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あははは。
でも、ここにずーっといるのは、詰まらない、ですよねぇ。
[くすくす楽しそうに笑いながら、食事を終えるとお皿を洗う。
ドロワーズとベビードールの上から洗って干した黒いワンピースを身につけ、いつものようにエプロンに腕を通して黒銃を背中にさす。]
さてっと、体は毎日動かさないとねぇ。
[窓をばたりと開け、昨日と同じように窓の淵を蹴って外へと*飛び出した。*]
[目覚めは普段より早く、陽の昇りと共に。
ベッドの端に腰掛け、鉄色の眸は虚空を見つめる。
響き渡る声は、聞いているのか、いないのか。
途絶えると同時に、立ち上がった。]
[寝巻き代わりにしていた和装は、幾らか乱れていた。
緩んだ襟元からは、髪が要り込んでいる。
両の手を首の後ろに持って行き、ゆっくりと左右に広げるように動かした。持ち上げられた髪がばらりと広がり、薄花桜色の上に収まる。その間に、目を伏せて、ゆるゆると首を振った。
帯を解き、合わせの部分を軽く動かすだけで、布はするりと肌を滑り落ちる。
露になる、
胸から腹にかけて、斜めに走る傷跡。
薄くなっているとは言え、目立たないはずはなく。
それは、到底、ブリジット=エメスには、似つかわしくない。]
[見慣れたそれに、感慨などなく。
下着を身につけ、タイツを履いて、ブラウスを羽織り、制服に袖を通す。
スカートのホックを止め、後はセーターを着てリボンを結ぶだけというところで、漸く、何処を見ているか曖昧だった視線を動かした。
卓上に置かれた、小刀へと。
手に取り、鞘に包まれた刀身を口許に。
何事かを囁くように、朱唇が、微か、動いた。
下緒が揺れる。]
鎮魂(たましずめ)。
そろそろ、血が欲しいか。
……殺しは「御法度」だろうがね。
[あくまでも、「見世物」の場に置いては。
隠れた唇を、皮肉げに歪めた。]
[上着やスカートを直してから、
腰にベルトを、ベルトに小刀を。
ゆったりとセーターに隠して、赤いリボンを手馴れた様子で、結ぶ。]
……さて。
腹が減っては戦は出来ぬ、かな。
[諧謔の如き物言いは、今となっては言葉通り。
髪を編むのは後回しにして、*キッチンへと向かった。*]
/*
わん。
おはようございます。
不束者ですが、どうぞ宜しくお願いします。
[三つ指突いて御挨拶。ふかぶか。]
設定が定まっていないので、臨機応変に対応出来るかと。
関係希望、展開希望等、ありましたら、お申し付け下さい。
ぶっちゃけてしまえば、LWでも何とかなると言えばなりますが、
バトルせずに庇い死にも考慮に入れていますので、お好きにかまん。
*/
―昨夜―
[先日名乗り損ねた少女と、新たに現れた女性にこれまでと同じように自己紹介。
少女の方は気もそぞろで返答を貰えたか定かではないが。
女性の方の名を聞くと、ほんの少しだけ目を細める。
以前、調査依頼を受けた時に挙がった名前がこの名ではなかったか。
尤も、その時は大した成果も得られず、深追いも危険と言うことで打ち切りになったのであるが]
…追加調査が出来そう、かな?
[それは極小さな呟き。
余程耳が良い者ならば、聞き取れたかもしれないが]
[Iの部屋に居ると言ったティルには、「おや、お隣ですね」なんて笑いながら簡単に会話して。
先日と同じように皆が個室に戻るのを確認してから自分も個室へと戻った]
―朝―
[やはり起きるのは早いことは早い。
いつもの目覚まし――ベッドからの落下も相変わらずで。
身支度を整えた後に、響く声を聞いた]
『遊戯』――。
[聞こえた言葉を反芻するように呟く。
しかし顔に浮かんでいたのは、驚愕の表情ではなく、楽しげな笑み]
――ようやく、始まる。
[ここに集められた理由を知っていたかのような口振り。
誰かが聞いていたら、確実に不信がられるであろう言葉。
しかしここは個室。
それを聞く者は誰も居ない]
[顔を覗かせ始めた太陽の光が窓から差し込んだ。
その光は逆光となり、オトフリートに影を落とす。
影の中で、真っ赤に彩られた唇の両端が楽しそうに*吊り上げられた*]
/*
ベアが狩人、アベとユーが聖痕者ですね。
私の描写で狼の2人には狂信者であることが分かるでしょうか。
はっきりさせるのは箱に戻ってからにしたいと思います。
ちょっと独り言も挟みたいので(笑)。
*/
[ふい、と周りを見渡して、北へと歩いて行った。
進む先はいつだって気まぐれ。
暫くゆっくり歩いていたがそれは小走りになり、岩場が増えてくると岩から岩へとの跳躍へと変わった。
少し広い岩場を見つけるとそこに立ち、息を整えて鎌を振るう。
暫くの間、そうして体を動かすことに専念する。]
/中/
青い云々、という事は……相方、そこかー!?
いやは、これは予想外。
つか、この組み合わせて共闘に至る接点あんのか(汗笑)。
まあ、接点ないからこそ、持ちかけやすくはあるんだが……。
俺の場合、『痕』設定違うからなあ……誤認入る前に、動かんと。
(軽く遅い気もしてるけど)
[何刻か経ち心地よい疲労が全身の筋肉に広がった頃、岩場にペタリと座り込んだ。
黒い鎌の刃を抱くように持ち、エプロンのポケットから布を出すと、きゅきゅ、と拭きだした。]
あ、そうだ。
ギュンターって人は何処に居るのかなぁ。
ボク聞きたい事、有るんだよねぇ。
[ぽつりと呟きながら、刃を磨いてはじっと見て、を繰り返す。]
[気に入るまで刃を磨くと、日に透かすように持ち上げて満足げに笑み。
目を細めると、鎌を銃へと代えて腰後ろへとさしなおす。
再び跳躍を重ねて、中央部の方へと*戻って行った。*]
―朝・個室I―
[目を醒ましたのは鈍い振動を感じた時。
即座に寝台から滑り降りたが、後は特に何も無く]
隣、オトフリートさんだったよな。
[何が起きているのか気にならなくも無かったが。
暫くして聞こえてきた声に、それは隅へと追いやられた]
…来た。
『遊戯』に参加する『権利』ね。
[窓の外に視線を投げながら皮肉気に哂う]
今更そんなもの貰えても嬉しくないのだけれど。
あの頃ならともかく。
だけど「ありがとう」
機会をくれて。
後は…
[ポケットから携帯端末を取り出して確認する。
やはりそこに求めるものは無く]
対象も内容も分からないまま。
どうしたものかな。
[呟きながら他のボタンを*押していった*]
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