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にんじん食べさせたのがまずかったのかしらね。
[怪しい人からものをもらうから、と聞けば、後をついで]
[怪しい人、に対して否定はしなかった]
だから我等は人を喰らった。
[どこかから響く声にも淡々と。][声は二重に重なって。]
私たちの結末は、もう終わってしまったから。
誰かの結末は、誰かの物。
それがしあわせかどうかなんて、しらないし、どうでもいい。
[計れないから。][見ているだけだから。]
ふぅん。
だったら、あげちゃえれば良かったね。
ぼくの代わりに苦しんでくれれば。
そしたら、死なずにすんだかなぁ。
[駆けて行く蒼い狼。]
あーあ。ばかだなぁ。
――死んじゃえば良かったのに。
[ぽつり、ぽつり、
斑の蒼。
内なる声に流石だ、と答える声は幻聴だったろうか。]
[静止というよりは。
同じように行きたかった。
だが。
身体がもうついていかない]
殺さ、ない、で…。
それ、を、望ま、ない、人、を……!
[兄は望んだ。
けれどアーベルは望んでいなかった。
そして恐らくは今も]
何、か…。
[クレメンスを見上げる。
何か手段があるのなら]
乾いてはいないみたいだけれど。
それでもその衝動は。
誤解されても知らないから。
[遠い世界から伝わる衝動に。][やれやれといった様子で。]
そうね。貴女の結末は、既に終わって貴女のもの。
この綴じられた空間の結末は、最後に残った誰かのものであって、
冥府の住人たちには与えられない。
[続けられた少女の言葉はまるで唄う様。
女は機嫌をよくしたようにあとをつづけて。
やがてもと教え子に目を向ける]
だから仮定は、したくないの。
…生きる事は、背負う事だよ。
背負わず目を背けて、目先の幸せに逃げる者は、ずっと追われ続ける。
…彼はいつか、求めた力を得て彼を追い、
…彼はいつか、内なる獣に負けて彼を喰らう。
離れなければ、必ず。
[昨日と同じように、声を辿る。
否、辿るまでもなかった。
冴え冴えとしたひかりに照らされる、蒼。
薄闇に包まれた世界でも、鮮やかに映える色。
浅くなる息は、急に動いたせいだけじゃ、ない]
――アーベルっ
[何も考えていなかった。
ただ、名を、呼んだ]
あんな規格外の代物、早々殺せねえけどな…って
[止めるまもなく、言ってしまうユリアンを見て苛立たしげに舌打ちを一つ打って]
そんなの知るか。ハインリヒ。俺は人狼じゃないんでね
[そしてユリアンに続くように扉、外へと]
[男は、ダガーを手にしたまま、ユリアンの後を追うように扉を開ける。白い雪の中には、蒼き狼]
アーベル、か?
[初めて見る姿に、ごくりと喉を鳴らした]
[名を呼ばれ、そちらを見る。
ゆるり、傾げられる、首。
開いた口からは、やはり、吼える声だけが響いて。
蒼の風は、何かに突き動かされるが如く、現れた者たちへと、駆ける。
雪の上、跳ねる。
蒼]
人狼にはもらえない物らしいから。
生まれる前に、押し付けてくれれば。
[彼女の苦しみは解らない。][同じように、自分の苦しみも伝わらないだろう。]
[生まれる前にもらえれば。][最後に彼に。あんな事を言わずに済んだだろうか。]
いつかは死ぬよ。
誰も、かれも。
[それまで待っていられるかなんて。][分からないけれど。]
何かなんて。
俺が何か出来るとお思いですか?
[シスターの言葉に器用に片眉をあげてみせる]
って、イレーネ君、無理をしてはいけませんよ
[蒼い狼が雪を蹴り跳ねる、男は前方にいるユリアンを思い切り横に突き飛ばす]
退け!!これ以上、殺させたいのか?!
[右手のダガーは、狼に向けられている]
[こちらに向けて駆けてくるアーベルを見て
瞳の奥には朱金が宿る]
結局こうなるのな
[悪態をつきながらも、懐から短刀を一つだしその瞳を狙って、投げつける
最も当たるなどと微塵も思っていないが
投げつけると同時に、二振りの剣を抜く]
[背後からの気配と、声。
振り返り、叫ぶ]
駄目、……っ!
[駆ける蒼は見えなかった。
突き飛ばされた、と気づくには間があった。
雪の上を転がる]
[ハインリヒの動きを視界の隅に捉えつつ。
飛来する、気配。
蒼狼は素早く横へと飛びのいて、それを避ける。
低い唸り声には、微かに苛立ちの響き。
双剣を構える巨漢へ向けて、蒼は再び、雪を蹴る]
…アーベルさん、なんですね。
[残された人狼]
[外に向かう男達を見守って]
[イレーネを庇うように側に]
殺す事を望まないものを殺す、という事は
誰のためにもならない…
それではシステムに抗う事にはならない。
戦いたいって、言ってたっけ?
[緋色の世界に、零れる、コエ]
……でも、結局、まともにやりあえなかったんだよね。
[最初にその存在に気づき、最も強い畏怖を感じていた、銀。
そのコエを、コトバを。
ふと思い返しつつ、呟いて]
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