情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─住宅街・アヤメの家─
あ、本当。これ買うと結構高いんですよ?
味の違いとか、良く解らないけど…香りが良いって聞いたことがあって。
[アヤメの負担にならぬよう、出来る限り普段通りに振舞って。
二人で紅茶を準備し、パトラッシュとレッグの元に戻って。
各々の手元に紅茶が渡って少しして、パトラッシュから出てきた言葉に。]
………嘘じゃ、ないんですよね。
[上司に電話をした際に、マニュアルには軽く目を通していた。
そこには確かに非常事態時の対処についても書かれてはいたが、あの時は誤作動だろうからと、大して気に留めていなかった。
けれど。現状では、その事実が重くのしかかって。]
─住宅街・アヤメの家─
[殺し合う必要がある。覚悟しなければならないと。
それはつまり、此処にいる誰かに銃を向けなければならないかもしれないということで。]
……そんなこと、できるわけない…
[微かに震えながら小さく漏れた呟きは、誰かの耳に届いただろうか。
静かな部屋の中響いていた、かちゃかちゃとカップとスプーンが当たる音が途切れた刹那、アヤメが急に立ち上がってどうしたのかと驚いたが、駆け込んだ先を見て、あぁ…と。
かくいう自分も、これから先に待つ事実を受け止め切れなくて今にも倒れそうなのを堪えていたから。
けれど、自分よりもアヤメの方が心配で、立ち上がり閉められた戸に近付いて声をかけた]
…─…アヤメさん。
[名を呼んで、けれど何をしてあげられるのかわからなくて。
只彼女が落ち着いて出てこられるようになるのを待った。]
─住宅街・アヤメの家─
[アヤメが落ち着いて出てこられれば、集会場へと移動するだろうか。
皆連れ立って行くというのなら、少し逡巡し顔を横に振って]
ごめんなさい…皆は、先に行って?
私…探したい人がいるの。
時間はかけないわ。
見つけたらすぐに追いかけるし…
心当たりのあるところにいなかったら、諦めるから。
…ダメ、かしら…。
[そう言って、皆の顔を見。
了承を得られれば、礼を言って一人*行くだろう。*]
[内から溢れる紅い色。
知覚した華の意識は数秒で染められた。
其処へアリシアの問い掛けが伝う。]
……はぁ?
生きたいか、って?
生きたいに決まってるじゃない。
どんな手段を使ってでも、生き抜く心算よ。
[囁く声は高圧的に。
そして、まるでアリシアを嘲笑うようにも聴こえるかもしれない。]
ねぇ。
[そしてアリシアへ呼び掛ける]
死にたい、なんて思ってないよね?
まさか、ね?
……貴女も生きたい。
どんなことをしても。 そうでしょう?
[くす、と笑いが混じる]
ねぇ、あなたの周りには、誰か、居るの?
[愉悦]
居るのなら、それは大事な、人?
[唇に残る吐瀉物を舌先で舐め取った]
……大事な人なら。
あなたの「生きたい」っていう覚悟。
本当かどうか、見てみたいなぁ。
生贄、でしょう?
[都合のいい解釈で、アリシアを追い詰めるように
紡ぐ言の葉は、まるで凶器の*ように*]
私の言葉の意味。
聡明な貴女になら、解るわよ、ね?
[名の無い女は何処までも高圧的に]
あなたに、「任せる」、わ。
あなたの言う、覚悟。
見せて貰えるかしら?
[意識の囁きは其処で一度、*途切れた*]
そう…。
[ずいぶん鮮やかな印象になった人に、少し瞬くが、それも一瞬。
嘲られ侮られるのは慣れているため、それに調子を変える事はない。ただ静かに見据える。]
聞いておきたかっただけよ。私は貴女を知らないから。
覚悟も、貴女の大切な人も。
[ただサイキッカーという立場と、生きたいという意志だけは同じ方向を向いている。
棘を向けられても、涼やかに花を見た。]
[高圧的な声を、ただじっと聞いていたが。]
……ナナ、一つだけ言っておくわ。
貴女が誰に棘を向けても、私は止められはしない。
けれど、ぼっちゃま……マイルズ様に手を出したら、私はあなたを許さない。
あの方だけは、絶対に。
[その時だけは涼やかな色は消え、冷たい殺気を隠さなかった。]
あの方は、私の証。私が生きる事と同じ意味だから。
それだけは覚えておいて頂戴。
[通信が切られる前に、短くそう告げ警告した。
もう一人、死なれたくない人はいる。けれど、それは―――*目を閉じ秘めたまま。*]
中
なお今回は相談なしのGJ出ようが襲撃被りがでようがOKOK突っ走れ!
てな具合でお送りしております。
パショーン。
[そんな対峙をしていた為、ナナに話そうとしていた事柄は伝え忘れてしまっていた。]
でもあの調子なら大丈夫かしら。マニュアルを読めば気づくでしょうし。
私たちがここから出るためには、「市民が対応できない」という所まで状況をもっていき、外部からの介入を待たないといけない。
おそらく、脱出するチャンスはその時だけ。
そしてそれはつまり、自分たち以外の者を出来る限り殺さなければということ…。
[もしマイルズ以外を殺しきってまで介入がないなら…という事は今は考えないようにした。]
もう少しあの人達が強かったら、暴動に紛れて逃げられたかもしれないけど…。
市民と相打つようじゃ期待できなかったかしら。
[調べた彼らの計画は、彼ら死んでしまった今現在は、もう使えないものだった。]
ほんと、役に立たない人達だわ……
[冷たい言葉と同時に、ほぅと小さなため息が*零れた。*]
中
ん?あれ、wiki見誤ったか?
変に無駄予備知識は埋め込まれてるから変な事まで覚えてるのかも…うわぁ…。
何かあれだったらごめんなさい…。
―集会場・広間―
[目の前にはモニターが一台]
……んー。
[漢字の多い文面は、元より苦手なのと割れた右レンズの所為もあって読み辛い。
エリカの言葉を聞いて、漸く大体の意味を把握した程だ]
ころしあい、かぁ。
[その彼女も何処かに行くと言い、他の青年2人もそれぞれ別の方へと消えて、ここには1人きり。
休んだ方がいいという忠告も耳には入っていたが、未だその場から動く気はなかった]
ようするに、『サイキッカー』をころせれば、いいんだよね。
『ギム』だし。
[首を傾けながら、また独り言。
壁に残る新しい血の跡が、眼鏡の端に映る]
でも、だれなんだろ。
見た目にとくちょうとか、あるのかなぁ。
[反対側に首を傾げる]
……カルくんは、どうだったんだろう。
[放送で名前の上がらなかった、後輩の名。
それに気付いたときには、眉を下げこそしたものの、特別取り乱したりはしなかった]
[向かいのソファーに腰掛けると、鈍い音をたてて軋んだ。
布が破れて綿がはみ出したり、部分が欠けてはいたけれど、ソファーとしての機能は保たれている]
……あ、そうだ。
[今更ながら携帯端末を取り出して、『さきにいってる』短いメールを後輩に向けて送信した。
本当は一度戻るつもりでいたのだけど、放送が掛かった為にそのままこちらに来たのだった。
操作を終えれば端末をしまい、ソファーに凭れるように身を沈めて]
はらへったなー……
[緊張感のない言葉を*呟いた*]
―商店街・パーツ屋―
[目を開け顔を上げると、真っ黒のディスプレイに自分の顔が映しだされた。]
うわ…ひっどい顔…。
[髪は乱れて跳ねた所があったし、頬に少しキーボードの跡が残っていた。
髪を軽く撫でつけ整えて、ぐいと頬を擦るものの、型はまだ少しついたまま。
とりあえずの身支度を整えれば、ふとディスプレイに凭れるようにマニュアルが立てかけてあるのに気づき、それを手にした。
ぱらぱらと中を捲るが、モニターに映し出されたものとさして変わらない内容が書かれてあり、結局殺しあう事が変わらない事を知れば小さくため息をついた。
閉じる前に、最後の方にあった一文に目がとまる。
「市民が対応できない状況になった場合、外部からの介入の可能性が――」]
外部の介入…。
[具体的な事は書かれていないが、どうせ碌なものじゃない、そんな事を思った。]
…見つかって、閉じ込められて、どうにもならなくなったから暴れたのかしら。
[雷を使ったサイキッカー。あの炎の事もあるし、この惨状をみる限り、1人ではすまない数がいただろう。]
…どのみち、ずっと閉じ込められたままなんて事、ないわよね。
いつか解除される時がある、その時がサイキッカーの逃げ出すチャンス、なら…
[どうにもならない状況を作り出す為に、何をするか。
―――ぱたりとマニュアルを閉じ、元の場所に戻しておく。
何一つ好転しないだろう事柄を予想するのは、そこでやめた。]
……戻らないと。
[時間はだいぶ過ぎ、約束の刻までそう猶予は*なかった故に。*]
―住宅街・アヤメの家―
[下ろしたままにしている方の手に触れてくる柔らかい感触。
はたはたりと瞬いて司書の顔を見返し、ほんの少しだけ笑みを浮かべた]
いらなくなる?覚悟?
[兄の言葉には疑問が幾つも浮かぶが、落ち着いてからと言われればまた頷いて]
あ…んや、同じで。
紅茶も嫌いじゃない。
[どちらかといえば珈琲党なのだが、別に頼むのも微妙に気が引けて。
手伝うと席を立った司書と作家が二人台所に向かう背に言った。
配られた紅茶はとても美味しかった。
だが、一息ついた所で。気遣われながらも、変えようの無い現状の説明が兄から語られ]
…殺し合う…。
[カップを手にしたまま俯き、むっつりと黙り込んだ]
―住宅街・アヤメの家―
[震えるような小さな呟きは届いたような届かないような。
反応しないうちに家主の方が席を立った。
届いてくるのは水の音。けれど如何したのかは何となく予測がつく]
ラッシュ。
でも、それが義務、なんだよな。
[疑問系ではなく確かめるように兄へと尋ねた]
…同じなんだ。
同じなんだよな。
[小さく口の中で呟く]
『サイキッカーを排除するのは市民の義務』なんだ。
だから、カルも殺さなきゃならなかったんだ。
[自己暗示を掛けるかのように頭の中で繰り返す]
もう一人殺したのだから、同じ。
皆も同じ…。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新