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─集会場・会議室─
[彼は少し考えた後、そう言えばお腹が鳴るような音が聞こえていたように思ったけれど、と暖炉の傍に座った女性を見る。]
なにすんのよ、糞ジジイ。
殴る相手間違ってるんじゃないの…あぁん?
まさか、あたしが人殺しだとでも思ってんの。
…やっだ、ちょっと。
いきなり真っ青な顔になって泣かないでよ。昔、昔の人狼事件を思い出した──ですって?
[老人を殴り返し掛けて止めた、彼女が差し出した香水の匂いがするハンカチを、老人は拒む。老人は今度は自警団員に殴り掛かろうとして、逆に取り押さえられた。]
……ちょっと、あぁ、ちょっと。
昔のあんたじゃないんだから無茶しないで……。
ていうか、てめえら。
年寄りの骨が折れたらどうしてくれるんだ。
あぁ、あたしがその集会所とやらに行けば良いんでしょ?
行くわよ、行くからその人を離して──。
[暖炉の側によるカミーラのほうを見て、席を立ちながら]
誰か火をくべな。この子の身体は冷えている。
……なんだ、誰も手が空いてないのか。仕方ないね。
今夜は嵐になるよ。モーガンの小倅、気が済んだら鍋をもう一度温めな。
きっとまだ必要になるからね。
クラーク。どうしてここにいるのがお前じゃないんだろう。こんな何の力もないオレじゃなく。
お前がここにいてくれたらな。お前は立派な占い師だったのに。
―集会所・会議室―
クラウンはお客と話しちゃいけないの…。
観に行った事が無いから知りませんでした。
[ハーヴェイへ言ってから、少し興味を失ったように、台所へと皿を片付けに、カミーラへ背を向けた]
−集会場−
[びくびくしながら扉を開け中を見渡す。
兎に角学校へ行かなくなった手前顔見知りが居るかどうかだけが気掛かりだった。]
な、なんで俺がこんな所に呼ばれるんだ…よ。
[中の皆に聞こえるように言ったつもりではあるが声は小さく俯いて入ったその場で立ち尽くしている。]
食べますか?
[スプーンと一緒に、ほかほかと湯気が立つトマト風味ポトフを、椅子に縮こまって座る女性に差し出した。]
はい。
デボラお婆さん、分かりました。
[デボラが立ち上がるのを見て、答え、それから灰を掻き出し、太い薪を4本程暖炉の中にくわえた。]
―会議室―
ええ。あまり話しても、言葉の聞こえない方、わからない方、お子さんがたに、わからない場合もありますから。
しゃべらないように、笛を使うんですよ。
おれたちは、皆を楽しませるものですから。
[にこりと笑った]
ぜひ一度きていただきたいです。クラウンもですけれど。
[組み立てた棒に皿を載せる。くるくると幾度か回して、皿からは手を離す。まるで遊ぶように]
動物も居ますし。
大掛かりな技も、お見せできますから。
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
[宿屋を出て集会所に向かおうとしたのだが、月明かりに照らされたその建物を見て気が変わった]
神の家…か。
[無意識にクラークの遺品を入れたままの手荷物を握り締めた]
オレへのご加護なんぞ期待はしないが、死んだやつには祈りが必要だよな。
[人気のない教会へと足を踏み入れる。鍵は掛けられていないようだ。
小さな教会だが、一歩中に入ると、月の淡い光に照らされたステンドグラスが息を呑むほど美しい。
その光に魅せられて、男は近くの席に腰掛けた]
(PL
同じく名乗りあげ。
ヘタレですがよろしくお願いしますね。
読み書きが遅いのですが、ご容赦を。
役割は希望する方がいらしたらどうぞ。
取り敢えず私は騙り予定ではないです。)
[くるくると黒い棒の上で白の皿が踊る。視線を感じて、にっこりと微笑いかけて、
開いている片手を前に出す。
目をあわすようにして、自分は足を折り見上げるように。]
手を出して下さい、お嬢さん。
[微笑う。楽しませるように。]
[暫く曲芸に見とれていたが、はたと気が付いて食事をはじめる。
ふぅふぅと湯気を吹きながら、ポトフを口に運ぶ。
おいしそうに頬を緩めた。]
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