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< とんできた人に、猫は、かれの手からはなれました。
しゅたっと着地するのは、さすが、さすが。
こんなときでも、10点満点です。
うん、だれもきづいてないですけど。
だけれど、ぎゃくに、猫の目は――以前の、知り合いを。 >
ナターリェ!
< でも、言葉、ではないですけど。 >
< だけれど、たいへん。
きもちのいい、腕のもちぬしが、どうやらピンチです。
猫はなやみませんでした。
なやむ間も、ありませんでした。
猫のすがたが、なにか、包まれて、風景からさえぎられて。
すぐに人のすがたに、かわりました。 >
…こんなもんか?
[白い鬣が何度目か揺れ、大きな爪と黒茶色の毛並みがまるで絵の具を溶かしたかのようにすうっと消えると、陸でびちびちと跳ねる5,6匹の大きな魚に目を移した。
ざば、と川から足を上げ、乱暴に振って水滴を落とすと靴を履く。
腰に下げていた縄で魚の尻尾を手早く縛りつつつなげると、ひょいと肩に下げて再び屋敷へと戻ろうと歩き出した。
左肩を止まり木としている黒い鳥は、上空を飛んで赤い少女が青い少年に走る図や、白く光る獣が空を駆けるのを、見ただろうか。]
[二人(と一匹)を越える前後、何が起こったのかは正確にはわからなかった。
なれど倒れこむ気配に、蹄を当ててしまったのではないかと半身を捻り振り返る。
血の匂いをまとう少女が黒光りする何かを、青年の額へと当てていた。音を立てて血が引いていく]
…嫌!
[反射的に出たのは悲鳴にも似た――短い音の波紋。
三半規管を麻痺させるそれが、彼等に届いたかは判らない。
耳に届いたは懐かしい声に、私は混乱してしまっていたから]
[混乱したまま鳴き声の主を探そうとするより先に、私の視界に金の髪の青年の姿が過ぎる。同時に、私の名を呼ぶ声が届いた]
…エィリ殿!
[それは願いを込めた呼びかけ。どうか傷付けあわないでとの祈り]
殺すのかな……?
生も死もサイクルの……
[血のにおい、というよりも死の残り香を嗅ぎ付けて目を細め、静観していたが……]
あ、猫!
[人へ変わったエーリッヒを指差した]
[どの程度、そのままでいたのか。
右頬に触れたアーベルの左手に、ふぅと1つ息を吐くと、銃口をアーベルの額から外す。ホルスターに銃を仕舞うと]
……ごめんなさい。人違いでした。
突然すみません。ちょっと色々あって動揺してたのかもしれません。
[ぺこりぺこりと謝る。でもまだアーベルに馬乗りになったまま。]
[馬乗りになったままであったことに気づいて慌てて退こうとするが、突如耳に届いた声ならぬコエにぐらりと視界が揺れて]
……ありゃ?
[ポスン。アーベルの胸元に顔を埋める形に。]
――、?
[耳に、或いは神経に直接届く波紋]
[僅か眉を寄せて][もう一度瞬いて]
……何。
[呟きは][音にか][少女にか]
人、違い?
[眼鏡の縁に触れかけた手がすり抜け]
[力を失った少女の身体を受けとめた]
[私は少女が敵意を消した事に気付くのが遅れてしまったらしい。
青年の胸に顔を埋める姿に、気まず気に尻尾を揺らす。
なれど今度は逆に少女が危険なのではと場を離れるに離れられず、唯一の知り合いである金髪の青年へと縋る視線を向けた]
…?
[なにやら、やはり戻る方向から気配というか、音というか、声というか、が届いた気がした。
…気がしたが、気のせいだろうと思いながら屋敷へと草を踏む。
魚を厨房に差し出して、これと引き換えに雨風を凌がせてはもらえないか、と言うと、誰が相手であれ笑われるか*きょとんとされるかするかもしれない*]
[抱き合う(?)アーベルとミリィを眺め]
なんだあの二人、愛情表現だったの。
ここの事聞こうと思ったけ……止めた。
なんかちょっと後ろ髪引かれるけど……
[機鋼と生命はある意味で近しい故]
やっぱ居心地よくないし
[機鋼と生命はある意味で異なる故]
でばがめは良くないし。
[来た道を戻る]
[少女を受け止める青年に、敵意はないようだった。
安堵の余り崩れそうになる前脚を踏ん張り、左の後脚首への負担を和らげる。
森と同化するように気配を馴染ませた少女の接近には気付かぬまま、鬣に絡んだ木の葉を煩わしげに振るった]
[受け止められた姿勢のまま顔だけ上に向けて]
あー、重ね重ねすみません。何かいきなりクラッと来て。
今起き上が……って、わひゃっ?!
[突然アーベルが体を起こして、軽く背中を叩く。
それは優しくて。でも、今の彼女の体勢はアーベルの膝の上で向かい合って抱きしめられているわけで。]
あー、えっと、あのー……
[その頬は真っ赤になっている。]
< 猫はほっとした顔で、なんだか叫ばれたほうをみました。
さっきのあの子でしょうか。
だけれどもう、かの女はさってしまいました。
それから、むかし、たすけたその人を見ます >
ナターリェ。
だいじょうぶ、だよ
< 歩を、そちらに向けて >
[朱を帯びる少女の顔]
[先程とは打って変わった様子]
?
[青を向ける青年の貌]
[先程までと全く変わらぬ様子]
立てる?
立てない。なら、連れてく。
[提案をひとつ]
……あ。
[手許に無い、赤の果実と白の獣]
[今更気付いて周囲に巡らす視線]
[命の恩人である青年が共にいた相手ならば、恐らくは危険ではないのだろう。
それでも、人が苦手な事に変わりはなく。
私は抱き合う二人に気取られぬよう、後ろ向きに下がってゆく]
[青年が視線を向けた方へと僅かに瞳を揺らすも、そのまま逃げようとした私を、彼の人が呼んだ]
…エィリ殿。
なれど…
[怯えを含んだ瞳が青年を見つめる。
近づく足音に僅かに身を竦めれど、四肢は後ずさりを止めた]
―北部―
[再び広葉樹林を抜けて、西部エリアを出た。
外周区画を通って北部エリアへ。
先ほどまでの景色が夢だったかと思うほど、雪の降りしきる世界。何とも寒暖の差の激しい場所である]
氷破……。
…………さむいしっ
[基礎代謝が高いので、寒さを感じるまでにややラグがあったようだ。己の力で己の生命に干渉し、代謝をさらに高める。ほの明るい光を纏ったような姿になって、寒さを防ぎながらエリアの奥へ探検の歩を進めて*ゆく。*]
< 猫には、少女がりんご色になる理由もわかりません。
ただ、おもいだしたからには、落ちた場所を、おしえてあげるべき でしょう。
自分といっしょに おちてしまった赤を、ゆびさしました。 >
[赤くなったまま、かけられた言葉に]
あっ。だ、大丈夫です。
[そう言って、慌てて立ち上がろうとするが、まだ三半規管が元に戻っていないので、すぐにぺたんとその場に膝をつく。]
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