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…この姉さんも、アリかなぁ…?
[ふと、マフラーの中で呟く。
仕事だからと言えば簡単におびき寄せられるような気がして。]
…――でも、強そうだしおびき寄せた後が大変、か…。
[続けた言葉は端末に乗るか乗らぬか微妙な程ちいさなもの。]
噴水で泳いでたの見たぜ、目立ってたし。
ん、と…――
爺っちゃんの失踪の噂は聞いてる?
自警団長なんだけど。
[帽子を目深にかぶりマフラーを鼻まであげ。
くぐもった声を女剣士に投げる。]
─広場・噴水傍─
だよ、ね。
下街に住んでる連中でも掴みきれない……か。
掴んでても、外に出せないような事なんだし。
[馴染みの者たちの内の、幾人かの態度。
深入りを押し止める様子には、ある種の危機感らしきものもあったのを思い返しつつ、揚げ魚を一口齧り]
魔法、かぁ……。
それがどんなものかわかんないのが痛い、ね。
直接感知できれば、遠隔からでも散らすなりなんなりはできるかも知れない、けど。
何処に行くべきか…
[考え込むように地面を見つめた。
見習いを逃がしたところで多分楽師に責められない立場にいる彼は、後退していく行商人程の危機感は感じていない]
え。
ハンスさん、どちらへ…?
[故に、声を聞き留め顔を上げた時には行商人の姿は随分と遠かった]
大丈夫って、何が…
あ。
あー……。
[噴水の件を言われると少しだけ遠い目をした]
そんなこともあったねえ。
[既に過去の遺物らしい]
ん?
団長の失踪?
知ってるよ。ついさっき自警団詰め所のほうで直接聞いてきたし。
─広場・噴水傍─
それが分かれば苦労しねぇわな。
[魔法に関してはくつりと口端を持ち上げた]
[それからようやくしっかりと青年へと顔を向け]
ところでこの統率された風はお前が?
随分と馴染んでるようだが。
自警団長、俺の爺っちゃんなんだ。
いや、血は繋がってないけど、大事な家族なんだ。
[少女は、ぐ、と手を握り女の方へと体を乗り出した。
その翠の眼をいっぱいに開いて、悲痛な表情を作って見せる。]
だから、何か判ったら俺に教えて欲しいんだ。
俺、心配だから…
[呟いて肩を落とし俯いた。]
─広場・噴水傍─
[向けられた顔と、問い。
後で話す、って言ったっけ、と思いつつ、一つ、頷いた]
生まれつき……なんかな。よくわかんないんだけど。
気がついたら、いつもこうやって、周りにいるようになってたんだ。
特定の相手に位置を合わせて声だけ拾うとか、音散らすとか、そういうのができるようになったのは、下街の呪術師のじーさまに教わったからなんだけど。
[つまりはそれが、管楽器パートに移った十二の歳に始まったサボりの理由の一つだったりする。
もっとも、サボり自体の理由はそれだけではないけれど]
[不穏な噂が流れているといえ、街には普段と変わらず大勢の人が溢れている]
……あの男がいるならきっと裏通りの方ね。
[慎重に大通りを歩いていると、ぽやっとした修道士の姿が目に入る]
あら。一人かしら?
ん?お姉さんってあの噴水のお姉さん?
………確かに強そうだねぇ
あまり積極的に手を出したくはない、かな
……まあ、搦め手を使えば出来なくはないけど、ね
[くつくつと笑いを漏らす]
[何かを誤魔化すように咳払いを一つ。
何かは不明だが]
…兎に角。
探しにいかないと、だ。
[気を取り直すようにそう言って、ひとまず行き先を決めるべく大通りを見渡した]
―練習所/1階―
それでは、失礼します。
[一礼をして部屋を出る。
姿勢を正して真っ直ぐに歩んでいたが、
廊下の突き当たりまで行くと壁に凭れかかり息を吐く]
……はぁ。疲れた。
[目にかかる青髪を横に避けてぼやく。
横合いからかかって来た声に目をやれば、
律儀に待っていたのか、モニカがひらひらと手を振っていた]
お疲れさま、じゃないですよ。
せめてミューラさんも一緒に連れて来れば、
言い訳……もとい、単にサボってなかったって証明になったのに。
─広場・噴水傍─
生まれつき、ね…。
『風の寵児』ってのは強ち間違って無さそうだ。
[己が称した言葉を口にし、納得したような声を発する]
力を持っていても制御出来なければただ共に在るだけだからな。
その呪術師の爺に出会えたのは僥倖だろうよ。
正しい使い方を学べたんだから。
……俺みてぇに碌でもねぇ婆に出会うよりは。
[無意識に右手は開かぬ右眼へ]
[自然眉根も深く寄せられる]
家族か。
[思わず、レナーテの目に優しげな色がたたえられた]
家族は大事だよな。例え、親がどんな変態でもさ。
[肉親のことを思いっきり罵倒したが、それでも、その目は優しい色のままで]
よっしゃ。分かった。
この依頼受けよう。
報酬に関しては……まあ、実は連続失踪事件の依頼を受けているから二重取りになっちまうんだ。
けど、一応何ももらわないで、仕事を請けることは出来ないんで……そうだな、報酬はアンタが爺っちゃんに会ったら、素直な感情を出してやりたいことをやること、ってことでどうだ?
ー街外れの井戸端ー
[おやつにと持っていたソースたぷたぷコロッケパンを半分渡しつつ、とりあえずピリピリしている理由を聞き出してみる。その団員はやたらと口が軽く、団長が失踪した事や、その団長の家族についてまで聞き出す事ができた。]
…そうなの…。
[ついこの間香水…の容器…を貰って嬉しそうにしていた姿を思い浮かべて眉をひそめ、頬に手をあてた。]
…うーん、何か手伝えないかなぁ…。
あ、そうだ!もっと知ってる事あったら教えて?ね?
ほらいいかおりー。
[どうやら気に入ったらしい香りのポプリを見せつける]
[しかし、むむむと口を開けば愚痴ばかり]
…え、自警団の方針は決まってるの?
いやいや、俺は乗り気じゃないとかじゃなくて、
何をするのかおしえて!ね!
あ。
[そこまで聞いたところで、同僚らしき人が現れる。「おいお前、見ない顔だが何話してたんだ」と、そう言う様子は、いかにもお固い団員さんのようだ。]
…香水売ってただけなのー!さようならー!!
[脱兎!]
― 大通り ―
[修道士が誰かに手を振っている。辺りを見回す。もう一度、彼を見る]
……?
[目が合えば、ぱたと手を振って営業用のスマイルを作り、近づいていく]
─広場・噴水傍─
あは、それ、御師さんにも言われた。
[『風の寵児』という言葉に、くすりと笑う]
……もっとも、御師さんに言わせると、俺は風と遊んでるだけ、になるらしいけど。
[それでもいいんだ、という心情は言葉にせず。
右目を押さえるヴィリーの様子に、訝るように眉を寄せ]
……どしたの?
[口をついたのは、素朴な疑問]
人形師 ゲルダは、旅の香水売り ローザ を投票先に選びました。
…そっちは骨が折れそうだ。
反対はしないが。
[噴水、強そうな女性。
誰を示すのかは想像に難くなかった。
言葉に苦いものが混じったのは気のせいではない。
端末に話す傍ら、眼は候補に決まっていた露店の少女を捉えている]
[伝えたことも、伝えられたことも、そう多くはない。
エリザベートが報せたのは、代わりの人形遣いのこと。
街に流れる噂の広まりは早く、開催がどうなるかさえ危ういこと。
今度の自衛団長失踪が与える影響は、決して少なくない]
それにしても、モニカさんはどうしてあそこに?
[探し人。
短く答えられた。
広場に行ったものの、いなかったのだと。
誰をと、主語のない台詞に首を傾げる。]
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