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[あとはただ無言で。
どこまでも静かに、穏やかに。
暗紅と翠のどちらにも光る、透明な瞳で。
時が流れてゆくのに身を任せていた]
終わるだろうね。
少なくとも、
この場での、人狼による惨劇は。
けれど。
残された人間が、如何するか。
そして、生きる人々が、何を為すのか。
……それは、また、別の話になるのだろうけれど。
[存在を異にするもの達が、いる限り。
全てが終わることは、無いのだろうと]
うん…ごめん。出かけるの、見えちゃったから…
[そして、いつもと変わらない笑みを見ては、思わずつられて笑顔を向ける]
そ、そうだ。早く誰か呼んでこないと。兄ちゃんの治療しないと。
[そう言って駆け出そうとすれば、聞こえる悲鳴。
何が起きたかを理解して。その場を*離れるだろう*]
[人へと転じ、動きを止めた姿。
響く、絶叫。
左腕の熱が、少しずつ、鎮まるのが感じられた]
……ああ。
終わった、な。
[零れ落ちたのは、小さな小さな、*呟きだけ*]
< 白猫は、聴く。
齎される言葉の、一つ一つを。
何を視るか、何を想うか。
それは、誰も識ることはなく。
―― すっと、眼を閉じた >
[やがて開かれた二頁に渡って書き込まれた文字。端から端まで、殆ど隙間なく密集したそれは遠目に黒く塗り潰されたようにも見え、判読は難しかった。
最後に。その「文章」に終止符を打とうとしたペン先が、滑る。頁を外れ、テーブル上に抉るような線を引く。
じわりとペン先から滲んだインクは、黒ずんだ*血のようだった*]
……そっか。
残された、人たち。
エーリッヒ様、ブリジットさん、ハインリヒさん、ティル、……イレーネ。
[彼らの名前を順に呟き。
胸の前で手を組んだ。]
――みんな、どうか、しあわせになれますように。
[抗おうとするもの。
受け入れて、往くもの。
為せず、潰えていくもの。
起こる惨劇]
……嗚呼、
馬鹿馬鹿しい。
[それでも――
だからこそ。
人々は、生きるのだろう]
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