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…大丈夫?
[抑揚の乏しい声。
それでも厨房に向かう足取りは早く、水を汲んで戻ってくる]
舌、冷やして。
それと、熱いから。食べる前に冷まして。
[とん、とテーブルにカップを置いて]
[たぶん、と付いた言葉を復唱]
あっている。
[動きは止まり、乏しい表情ながら、何かを考え込む様子]
…嘘や冗談でないなら。
何かの勘違いの可能性は?
[子供の言うことと切り捨てても良いのだが]
過去にあった事実、ね。
教会はその対処法も知っているというわけか。
で、お前もそれを知っている、と。
[軽く腕を組んだ姿勢で、伏せられた翠を見る]
そこから導き出されるのが。
見つけ出して、殺せということになるのか?
[昨夜は口に出さなかった部分。
冷静に、淡々と尋ねる]
[人狼はお伽噺では無い]
[そう口にした少女は少し離れた場所で食事を続けている]
[その合間にゲルダと話しているようだが、意識はそちらではなく傍に居る人物へと向き]
そう、かもしれないな。
ありがとうウェン君。
[食事を用意すると言う青年に礼を言って]
[気を落ち着けるように深呼吸をしていると、目の前にカップが差し出された]
…ああ、ありがとうベアタ。
良い匂いだ。
[ベアトリーチェに感謝の微笑みを向けてカップを受け取った]
[何度か息を吹きかけてスープを冷まし]
[カップに口を付けて口に含んだ]
[暖かいスープが喉を通り、その温もりが全身へ広がるよな感覚を覚える]
…あったかいものはホッとするね。
ベアタはもう食べたのかい?
[いつもの微笑みが浮かぶ]
[スープのお陰か顔色は僅か朱を示した]
そう。
こうやって……。
[ヨハナは、スープをよそったスプーンを口元へ持っていき、口をすぼめて、二度三度息を吹きかける]
フー。
フー。
[そして、口へと運ぶ]
人の体って不思議なものでねえ。
こうすると、冷たい息が出るようになるのよ。
だから、あったかいものも、冷まして食べることが出来るようになるの。
………
[ヨハナの真似をして、スプーンに掬ったスープに、フー、と息をふきかける。加減が出来ずにスープの半分程が器に溢れてしまったが、さます事は出来たようで、再び口に運ぶと、今度はこくりと飲み干した]
ああ。
[肯定の言葉は短く]
教えられていたし……実際に、対処した事も、ある。
[告げる声は、静か]
『神の威光に逆らいし闇の住人、我らが威信に掛けて打ち滅ぼさん』
……これは、下らん口伝の受け売りだが。
死にたくなければ、殺さなくてはならんのもまた……事実だ。
ええ、わたしはもう…。
あの、精神的なものって聞いたんですけど、大丈夫ですか?
あの!
わたし心配事があっても、おいしいものを食べてると元気になるんです。
だから、薬師さんもたくさん食べて、元気になって下さい!
/中/
傍目には仲の良い老人と孫に見えるが、実質その中身は対立すべき間柄という燃える展開。
とどめさしてくれると嬉しいなあ。
…遭ったのに生きている。
食べられなくて良かったねと言うべきかな。
[二人の会話は口数が互いに少ない分、淡々と]
ヨハナ様は、人狼はお伽話か否か。
どう思われますか?
[年長者の意見が聞いてみたいと、身体の向きを変える]
…そうか。
で、探す手段もあるんだろ?
[静かな声に返すのも、感情の揺れない声]
流石に手当たり次第、ってわけにもいかんだろうし。
そういうことならここに集められた時点で全員アウトだ。
そもそもお前がここに居ないことになるしな。
[あれ、わたし何言ってるんだろ。なんだかすごく馬鹿っぽいこと言っちゃった気がする。]
[赤くなって、わたわた。]
そう。その調子。
[老婆が嬉しそうに微笑む]
今度はもうちょっと息の力を抑えてやるとうまくいきますよ。
[傍から見ると、それはただの仲の良い老人と、孫の間柄に見えたことだろう]
[ベアトリーチェを見送ってから厨房に入り、食事をよそい直す。
念の為、ゼルギウスの分のザワークラフトと川魚のソテーも用意して。
広間に戻ると、「食べられるようでしたら」と言い添えてテーブルに置き、御伽噺を否定する少女からは、やや離れた――ソファ近くの席についた]
……神よ、貴方の恵みに感謝します。
命の糧となる彼らに、用意して下さった方々に、そして頂く我らに祝福を。
[眼を閉じ手を組んで、小さく呟く、祈りの言葉。
己が左手の朱の痕は、とうに意識から外れていた]
[食べたと言うベアトリーチェには、そっか、と呟き]
ああ……ちょっと、不安定になっただけ。
安定剤も飲んだから今は落ち着いてるよ。
[大丈夫、とまたいつもの笑みを浮かべて]
そうだね、美味しいものは元気をくれる。
食べて元気になるよ。
[自分を励ましてくれる様子に嬉しく思う]
[同時に既視感を覚えたのは封じられた記憶が原因だろうか]
[少女に似た子を知っているような気がした]
[ゲルダに問いかけられると、ヨハナが困ったように眉を寄せた]
いない。とは言い切れないだろうねえ。
御伽噺とは言えど、雲か霞かというほど、全く根拠のないところからは、出てこないだろうから。
けれど、そんな存在が身近にいるかどうか、というのは、また違う話。
私には、ちょっと分からないねえ。
もしいたとしても、この枯れ果てた身一つで満足してくれるといいんだけど。
[そう言って、手をほほに当てた]
[薄く目を開ける。
幾つもの声が重なって聞こえる。
和やかな、祖母と孫のような、兄と妹のような様子。
その一方で語られる、“御伽噺”上の生き物の話。
異様だ、と思った。]
……術は、ある。
生ける者を見極める力と。
……死せる者を、見定める、力と。
[二つ目を告げる際に、声は、微かに揺れて]
生ける者から見出す力を持つ者が正しく引き当てられたなら、余計な血を流さずに済むが……。
現実は、そう、甘くは……ない……。
[掠れがちの声。
無意識か、胸元に伸びた手が、服の上から何かを掴む。
陰る翠に、やり取りに不安げにしていた猫がなぁう、と鳴いた]
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