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[カランカラン、][来客を知らせる鈴の音]
おっと。
いらっしゃいま――
[奥から店へと顔を出すと、そこにいたのは装飾品とは無縁そうな、いかめしい顔をした男だった。村の自衛団員だ]
どなたかへの贈り物ですか、
それとも、御自身のお守りに?
[歩み寄り、違うのだろうと思いながら、問いかける。
案の上男は応じず、一方的に用件を告げたのち、返答も待たずに慌ただしく出て行った。狭い村となれば、誰も彼もが知人のようなものだが、そんな親しさは微塵もなく、内容も、冷徹なものだった。
引きずって行かれなかったのは、幸いか]
「……リア――?」
[名を呼ぶ嗄れた声に、我に返る。
止めて欲しいと言っても、その呼び方はちっとも直りはしない。
子供の頃とは違うというのに]
ああ。いや、少しね。
しばらく、離れないといけないかもしれないんだ。
[事情は知らせず、それだけを伝える。
遅かれ早かれ、言わなければならないのだが]
店は……、休みにするしかないだろうけれど、
お婆、僕がいないあいだ、平気?
[声を返しながらも、僕は、祖母を見なかった]
[陽のひかりを照り返す白い雪が、眩しい。
それからも、逃れるように眼を伏せて、視線を逸らした]
[*卓上の石たちは、清静な輝きを宿している*]
//
おはようございます。
出かける前に見たら建っていたので、入村。
新年最初の幻夢RP村ですね。
今年もよろしくお願いします。
それにしても、好きだよね。
まあ、こちらも好きなように。
Turks――トルコ石か。ネタに使えるかな。
/中/
ほむ……あべ・ゆりは流星まで皆勤継続か。
えりといれはどーなるかな?
というか、いきなり青いな(笑)。
(まだいたのか、とか突っ込み無用/何)
学生 リディ が参加しました。
学生 リディは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[ぎ。
如何にも長年使われていなかったという風な、重々しい音と共に扉が開いた。
中を伺うように顔を出した小柄な人。寒さの為か頬や鼻先は紅く染まっていた。
胡桃色の対の眼が左右へと揺れ、やがて唇から零れた吐息は白い。]
なぁんだ。
まだだれもいないじゃないか。
[柔らかな声が第一に漏らしたのは不満。]
あんまりせかすからこの寒さの中来てあげたってのに。
これじゃぁ骨折り損だよ。
言われなくたって入りますよぉだ。
[背後に立つ男に口を尖らせるが、特に反応はなく、室内に入ることを促されただけだった。それが益々気に障ったのか、些か乱暴な足取りで踏み入る。
服装や短い髪を留めるカチューシャを見る限り如何やらそれは少女らしく、しかし間違っても淑女とは呼べそうになかった。]
で。
ぼくはここでなにをすればいいのさ。
身上書?
そんなもの書いてなんに――まぁいいけど。
[不満を零すのにも飽きた、とでも言いたげに肩を竦める。
小さめの手が真白な紙の上に黒のインクを落した。]
[やがて紙面に並ぶ円い文字は、以下のような事柄を綴っていた。]
■名前:リューディア=ヌスバウム Lydia=Nussbaum
■年齢:18歳
■職業:学生
■その他:村の出身。町の学校に通うためいつもは不在。
休みの度に帰省しているらしく、今回も例に漏れず。
これでいい?
そっか。
[書き上げたものを押しつけ、いそいそと暖炉の前に移動し座り込む。]
あは、あったかい。
[ゆらゆらと揺れる朱い炎に手を翳し、安堵したような笑みが顔には浮かぶ。先程までの不満は容易に*収まったようだった。*]
陶芸家 アマンダ が参加しました。
陶芸家 アマンダは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
[ギィィ
扉のきしむ音というものは、決して気持ちのいいものではない。
油はあるだろうか。あとで蝶番にさしてやろうと考えながら、
ゆっくりと室内に足を踏み入れた]
先客もいるのか。
そこに座っているのは、リディ?
[薄茶色の髪は、陶芸仕事の邪魔にならないよう顔の脇で束ねられ。
同じ色の瞳は、子どものようにきらきらと輝いている]
リディみたいな子どもまで、被疑者だって言うの。
なんか間違っているんじゃないの?
[ぺちぺち
渡された身上書のボードで係の者の頭を叩く。
不満が洩らされれば、肩をすくめてペンをとった。]
[身上書に書かれる文字は大ぶりで、あまり繊細とは言えない。]
■名前:アマンダ・モレル(Amanda Morel)
■年齢:29歳
■職業:陶芸家
■その他:口で言うから不要
/*
若手陶芸家として、そこそこ売れ出している。
陶芸で食べられるようになる前は、
村の学校で図工の臨時教師として副収入を得ていた。
そのため、10代半ば〜後半の子どもたちをよく知る。
教育方針は「自由に、奔放に」であった。
性格は姉御肌で、味オンチ。
*/
あ、こんにちは。
[扉の軋む音に振り返り、頭を下げた。]
子供じゃないもん。
もう18だよ。
[続いた言葉に口を尖らせるが、むくれる様子はどう見ても子供かも知れなかった。]
[ふぅ、と小さく息をつきながら、身上書のボードを渡す。]
こんなもんでいいのかしら?
小さい子いるんだから、温かい毛布なんかは、ちゃんと準備して。
被疑者ってだけで、牢獄につながれる犯人じゃないのよ、私たち。
[けらけらと笑いながら、そう言い、設備の充実を促す。
暖炉に手をかざすリディが不満を洩らすのに、にっと笑った]
あら、言うようになったじゃない。
でも口をとがらせてるようじゃ、まだまだ子どもね。
元気だった?
う。
違うもん。
[尤もな指摘に言葉を詰まらせ、下を向いた。
それも数刻のことで、話が移れば顔を上げてにへっと笑った。]
うん。元気だよ。
あっちも楽しいし。
せんせーは?
[リディの楽しそうな様子に、
身上書きで凝り固まった肩をこきこき鳴らしながら笑う。]
そりゃあよかったわ。
「若者よ、ぞんぶんに楽しめ」ってね。
人生なんてみじかいんだから。
[いいながら、リディの座る隣に腰掛けて、暖炉に手をかざす。
ポケットから黒砂糖のキャンディを取り出して手渡し]
あたしは、まあまあってところね。
まだ、リディの下宿してる町まで名前が届くほどじゃないけれど。
あ、ありがと。
[隣に座ろうとするのを見、ほんの少し脇に避ける。受け取った飴はすぐに口の中へと収められた。]
そっかぁ。
せんせーならきっとすぐ有名になるよ。図工楽しかったもん。
[二つに関連性があるのかは置いておいて、少なくとも本人は本気で言っているようだ。
甘い味に御機嫌な顔は炎に照らされて朱い。]
へ。
かれ――っ!?
[予想だにしていなかった、という風に眼を瞬かせ、ちょっとのけ反る。]
い、いるわけないじゃん。
[少し後、立てた膝に顔を埋めてぼそぼそと呟いた。赤は炎だけのせいか否か。]
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