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アズマ が参加しました。
アズマは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
―ベランダ―
……うん、…うん?や、俺はヘーキなんだけど。
むしろ人少ないし、怒る親もいねーし、楽。
[受話器の向こうから響く低い笑みを含む声に、
つられ、けらりと笑いを零す。親しげな声に目を細め]
…まぁ、うん。それは建前なんだけどさ。
俺のワガママ通した形になっちゃったけど。
そっちは、どう?ダイジョーブ? …って、固。
[金具にはめ込んで、軽く回そうとした手が食い止められて
話相手へと向けていた意識を手元へ向ける。
大分固く締めていたのだろうか。
片手で事が済まないと判ると、肩で白のケータイを挟んで、
ぐ、と僅かハンドルに力を込める。
ぱき、と小さな音を立ててスパイクの螺子が緩んだ。]
お? や、それは全然いーって事よ。むしろ助かるし。
…んーにゃ、気にしない。んじゃ夜遅くにスマンっした。
またな、おやすみ兄貴。
[小さな電子音を立てて通話が切れる。
カパ、と無造作に片手で閉じながら
コンクリートの上へと白いボディを放り出して。
全てのピンを外し終わったスパイクで、床を軽く叩くと
乾いた土が靴裏から欠片になって零れ落ちた。]
よっし、手入れしゅーりょー、っと。
[全てのピンをケースに仕舞って、軽く手を叩き払う。
スパイクとケースを無造作に袋に詰めて、小さく首を鳴らし]
/中/
という事で緋月始まりましたねー。
不真面目最前線あずまんことkairiです。なのに聖痕者(ミスマッチ!
ということで、よろしくお願いしまーす。
ちなみに、中はここまで不真面目じゃなかったと思う。
どうでもいいけど、今入村済みの生徒は
みんな「マ」がついてるんだよね。
マのつく自由業。 ゴメンなんでもない。
ショウ が参加しました。
ショウは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[―――ほぅ、ほぅ。
田舎と言うほど田舎でもなく、
都会と言うほど都会でもなく。
そんな街に、何処からか聞こえる梟の声。
人気のない道を照らす街灯には蛾が纏わりついて、
断続的に明滅を繰り返すさまはどうにも心許無い。
少し急ぎ足に、闇に埋没しそうな通りを行く。
昏い中、奥底に潜む、何かを怖れるように―――
などと言う訳ではなく、純粋に帰りが遅くなったからで。
生憎と、夜闇は慣れっこだった。
それだって、この空気の嫌な感じは、好きではないが。
空を仰ぐ。遠いところから注ぐ、月と星のひかり。
夜とは言え、夏独特の湿った暑さに、汗がじっとり滲む]
[ヴ、ヴヴ… 携帯が振動を伝え、遅れて電子音。
普段はマナーモードなのに、今日は忘れていたようで。
びくりと反応し、聊か慌てつつ黒い機体を取り出す。
ディスプレイに表示された名前を見、零した息は安堵]
…もしもーし、ハルヒ? オレ、オレー。
[馴染み深い後輩へと返す声は、静寂によく響く。
やけに暢気に聞こえるそれに、相手は呆れ混じりだが]
悪い悪い、ちょっと予定より遅くなったー。
いつもならタマキに頼むんだけどさ、今いないし。
[帰省したルームメイトの名前を出しながら、
先程までより幾らか軽い足取りで、帰り道を辿る]
うん、了解、りょーかい。確認サンキュな。じゃ、後でー。
[既に気配はなく、水の軌跡も残ってはいない。
それゆえに、彼が見えない何かを感じる事もなく。
会話を終えて、役目を終えた携帯をポケットに戻すと、
締められた表門には目もくれず、迂回して寮に近い方へ。
周りに人が居ないのを確かめると、呼吸を整えて、
目指す先―――学校の外と内とを隔てる壁を見上げる]
『さぁて、っと』
[心の中だけで声を上げ、両足を曲げて屈んで。
一瞬、息を詰め、地を蹴った。
身体全体をバネのように跳び上がり、
伸ばした手を壁の上端に引っかけると、
一気に身体を持ち上げ、乗り越えて、地に降り立つ。
さく、と。土を踏む音が、微かに鳴った。]
[ベランダの手すりに頬杖をつくようにしつつ、空を見上げて物思いにふけっていたが]
……それにしても。
ほんとにケンのヤツ、どこまで何しに行ったんだろ……?
[休みだからって、あんまり羽目外すと御堂さんに怒られるだろうに、と。
そんな事をぼんやりと考えつつ、*空の星をふと見上げ*]
/中/
真面目に眠い……orz
疲れが残ってるのかなぁ(肉体労働系のサガというかなんというか)。
それにしても、シオンが上手く拾われてるなあ(^ ^;
まあ、次に出てくるのはエンドロールだけど。
……本編も進めて、登場させないとなあ……。
ていうか、村雨描写に織り込むの忘れてるΣ
[常習犯―――とまでは言わなくとも、
今日のように帰りが遅くなるのは、以前にもあり。
それゆえに、こういった事は手馴れていた。
普段とは違って長期休暇中とは言え、
やはり門限を過ぎれば寮母にいい顔はされない。
理由を聞かれても、答えられない事もある訳で。
結局、こんな侵入者紛いの事をしているのだった。
手についた土を軽く払って立ち上がると、
いつもより巡回が手薄な事に内心感謝しつつ、
急ぎ、けれどなるべく静かに、寮へと向かう]
ヨウコ が参加しました。
ヨウコは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[窓を開けて夜空を見上げる。
夏休み、いつもより人数の減った寮内。
ルームメイトも帰省してしまい、独りぼっちになった部屋。
課題も今日の分と決めたところまで終わってしまい、手持ち無沙汰になってしまった時間。
聞こえてくる音に、暫し耳を傾ける]
…よ、っと!
[身体を半身捻り、今し方まで凭れていたドアガラスを少し開けて
スパイクを詰め込んだ袋を無造作に室内に放り込む。
フローリングの床の上を奥まで滑っていった様だが、気にしない。
コンクリートへと転がした白の機体を再び弄ろうと
フェンスの手前まで腕を伸ばして。]
…お?
[学校の敷地内にひらりと降り立つ影を認め、緩く瞬く。
寮からはまだ遠くでは有るけれども、まさか部外者ではないだろう。
たまに見かける、門限外の帰宅に勤しむ生徒の一人か。
その対象を見定めようと、僅かに目を細め]
[答えられない事―――
とは言っても、やましい事ではないのだが。
夏期休暇だからと言ってシフトを増やしたバイト先で
残業を頼まれて、気がつけば門限を過ぎていただけ。
まあ、校則でアルバイトが奨励されていない事を思えば、
ある意味ではやましいのだろうか。]
ヒサタカ が参加しました。
ヒサタカは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―寮・自室―
[一人の男子学生と、男性教師が入ってくる]
「さて、入寮手続きはこれで完了だな。生憎ルームメイトは帰省中だが、まあ、帰省しない生徒も何人かいるから寂しくはないだろう」
…………はい。
「………あのな、天野。前から思っていたんだが。頼むから、もうちょっと表情に変化ってものをつけてくれ。慣れない奴が見たら、喧嘩売られてるのかと思うぞ」
……………………判りました。
[教師は、相変わらず無表情なままの返答に、がっくりと肩を落とした]
「とりあえず、何かあったら職員室に来い。ああ、携帯は持ってるか?」
いえ…向こうで使っていたのは、こちらでは使えないので。まだ。
「そうか、まあ寮にも電話はあるし…と、お前はそのくらいのことは知ってるな」
二年前と変わりないなら、大体は。
「うん、大して変わってないだろう。ああ、弓道部には顔を出したか?」
[荷物の脇に立てかけられた和弓をちらりと見て言う]
いえ………道場を使わせてもらいたいので、近いうちに挨拶には行きます。
「そうか、じゃあ、俺からも顧問の先生に話しておいてやろう。…そういえば部には戻らないのか?」
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