろう。
まあ真相は興味ないしいいよね。うん。]
―二階・双子部屋―
[エーファとはそのまま同じ部屋で一緒に寝ることになった。
隣の部屋が空いてることを後に知れば、二人分かれるかどうか、エーファしだいで自分は決めることになるだろうか]
んー…
[ベッドに横たわりおとなしくしている二人は、他人から見ればどっちがどっちか区別がほぼ付かないかもしれない]
んっ…
[やがて目を覚まして、目をこしこしとこする。
見覚えのない部屋とぼんやりとした頭出しばらく固まることになるだろうか]
人狼かぁ
[まあそんな母のことはさておいて、薬師の寝起きは強い。
というのも寝ていたって起こされてすぐに動かねばならないことがあるのだから自然そうなる。
だからでもないが、寝起き早々人狼というものを口にした。
エーリッヒは詳しく調べているらしいとも聞く。実在するとも聞こえた。]
…何にもおきずに解散ってことにならんかなぁ
─広間─
[厨房の方に人の気配はあるようだが、そちらに行っても邪魔になるような気がして。
とりあえず、暖炉の傍に寄って、椅子の一つに腰を下ろして半ば、目を閉じる。
肩の上の真白の猫は膝の上に降り、案ずるようにぱたり、と尻尾を振った]
……なんて事ない、って。
こうやって、のんびりしてれば落ち着くんだから。
[その様子に気づくと苦笑を滲ませて。
真白の頭をぽふ、と撫でた]
[呟きも思考もそこでおわる。ブリジット>>166にいわれてるからでもないが、無理に考えても仕方ないのである。身支度を整え、部屋を出た。
ちなみに、特に意図してもなければ気づいてもいないが、患者の一人のエーリッヒの隣の部屋であったり、ブリジットの二つ隣(アーベルの隣)の部屋だったらしい
そのまま部屋を出て、廊下を歩き階段を下りて、広間へと向かった]
― 二階の一室→広間―
─二階・自室─
[ベッドでごろごろしていたら、だんだんとお腹が空いて来た。
流石に何か食わないとなー。
仕方無い、起きるか]
[勢いをつけて、オレはガバッと起き上がった。
そうでもしないとまたベッドに戻りかねなかったからな]
……さみっ!
[案の定、空気はひんやりしていて、オレは思わず声を上げた。
上着を羽織ると櫛と昨日使ったタオルを持ち、髪ゴムを手首にはめて廊下に出る。
廊下もやっぱさみー!
オレは長い髪をそのままに、右奥から二番目の部屋を出発し、櫛とタオルを持たない手で反対の腕を擦りながら階段へと向かった。
ぴょいんと寝癖が立っていたかもしれないが、鏡を見てないからオレはまだ気付いていない]
―広間―
や、エーリッヒさん。おはよう。
はやいね…もっとはやい人もいるみたいだけど
[音がする厨房に一度だけ目を向けてから戻し]
んで、気分はどう?
[そうして注意深くエーリッヒを見つめながら、半ばどころかほぼ毎回になっていることを聞いた。]
― 厨房 ―
あらら、そりゃ相棒サンも大変だ。まぁ半年後なら時間に余裕、ありそうだけど。
でしょ?日持ちするモンもあるから好きに持ってくといいよ。タダだし。
[ゲルダにその気が見えれば>>204、こっちの腹は全く痛まないのもあって気軽に言った。]
塩と砂糖間違えなきゃ大体大丈夫さネ。
使用人になる前に料理人の修行に放り込まれた事もあってねー。
[言いながら、こちらは手を動かし続ける。
多少余所見をしてもナイフで手を切る事はないくらいには手馴れていた。]
そうさね、料理人に、執事にメイドもいるし……ん?
ああ、趣味で狩りに行ってんのさ。
この辺りなら兎とか、小さいのしか捕まえられないけどネ。
たまに遠出もして……まぁうっかり帰りが遅くなってこの事態に巻き込まれてるんだけど。
[そんな事を言いながら、野菜と干し肉を入れたスープの味を見て塩を足し、程よい所で火を消した。サラダに2種類の厚さに切ったハム、バゲットにバターと蜂蜜を用意して朝食は完成した。]
―→二階・廊下―
そっか、そうだった…。
[いろいろと思い出すと、思わずため息をひとつ、エーファはまだ寝ていたのでそっとその髪を撫でる。
まるで自分のことを撫でているような錯覚を時には覚えて]
エーファ、俺は先に下に行くから。
何か状況変わってるかもしれないしな。
[軽くゆすって、少し目を覚ました様子のところにそう声をかける。
寝ぼけているようにも見えたのでうまく伝わってなかったかもしれない。
軽く身支度を済ませると、着替えなどもって来てはいないので昨日と同じ服のまま廊下へとでた]
― 厨房 ―
遠くにまで買い付けに行くんだとかでね。最近奥さんが出来たもんだから、二人旅にしてやったんだ。時間も長めのほうが良いだろうし。
タダっていうのはやっぱりおいしいね。
[アーベルの言葉>>215におかしそうに笑った。自分もなんら痛まないので、商売品にもしてしまえそうだとか思っていたりもする。
材料全部の確認を終えて、水も用意して、生地をこねはじめて]
随分色々な経験があるのか。
でも、料理は作れたほうが便利だし、良いことだねえ。
……熊とか大きいのが出てきても困るだろう。子供もいるんだし。
[小さいの、というのは苦笑気味に答えて]
しかし、それも災難だね。
遠出した分良い獲物がとれてたんならいいけど。
[言いつつも生地はだんだん形になっていき、そちらが終了したのを見れば、先に食べているようにお願いした**]
僕はもうちょっとちゃんとやっておくから。紅茶なら、茶葉、昨日出しておいた中にあるからつかって。
ない、けど?
[先を促すように口にすると発作がした>>216という言葉がエーリッヒより帰ってきて嘆息して、荷から羊皮紙を取り出してみて、うーむと悩む]
まあこんな事態なので倒れるのは一概にエーリッヒさんが悪いということじゃないのですけどね。
[冬であることに加え、昨日>>113でいったような、極度の緊張。不安定な精神に陥る環境によるものが足されてるわけだ。そしてしばし悩んで]
……昨日増やしたばかりですし、きついときは専用の薬を飲んで、また後でおかしくなったら教えてください。
ここだと飲み薬ぐらいしか渡せないし、それをこれ以上増やすのは微妙なんで…
今みたいにゆっくりしてもらうのが結局は一番ってことですけどね。
[羊皮紙を見て...が考えれる結論は結局そうだったらしい]
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