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[示された扉は今までのものとは違い立派なもの]
こんな場所もあったのね…。
[感心するようにしばし扉を眺めた]
何だか他の部屋とは違う感じがするわね。
この城の主の部屋、とかそう言う雰囲気。
そうですか?
確かにそんな雰囲気もしますね。
[少し頭を傾け、蒼い髪の少女を見つめる。]
それじゃあ開けますね。
[男は無造作に緑青の浮いた銅(あかがね)の取っ手を握り、]
[閉ざされた扉を開け放った。]
[扉の内側は、誰かの私室と思しい広い部屋]
[窓には、古びた天鵝絨のカーテンが掛かっており、その隙間から洩れた光で中の様子は窺えるものの薄暗い。]
[男は遠慮も恐れもなくすたすたと中へと入っていった。]
[まずは窓辺に近寄り、カーテンを開く。]
[さっとひといきに明るくなった部屋には、色褪せた絨毯が敷かれ、様々な家具が置かれているのが見て取れる。]
[家具のいくつかには埃避けの布が掛けてあったが、何故か一枚だけ、床にそれが落ちている。]
[それは、繻子張りの長椅子の脚の傍で息絶えた小動物のように蟠っていた。]
[男は窓から部屋の中央に戻る過程でその布を拾い、長椅子の背に掛けた。]
[長椅子の座面は、酷く古びて生地が傷んでいた。]
[――しかしそこにはどす黒い染みはない……]
[開くと共に心中には警戒を。しかしナサニエルは何事もないように中へと入って行く。僅かな驚きはあったが、その後に続きゆっくりと部屋へ足を踏み入れた]
広いわね。
この城に住んでた人の部屋なのかしら。
[辺りを見回しながら、一歩、また一歩と部屋の中を歩く。途中でカーテンが開かれ部屋の中が明るくなった。見えた光景に喜色の色が浮かぶ]
うん、確かにこの部屋ならありそうな感じがするわね。
[言いながら鏡のありそうな棚へと近付き探し始めた。埃避けの布があればそれを捲り奥を探し、引き出しがあれば引いて中を探す]
ねぇちょっとナサニエル。
探すの手伝ってよ。
[長椅子の背に落ち着いてしまったナサニエルに視線を向け、鏡探しをせがむ]
流石に私一人で全部探すのは骨だわ。
にしても良く見つけたわね、こんな場所。
間取りは知ってても全部を探したわけでは無かったから知らなかったわ。
[部屋の中央に立ち、ぐるりと見回す。]
[シャーロットの声に僅かばかり得意そうに微笑み]
でしょう?
広いし、物も多いですしね。
[と、戸棚の陰にもう一つ、小さめの扉を見つけ、]
続きの間があるようですね・・・
あそこも見てみますか。
え、何まだあるの?
ホント探すのが大変ね、ここ。
[続きの間と聞いて視線をナサニエルへ、次いでナサニエルの視線を追い続きの間への扉へと視線を投げる。興味が湧いて探索の手を止めてそちらへと意識を向けた]
あ、はいはい。
[少女の率直な物言いに苦笑]
[壁際に置かれたチェストに近付いて、引き出しを開ける。]
寝室や浴室が他にあるかも知れませんよ。
ここには寝台がないから。
[中に入っていた黴臭い衣類に顔を顰めつつ、背後のシャーロットに声を掛ける。]
そう言えば…。
[ここは個人の客間か書庫のような部屋で寝台は見当たらない。辺りを見回してから、視線は再び小さな扉へと向いた]
と言うことは、その先が寝室の可能性があるのかしら。
そっちを探した方が鏡があるかも知れないわ。
寝起きの時に鏡を覗くことだって多いもの。
[それは記憶無き経験から出た言葉だったか。行ってみようよ、とナサニエルに提案する]
[興味を持ったらしいシャーロットに、苦笑いを浮かべつつ振り向く。]
[手にした古着を広げ、自分の胸に合わせる。]
これ、男物です。
だったら髭を剃るために鏡が必要でしょう?
まあ、髭を伸ばしていたとか、召使に剃って貰っていたって可能性もありますけどね。
[少しおどけた仕草で指を顎に触れさせた。]
[衣服をチェストに押し込み、ちいさな扉に向かう。]
では、危ないですからまず私が先に入ります。
シャーロットさんは後から来て下さいね。
[真鍮の取っ手に手を掛けつつ、彼女に厳命した。]
あれ、男の人の部屋なのね。
髭を伸ばしていたとしても、ちゃんと整ってるかの確認をするはずだわ。
そう言うのは自分で見て納得しないと嫌じゃない?
だったらあるわよきっと。
[根拠無き自信ではあったが、そう言い切り。おどける様子にはくすくすと笑いを漏らした]
分かったわ。
[小さな扉に向かうナサニエルの後ろ、陰に隠れるかのようにして扉が開くのを待つ]
[万一があれば、ケープに隠したものを抜けるように気を配って]
[続きの間は果たして、大きな寝台が据付られた寝室であった。]
[寝台にベットメイクの跡はあるものの、その上に座ったか何かして掛けられたカバーが少し乱れている。]
[寝台と向き合うような形で、大きめの鏡が壁に掛けてあった。]
[ここは書斎より更に空気が淀んでいる。]
[男は臭いに閉口して眉を顰めた。]
……ありました。大きいのが。
[そろそろと中に入り、分厚いカーテンを開いて中を明るくした。]
[ついでに窓の掛け金も外して開け放つ。]
こちらは浴室なのかな……
[寝室と付属する形の小さな部屋にも頭を突っ込み]
やっぱりそうだ。
もう大丈夫です。
入って来ても良いですよ。
[顔を出して、少女に向けて声を上げた。]
[開けられた扉から締め切った部屋特有の匂いがする。その匂いに思わず眉が顰められ、左手で鼻と口元を覆った]
何だか空気悪い……。
[部屋の外へと漏れてくる空気にそう呟いた。ナサニエルが顔を覗かせ、安全の確認を告げると中へと足を踏み入れる。入った途端に目に入る大きな鏡。思わず駆け出し近くへと]
あ、あったぁ!
…けど大きいわね、これじゃ運べないわ。
[鏡を覗き込み、ついでとばかりに自分の髪を直す]
[何よりも身嗜みを優先する年頃の娘らしさを、少々呆れながらも微笑ましく見る。]
[少女の後ろから鏡を覗き込み]
[寝台と併せ見て、のんびりと呟く。]
これ、悪趣味ですね…
見えますよ、あの上から、全部。
そっちは浴室?
うーん、男性の部屋となると持ち運び出来そうな鏡は無さそうかしら。
[腕を組み考え込んで、若干困った様相]
けれど鏡があるならイザベラが確認出来るわね。
ここまで来る必要があるけれど。
[それでも諦めきれないのか、前の部屋も合わせてあちこちと持ち運び出来る鏡を探し始めた]
え?
[再び大きな鏡の前に来た時にナサニエルの言葉を聞き、後を振り返った]
何か、不便があるの?
ただ寝るだけじゃない。
[ナサニエルの言葉の意味するものが読み取れず小首を傾げた]
/*
ナサニエルリミット大丈夫なんかーーー!?
も一つ発言返って来るとは思わんかった。
そして初心な子なので話には乗れませn
[絶句し目を逸らす様子にまた小首を傾げ]
変なの。
それより、ナサニエルもも一度探して!
[ぱんっ、とその背中を叩いて別の鏡の探索をせがむ。部屋数があり物も多いため、探し切るにはしばらくの時間を要する*だろうか*]
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