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[ 顎に手をかけ言葉に耳を傾ける。]
成程、興味深いですね。
ですが……。
[ そこまで言って笑ってみせる。]
そこまで真剣に考えなくてよろしいですわよ。
かわいらしいですね、エリカ殿は。
なんとなくですが、貴女は堕天尸ではない気がします。
[ そう言って後ろのケイジに声をかけた。]
ケイジ様もそう思いませんか?
[ 同意を求めるよう、首を傾げる。]
[ それができたらどんなにいいかと―――――。]
私にそんな力はありませんわ。
せいぜい、封じるぐらいのことしか。
それが巫女と私の差ですわ。
[ 力が欲しいと願った数は如何程か。]
……ん。
[肩へ舞い戻ってくるる、と鳴くラウルの声。
その事と、気配の遠のきからカルロスが立ち去ったのに気づいて、そちらを見やる]
……やぁれ、やれ。
[呑気に手を振る様子に、零れたのは呆れたようなため息]
アイツも何だって、あんな事になってんだか……。
[呟きつつ、相棒の柔らかな尾羽をくるり、指先に絡め取る]
さァねぇ。
[ロザリーの言葉に、狐はかんらとわらった。]
俺のようなのの方が、堕天尸みたいだと、あちらこちらで言われそうだが。
さてはて、どういうものやら。
[愉しむ響きのことば]
[きょとり。
釣りあがりがちな瞳が、丸くなる]
……かわい、らしい?
なんとなくという感想も、理解し難いのだけれども。
[ぐぐ、と。
傾けられる首、角度が45度を越えた。
同時に、眉も寄せられる]
[ラスの言う通り、出来はほぼ完璧だった。
ナイフで端を削り取り、ゆっくりと噛んで味を見る。]
………いい出来だ。
少し待ってろ。
[小屋へと入り、労働の対価の硬貨を出し、腰につけた袋の中身一部を小さな水袋に移す。最後に台所の隅に置いてあった布袋を手に外へ出た。]
……今日の対価だ。ご苦労だったな。
小袋は兎の肝だ。親父さんに食わせてやれ。
[悪い所と同じ部位を食して治す猟師直伝の土産を付けて渡す。]
[想像する。
幼馴染が、護る巫女がいなくなった時の顔を。]
[想像する。
尊敬する人が、友人の娘がいなくなった時の顔を。]
[想像する。
幼馴染が親身にしている巫女がいなくなった時の顔を。]
…全て壊すなら、どってことない、よな。
あぁ、あんたを邪魔したり、しないよ。
[返るは、仄暗い声。]
[小さな呟きは、ラウルの方は捉えたようで。
元気付けるようにぴぃ、と鳴く]
……ん、ああ。
前に……ね。
[縁があった、と言われれば、浮かぶのは苦笑]
ま、終わった話だけど。
あは、あははは〜楽しかった〜
[体にところどころ擦り傷を作り、頭や服に木の葉を乗せながら、茂みから顔を出す。
もう一度しようか。なんて思ったが高台からはかなり離れてしまって、それを思うと興味が薄れても来て、自分の翼を軽く撫でてから翼胞にしまう]
あはは、何かないか…あ、あは
[先ほどの音に驚いたのか、顔を出した兎を見る。
そして、捕まえられないぐらいに、見失わないぐらいに、追っかけた]
[ ケイジの言葉に不思議そうに反応を返す。]
ケイジ様のことをそんな風に仰る方が?
そんなことあるわけないじゃありませんか。
[ 最後にはケラケラと笑ってみせる。]
なんとなく、というのは女の勘ですわ。
理解し難いところがまたいいのです。
エリカ殿はかわいらしい方ですよ。
私の言葉を嘘偽りだと仰いますか?
[ 怪訝そうにこちらを見つめ、眉を寄せる彼女にそう告げる。]
[スティーヴに褒められると、嬉しそうに目を細くした。
駄賃と一緒に土産を貰うと、更にその目を細くして体を小さく揺する。]
ありがとうございますっ!
親父も喜びます。…味は好みじゃないらしいですけどね?
[悪戯っぽく笑うと、ぺこりと腰を深く折ってお辞儀をした。]
[ スベテヲコワス―――――。]
当然ですわね。
邪魔をしないのでしたら構いません。
お互い、苦労しそうですわね。
[ 他人事のように言葉を紡ぐ。]
[次の日。仕事の手が空いたところで、老薬師に断って、施療院を抜け出す。その際に、村の様子を心配する老薬師は様々なものを持たせようとしてきて]
……先生。これ以上持てば私の翼の力では飛べなくなる。その膏薬までにしてくれ。
[色々なものを何とか大きめな腰のポーチに収めると、露台から空中に滑り出す。しばしの飛行の後、降り立ったのは、ラスの家の、すぐそば]
薬を持ってきたんだ。ああ、ラスはスティーヴのところに手伝いか。昨日、聖殿のところで会って、荷運びを手伝ってもらったよ。
[専ら聞き役に回りながらも賑やかなラスの妹と言葉を交わし、薬を渡した後、ラスの母親と父親の体の様子を確かめる。ラスの父親には大きな変調もよい兆しも見つからず。しばしの時を過ごした後、家を辞した]
……これはいつものオマケだ。疾風によろしくな。
[骨のたくさん入った袋を目で示し、口の端を上げる。]
……家族への土産ばかりじゃ寂しいか。
体力に自信があると言ったな。ならこれで精をつけておけ。
――前払いだ。
[味見した反対の端を大きく切り、今は空の腰の籠へ*投げた*。]
こういう格好をしていると、よくもわるくも、言われるな。
[くつくつと哂って、ロザリーを見た。
エリカの様子はおかしいものだが、興味はひかれなかったらしい。]
エリカ嬢も、ロザリンドも、ふたりとも違ってかわいらしいと思うがな。
[口説きににた言葉は、しかしそうとは聞こえぬ響きで]
堕天尸というには、異なると思うけれど。
[ぽつり。小さく。
傾けていた首を戻しながら、呟いた]
嘘、偽り……というか。
……他者が感じるものを否定すべくもないのだけれど、
私の感覚とは異なるがゆえに、戸惑うとでも言えばいいのかな。
[ ケイジにつられたように笑う。]
そんな方が本当にいらっしゃるなら私が叱ってあげますわ。
人を見かけで判断されるなんて、愚かしいことです。
……本当に。
[ 最後のみトーンが沈むが、すぐに浮上させる。]
かわいらしいなんて。有難うございます。
お世辞として受け取っておきますわ。
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