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/中/
みんな、元気だなあ……(笑)。
それはさておき、疾風、陽光、影輝は大丈夫かー?(汗)
ま、とにかく今の内に色々とやっておこう。
探偵 ハインリヒ が参加しました。
探偵 ハインリヒは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─人間界・穏やかな風が吹く草原─
[腕を頭の上に組み、芝生へと寝転がる。そこはちょっとした高台になっていて、起き上がれば街が一望出来るようにもなっている。しかしそんなものには興味は無く、ただただその穏やかな風を身に受け、眠るでもなく瞳を閉じている]
「……やーっぱここに居やがったか、この風来坊」
[光を浴びていた瞼に影が差す。聞きなれた声。ああまたか、と心の中で一人ごち。陽を遮られた双眸をゆっくりと開いた]
俺を探すのが巧くなってきたなぁ、ディーデ。
そろそろ一人立ちの時期か?
[見下ろす男に向かってへらりとした笑みを向ける。ディーデと呼ばれた男はその言葉に呆れたような表情になり、見下ろす状態から身体を起こした。光が妨げられていた影がなくなり、開いた瞳に鋭い光が差し込む。眩しげに目が細められた]
「ばーか、俺が居なくなったら誰が依頼のやり取りすんだよ。
そもそもお前が居そうな場所なんざ、限られてるじゃねぇか」
はは、違いねぇ。
[一本取られた、とでも言うように笑うと、ディーデはやはり呆れた表情を浮かべている]
それで、お前が来たってことは何か依頼でもあったか?
「そうじゃなきゃ来ねーっつの。
前に頼まれてた黒いお話の裏と、大家んとこの猫探し」
猫ぉ?
まーた居なくなったって騒いでんのかよ、あの大家。
ただ単に猫の行動範囲が広すぎて2・3日戻って来ないだけじゃねぇか。
ほっとけほっとけ、そのうち戻って来る。
[寝転がったままひらひらと手を振る]
「だが探さないと大家が煩いぜ?
俺らの姿見つけると、まだかまだかと急かして来るじゃねぇか」
探す振りでもしとけ。
そのうち戻って来る猫に時間割いてる余裕はねぇよ。
「いっつも寝てんだろうが。
ったく、仕事だけはちゃんとしてるから文句は言わねぇけどよ…」
いひひ。
まぁどうしても探せってなら…。
[再び瞳を閉じ、耳を澄ませる。サァッと緩やかな風が吹いた。その風が吹きぬけた後、起き上がり懐からメモ紙とペンを取り出し、何かを書き付けた]
ここら辺探してみな。
高確率で居るはずだ。
「…今までの経験上、ってことか?
オーケイ、大家に伝えておくわ」
[ディーデに書き付けたメモを渡す。肩を竦めながらディーデはメモを受け取った。尤も、今までの経験上と言うよりは風に猫の居場所を聞いただけなのであるが]
黒いお話に関してはもう少しかかる。
大物が絡んでそうだ。
クライアントにはそう言っておいてくれ。
「了解、そんじゃそっちは頼むぜ。
ヘマするなよ?」
へーいへい、気をつけまさぁ。
[ちゃんと分かっているのかいないのか、そんな軽い返事を返してからからと笑う。そんなハインリヒの姿にディーデはやはり呆れるばかり。「じゃあな」と声をかけて高台から立ち去った]
やれやれ、大仕事の前に休息してたってのに。
アイツにバレない場所をまた探さないとなぁ。
[よっ、と言う掛け声と共に跳ね起きる。両手を天につき挙げ伸びをすると、周囲に誰も居ないのを確認してから風で身を包んだ。ふわりと地面から足が離れ、その身体は宙へと浮く。飛行物の少ないその時代、飛んでいる姿を発見されることは少ないだろうか]
[良さげな場所を探しながら空を移動する。この近辺のお気に入りの場所はディーデに押さえられているだろう。少し離れた場所を探すべきかと考えながら、まだ寝足りないのか両目を瞑って欠伸をした]
[瞬間。周囲の空気が変わった。風の流れが違う。何かに引き寄せられる感覚。何が起きたのか。それを把握するべく瞑った双眸を開く。
と]
…おおおおおおおおお!?
[吹き荒れる暴風。それに巻き込まれ流される。開いた瞳に映ったのは聳え立つ岩山、落つる稲光。そして岩山の間を吹き抜ける荒れ狂う風の流れ]
なん、だここっ!
ぅあぶねっ!!
[暴風に流され岩山にぶつかりかける。咄嗟に風を繰り、衝突を避け、安定して宙に浮く。自分はさっきまでこんな場所を飛んではいなかったはずだ。近くにある岩山の天辺へと降り立ち、風で周囲を探る]
……マジでどこだここ?
風の精霊力が強く働いていることは分かるんだが…あの街にこんな場所あったか?
─機鋼界・北東エリア:山岳地帯 ─
[自分は一体どこへ来てしまったのか。風で探りを入れて、分かったことが一つ]
[ここは人間界では無いと言うこと]
[ハインリヒ自身、人間界以外の存在を知ってはいたが、進んでそこへ行くことは無かったし、行く術も持っていなかった。故にここが人間界以外のどこであるかは分からない。しかし人間界ではないことは理解した]
…ここなら確かにディーデには見つからんよな。
[ぽつりと呑気な呟きが漏らされる。直後、上空の雷雲から自分の傍へ稲光が走った。飛び上がるようにしてその場から跳ね退き、宙へと浮く]
おわっつ!!
とにかくここからは離れた方が良いか…そのうち雷が直撃しそうだ。
[丸焦げは勘弁、なんて言いながら宙を飛びながらその場から遠ざかろうと適当に進路を取る]
[北か南か、どちらに行くかを決めるためにコインを弾き、そのコインを暴風に流されたりなんかしながら]
/*
ギャグっぽく(ぇ
しかしツッコミ居ないならツッコミ役に回りそうな予感。
いや、傍観者な立ち位置目指したいです(ぁ
役職希望:霊能者、指差し確認よーし。
では初の精霊演戯、皆様よろしくお願いします(ぺこり
*/
☆縁故相手について
●陽光:ヘルガ=ダズボーグ(Helga.Dazbog)
外見23歳。
ただし、実年齢や体重をさぐろうとするとフルボッコされる。
過去にフルボッコされた経験あり。
依頼で調べる事になりこっそり調査していたが、相手に感付かれてボコられる。
初めての依頼失敗だったかもしれない。
『あー……お久しぶり?』
[若干冷や汗付きの引きつった笑顔で挨拶]
『いやいやいや、もう調べないよ。
あんな思いはもうこりごり』
[両手を顔の横に上げて、降参とでも言うように首をふるふる]
●翠樹:ミサト=ヤクモ(八雲美里)
ミリィは偽名(おそらくこっちを通常使っている)
呼ぶ時は偽名だが、調べれば本名も分かるはず(多分)。
ビジネス関係。
翠樹が「機鋼の力を持った存在を追いかけている」ことを知っている。
関連した情報を掴み次第連絡するという依頼も受けている。
その際は連絡員は挟まず、直接連絡を取る。
平時情報をやり取りする時は、相手は「お仕事モード」(眼鏡無し)。
「平常モード」で会った時は違和感バリバリの可能性。
『…お前、ホントにミリィか?』
[普段仕事で会っていた時と全く違う雰囲気に驚いたように目を丸くして]
『相変わらずちっちぇーな』
[からりと笑う]
●生命:リディ(本名:リューディア)本名は家族と縁故者以外は知らない
縁故は取ったが、機鋼界に行くまではハインリヒも名前は知らない。
15年ほど前に仕事で失敗し、大怪我を負った時に命を助けられる。
その際意識が朦朧としていたために僅かにその姿が見えただけで、相手が誰なのかは記憶していない。
風による記憶で再び会った時には直感的に相手が分かる。
相手が”竜でも獣でも人でも、ましてや精霊でも無い”ことが分かったが、何だかはっきりとは分かっていない。
生命の力を操ることは身を以って体験した。
基本的にハインリヒ自身は精霊界に赴かないため、人間界におけるリディの姿しか知らない。
『…!!』
[風が記憶を呼び起こす。あれは15年前、仕事に失敗して大怪我を負った時のこと。死を覚悟した時に感じた気配が目の前に立っている。この存在が立ち去った後、自分は死を免れていた]
『君が知らないと言おうとも、俺には分かる。
あの時俺を救ってくれたのは間違いなく君だ。
その気配は風が覚えている』
●氷破:ユーディット
外見17-8歳。メイド。
仕事で赴いた屋敷で働いていたメイド、と言う認識。
何度か顔は合わせているが、名前までは知らない。
不思議な雰囲気を纏っていると感じている。
(種族・属性バレは違和感として感じている)
『あれ…?
確か貴女は仕事先で…』
[何故彼女がここに居るのだろう、と首を傾げる。その答えは一つしか無いのではあるが]
『そうか、あの違和感はそう言うことなのかね。
どこか不思議な雰囲気を纏っていると感じていた』
─屋敷・広間─
[落ち着かぬ機竜の従魔をしばし宥めて。
落ち着いたか、と思った矢先、金髪の少年は唐突に駆け出して。
言葉を交わす気配が伝わり、やがて、赤髪の少女が運び込まれる。
連れてきた青年は、言葉少なに広間を出て行き]
……ふむ。
あの時の『彼』だとして……あれから、何があったのやら。
[他者に聞こえぬ小さな声で呟く。
かつて、竜郷で出会った魔の者。
彼の青年は、自身に魔への興味を強く抱かせた者と良く似て、でも、どこか異なって]
ま、そっちはおいおい話でもしてみますか、と。
[呟いた矢先、感じたのは、新たな気配。
先に飛ばした無限の輪は、そちらへ向けて飛び行くだろうか]
さぶ……ねむ……
[北部エリア、自分のちからを活用し、身体を暖めながら散策を続けていた。
膝上丈のプリーツスカートが寒風にはためき、脚の付け根まで外気に晒されている。
代謝活性を行うということは急激に体力を消耗することで、リディは猛烈な眠気に襲われていた]
―しばらく前・屋敷―
[時空と火炎の竜コンビに案内されて、屋敷に足を踏み入れる。先客のイレーネには、軽く自己紹介などもして、時空竜の見つけた本を興味深げに覗き込む]
へええ、良く出来てる。さすが機鋼王殿。
[自分のデータも在ると判ると、ますます面白そうに鋼色の瞳を輝かせた]
――
■名前:ユリアン
■種族:精霊
■属性:雷撃
■職業:雷撃王の使い走り(自称)
■年齢:外見20歳前後/実年齢1000歳前後
────────────
雷撃王の側近。通常は雷撃王について精霊界、人間界などを渡り歩いている。
雷撃王本人が出ていきにくい場所、状況へ使者として向かうことも多いので自称使い走り。
本性は現雷撃王の気から生まれた雷獣、金の鬣と三本の黄金の尾を持つ稲妻の化身。
ユリアンという名を持つ前はライデンと呼ばれていた。今もそう呼ぶ者も居る。
――
[好きなだけ本をめくって、訪問者達のデータを眺めてから、厨房へ向かった時空竜を見送り、個室の一つに潜り込む]
おー、なかなかいい部屋。
[ごろんと寝台に寝転がると、くああ、と欠伸が漏れた]
小説家 ブリジット が参加しました。
小説家 ブリジットは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
―人間界・とある街の裏路地―
ん…?
[待ち合わせ場所への近道を通っていた少女は顔を上げた。
感じた違和感、それまでのどれよりも強くハッキリしたそれ]
「「影輝の…」」
はい?
[重なって聞こえた二つの声、或いは意志。
つい声に出して答えてしまったのはどちらに対してだっただろうか。
不用意だったと、自分でも即座に後悔した]
あっ、やだ…ミ……!
[周囲に渦巻いた同じような二つの力。
路地を抜けた先にいるはずの人…氷精の名前を呼ぶ間も無く。
抗する為の力を紡ぐ余裕も無く、彼女はそれに取り込まれていった]
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