情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
!! 「っ……は……」
[不意に外が騒がしくなり、まずはエーリッヒの声、続いてブリジットの声が聞こえてきた。
すぐに後を追うべきかとも思ったが、それで何が得られるわけでもない。
すでに事切れている者が戻ってくることはないのだ。
ゆるりと、した動きで、鎧戸を全開にし外の様子を覗っていると、昨夜穿たれた穴の周りで騒ぎが起こっていた。]
やはり……。
[一部始終を観察し、レースのカーテンを引き、廊下へと向かうと、主だった者の気配を階下に感じる。
(イレーネ、エーリッヒ、オトフリート、エルザは気配を感じる。
ブリジットは先に見た、ユリアンは把握できていない。 それと……ハインリヒ、ペアトリーチェにアーベルか)
誰が殺られたんだ。
[上から、階段の下の方へと声を通し、自身はハインリヒの部屋の前に立つ。]
[ハインリヒかベアトリーチェかのどちらか、あるいは両方かしか居ない、と思いつつも一応は確認してみる。]
(一番危険であるのはハインリヒだ、昨夜の哀れな犠牲者が彼だとしたら……何もやらないうちに葬られてしまうのはあまりにも無常に過ぎる……な)
そう思い扉を叩き、ハインリヒの名を呼ぶ……が]
(そういえば、彼は確か)
[昨夜、確か居間で転がっていたのではなかったか。
冷静になると、確かにそうだ。 ならば、夜中に移動していない限り室内から返答が来るわけはないのだ]
―居間―
[部屋に下りたあと、エーリッヒの服装を見てため息をひとつ]
[イレーネの言葉と、エルザの言葉を聞きながら、とりあえず毛布を探す]
[投げる]
かけときなさい
[まったく、と呟く]
[エルザの歌は、綺麗だ]
[そっと、穏やかな微笑を口元に浮かべる]
[外では、人が、死んでいるというのに]
[アーベルが行ってしまった、という言葉]
[どこに行ったのだろう]
[あとでスノーマンに、ホットワインでもご馳走してあげようかと思う]
[しばらくエルザの歌を聞いていた]
[目を閉じて]
[と、上から響いてきた声に]
[少し、悩んで、階段に]
[しかし声の主は見えず][上ったところで、へたりこんでいるザムエルを見つけた]
……大丈夫ですか?
[思わず、一言]
[それから問いを、思い出して]
ベアトリーチェと、アーベル……だと。
―二階廊下―
─一階・居間─
……うわっと!?
[突然飛んできた毛布に驚いて。一体、何を言われたのかと、しばし、戸惑う]
……あ。ああ。
[戸惑いながら、毛布を肩にかける。予想以上に、身体が冷えていた]
……そう言えば。
[ベアトリーチェの機械犬はどうしているんだろうか、とふと思い出す。少なくとも、外では見なかった。
部屋にいるんだろうか。それと、ペルレ。置いてきた。
そんな事を考えていると、上からの問い。それに答えるように、オトフリートが階段を登って行くのが、視界に入った]
―一階・居間―
[熱に、窓の冷たさは心地好かった。暫くそうしていたが、幼馴染の動く気配に、す、と身体を離した]
[旋律を紡ぐエルザに寄添うようにしているブリジットの姿は見えたが、自分は接しないのが一番だろうか、と。
耳に届く歌声の心地好さに、目を細める]
そうか……ありがとう、オトフリートさん。
それで、ハインリヒさんは。
彼は居間に居るのか?
無事なのか?
[冷静さを極力保とうとしているが、少々浮ついている様子が見て取れる。 自身でも何故ここまで彼に肩入れをするのだろうと、意識の片隅ではいぶかしんではいても、それで落ち着きを完全に取り戻せるわけではなかった。]
[花の溶けた透明な容器を置いて]
[温かなココアを入れる。自分用と、それから、皆用に。
流石に食事を作る元気は無かったが。
置かれたままのフレンチトーストや、フルーツグラタンが視界に入る。
はく、とひとつ齧りついて。甘い味。
ああそう言えば、と。聲を思い出す]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新