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嗚呼、この感じは間違いない……。
[膝を折り、苦しげな息を吐いた。
何度か、喘息めいた呼吸をしてから顔だけを上げ
闇の向こうに呟いた。]
………『司』………。
[過去に口にした
フユの口にしたことのない、甘美な味が
舌の上に蘇った。]
/中/
さて、司側がマコトとヨウコで憑魔がフユと……マイコ?
いいねー、面白い組み合わせだねー
てか私が板挟み。片や幼馴染、片や同室の先輩とか
まあ、キャラ性能的にはまずはマコトを守る方に傾くだろうな
力の逆流食らった場合は、マコトに勝つという本来と歪んだ感情で動きそうだけど
[ヨウコに手をとられて最初に感じたのは、何だったのだろう。
その感情の名前を彼女は知らない。
ただ望むままに思い切り腕を振り払って]
はなし、て!
どこ……にいったの?
どこ?
[赤を追いかけるように目が動く。
なくしたくないというように。
――かれのこんせきのひとつすら、ないのだ]
[ぺたり、その場にへたりこむ。早乙女の瞳から目を離せないまま。]
純、ねぇ………?
こんなの、夢だよね……?
[掠れた声が呟いた、その刹那。何かが水面を覆いつくして。そして、早乙女だったものも、染める朱も、すべてかき消した。]
[―――膝を突く。
腕に提げたままだったビニール袋が滑り落ちる。
中に入っていた、花火が、赤い床に、散らばった。
後には、ショウの傍を転がるバスケットボールと、
彼の居た場所には小さな人形の付いたストラップ。
それは、まだ、未開封の。
そう言えば、
以前、失くしてしまったのだと、
ハルヒに言った覚えがあった。
何処かで、買って来たのだろうか。
誕生日プレゼントにと。
答えを知るものは、もう、いない。]
[屈み込んだ目線からは、まるで鉄格子のような
ベランダの柵を掴み、呟く。]
…………司。
[呪詛のように低く
または睦言のようにささやかに]
つかさ。つかさ。司。つかさつかさつかさつかさ
喰らってやる。喰らってやる。喰らって
おれが、
必ず
”還す”間など与えん
肉の
ひとかけ
血の
一滴
骨の
一辺まで残らず
残さずに。
嗚呼
桜の齎したこの
巡り合わせに
感謝、
しようじゃないか………………………。
[誕生日プレゼントなんて、
今までに貰った事は、
殆どなくて。
母の生きていた頃と、
伯母と暮らしていた頃と、
―――それだけで。
要らなかったのに。
プレゼントなんて。
一緒に、居てくれれば。]
…なあ、隆。
[今はなきものの名前]
今日はオレとオマエの、誕生日だから。
でも、オマエの、―――でもあるから。
だから、花を贈ろうと思ったんだ。
[焔に揺れる鮮やかな花を。
天まで届くであろう、花を。
でも、代わりに咲いたのは―――]
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