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「…ユリアンは、優しいから…」
[ヴィントの言うように気にしていないと楽観はできずに、少女は落ち込みからなかなか立ち直れずにいる]
「聞いてみるって…」
[その意味は判るような気がしたが、そんな勇気は更に無い]
[向けられた、ややぎこちない笑顔に笑みで返して。
それから、台の上に置いたままだったオカリナを再び手に取る]
取りあえず、なんだ。
落ち着いたら、見てってくれな、俺の細工?
[軽い口調で言いつつ、再びオカリナを奏で始め]
『フェーンが優しいのは、確かだけどね。超重度の鈍感だけど』
[ネズミ、やや首を傾げつつ、さらりとこう言って]
『うん、その方が早いと思うよー?』
[これまた、平然と]
今まで祭りと休暇が重なることがなくてね。
ずっと来たいと思っていたら、今回は運良く休みが貰えたんだ。
[方向音痴はこの村で知っているのは恐らく一人だけ。多分]
おまけ…
[一体どんな豪気な店員だったのだろうとちょっと思ったが]
では、遠慮なくいただこう。
[礼を述べてから一口齧り、口内に広がる甘さに頬が緩む]
…ん、美味いなこれは。
んー?ちょっと人見知りさんなのかな?
ま、いきなり知らない人ばっかのとこ来たんじゃしかたないかー。
[にこにことしゃがみこんで笑顔で覗き込んでみたりとか。]
[相棒がそんな会話をしている事など露知らず。
オカリナの音色に自身の力を託し、風に乗せて、ふわりと村の周囲を巡らせる]
……結界……か。かなり、強く張ってある。
本気で閉じ込めにきやがったなぁ……。
[さてどうするか、と思いつつ、調べを紡ぐ。
捕まる意思はさらさらないのだが、動きは封じ込められているも同然。
如何にすべきかと思案を巡らせつつ]
[他の団員から、何サボってんだと叱責の声。]
あー、はいはい、いま戻りますよっと。
[振り向いて適当に返答すると、ミハエルに向かって手を差し出し。]
ほら、いくぞ?
お母さん見てるんだからいいとこ見せて来いや。
男だろ?ん?
[たくさんの人を見ていたから、
子供は二人の人に気づくのが遅れた。
首を傾げる。
綺麗な金色の髪の女の人。
一緒にいるのは、ミハエルだ。
子供はすぐに思い至って、手の袋と顔を見比べる。
でも少年は雪投げをしようとしているように、
子供には見えた。]
えーと……。
[正直、色々と暴れたい気分だったのだが、母の手前、それは出来ずに。
覗き込まれれば、それはもう。僅かばかり、顔が引き攣っただろうか。
差し出された手を、ちらと見るも、それには触れず]
言われなくとも、解っている。
[……むっすりと。]
『…美味しそう』
…何処から見てるんだリネット。
『すぐそこよ。そうそう、結界の綻びを調べてみたけど、案の定ね』
そうか、まぁそうだろうとは思っていたが。
『それともうひとつ』
…ん?
『この村、予想以上に妖精が紛れてる。種類は様々だけど…』
そうか…祭りの気配で読み難いが…
『とんでもないのもいるわよ。じゃ、私は大判焼買ってくるわ』
ちょ、とんでもないのって具体的に…!?
はい、あとで、ちゃんと見せてもらいます。
[幾分か落ち着いた声で言った少女は、ユリアンの奏で始めたオカリナの音に聞き入っている]
そうなんですか。お忙しそうですものね、騎士さんも。
[楽しんで頂けると良いのですけど、と]
[にこにこと食べる姿を眺めながら]
そういえば、これからどちらへ?
[急ぎ足で、人の多い方へ多い方へと逃げて。
気が付けば、なにやら賑やかな人垣と…聞き覚えのある声に、ようやく足を止めた。]
……ぁ。
ご主人様…と、実行委員の人…?
[ナンパされたので顔の記憶はあったものの、名前の記憶はないらしい。]
……ん。
[ゆらり、巡らせていた力に、何かが引っかかった]
……同族の気配……。
[昨日は気づかなかったが、多分、数は少なくない。
はっきりとはわからないが、『力を受けた』人間らしき気配も紛れている]
バカ親父の配下か、あるいは、力押し付けられたヤツか……。
うげ、最悪、孤立無援ですか、俺?
[あり得なくはない]
[子供は、なんだか仲のよさそうな(※主観)
三人の姿に楽しくなった。
にこにこしながら、あたりを見回す。
そこに女の人を見つけた。]
ええと、裏口の人で、ふったひと。
それで。
綺麗な踊りのお姉さん。
[子供は頬笑みを灯らせた。]
まぁ、確かに休みは少ないかとも思うけどね。
充分に楽しませてもらってるよ。
[街の賑やかさとは少し違って新鮮だ、と周りを見回し笑って]
んー…今は特に目的地というのはないかな。
[ぺろりと大判焼を食べ終え、行儀悪く指を舐める。
単に迷って今日は諦めたなんて絶対に口にしない]
[青の瞳を、空に向ける。
心なしか、そこには陰りの色があり。何事か、悩んでいるような様子も伺え。
……それはそれで、色々とらしくないというか何というか、なのだが]
[ヴィントの言葉を思案しながら、少女はオカリナの音に耳を傾ける]
「彼に心の声を、届ける…」
[出来るだろうか、と考える。オカリナの音に心が揺れる]
「ユリアン…」
[それは、意識しないうちに零れ出した、こえ]
[よく似た金の髪を持つ三人の微笑ましい様子(主観)を、静かに笑みを浮かべて遠くから見守っていると。
どこからか、あどけない声が聞こえて。]
……?
[「踊りの…」という言葉に、そちらを見れば、こちらも金のをもつ、少女が両手に袋をいくつも持ってこちらを見ていた。]
…こんにちは。
[主に綿菓子をくれた少女と気付いて、にこ、と笑み。]
[手渡された雪玉を、革の手袋を嵌めた手で、確り掴む。
やけに真剣な表情で、的をじっと見詰め。
赤い線から、出ないように]
[母の方は、ユーディットの姿を認め、ショールを掻き寄せつつにっこりと笑みかけ]
……え?
[呼ばれた気がした。
それも、基本的には同族と、そして相棒としか交わせないはずの、意識の声で。
しかも、この声で呼びかける者が使う名前ではなく、人としての彼の名前で]
……な……え?
[その上、声に覚えがあれば。尚更驚きは増す訳で]
……なんで?
[最後に出たのは、疑問の声]
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