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[銀色の光がふわりと、舞う。
場に居合わせた者には、青年の背に銀色の翅が閃くのが見えたろうか。
生じる光。
それは静かに微笑む少女へと飛び、その身を柔らかく包み込んだ]
[光が少女をふわりと包むのを感じて。
ゆっくりと、それを、空へと向ける。
……衝撃を与えるのが目的ではあるけれど、手荒にはしたくなくて。
できるだけ、静かに。
衝撃は、自分の力を弾けさせる形で発生させればいいから、と。
そう念じつつ、銀の光球を空へと運んだ]
[少女を包んだ銀の光は、広場の上空へと向かい。
それから……ふわりと。
妙に優しく。
夜空へと、消えた。
弾け飛ぶ、銀色の粒子が。
星さながらに、空を飾って、消えて]
さて、と……。
これから、茨の道が始まりますねぇ、と。
[冗談めかして呟くのは、心の痛みを消すためか、それとも]
……それはそれとして……。
バカ親父、どこを狙いやがったんだ……?
[子供は、その光を、
直接は目撃しなかった。
ノーラの方を見ていたから。
ただ、銀色の光は、
月の白い光とは違って、
視界の端でも、すぐにわかった。]
……あれ?
[その中に、
誰かの姿が見えた気がするけれど。]
[興味はないとばかりに、
ノーラを見上げた。
昨日までなら、
きっと、騒いでいただろうけれど、
今の子供はそんなことどうでもよかったから。]
[目と目で通じ合うユリアンとミリィを見ていたが…
突如自分の近場で銀の光源が発生する。]
…………なっ…!?
[光源に目を向けると…そこには、銀の翅を背負うユリアンの姿。
眩しさに目に手を翳す…その隙間から見える光景は…]
…………ミリィ…?
[昨日みたエーリッヒが攫われるそれに似た
…けれどそれよりも柔らかい光り…
さっきユリアンが言っていた言葉を思い出す。]
……これが……作戦……?
[一方その頃。
追放された身だからと着るのを控えていた外套まで出したのに放置されたような男はというと]
……………。
[ふつふつとこみ上げる怒りに震えていたりとか]
[――私が、妖精だから]
[ユーディットの声が耳に残って]
[その直後、その姿は小さな人へと変わる。
驚きに目を見開いているうちに、首に巻いたタイを解かれ――
声をかける間もなく、何時もののんびりさが嘘のような俊敏さで、窓を開け放つ]
…
[銀色の光が空に…消えるのが目に見えて…]
…そう…王様の力じゃないのに…か。
[小さくポツリと呟くと、視線を落とし…]
…ユリアンとも、話さなきゃ…ダメ、かな…?
[その呟きは祭りの喧騒へと消えて]
[そして、叫びに応えるかのように。
エーリッヒの時と、同じく――否。今度は、金色の輝きのみだったが――
ふわりふわりと、月の雫の如く降りてきたひかりが、少女を、包み込む]
[見上げていた目を戻すと]
[駆けて行く少女の、赤いお下げが跳ねるのが見え]
[銀の光が包み込んで]
…あ…
[ふわりと夜空へ]
[それだけで言葉を失ってしまったから]
[その先にいる少年の姿には、気付く事なく]
[すうっと。
彼の手から逃れるように、ひかりは、ふわり。
浮かんで、天に昇り、月と同化するようにして、――失せる]
[残されたのは、呆然とした彼と、普段の微笑を消して、母のみで]
[ユーディットの姿は、何処にも無い]
貴族 ミハエルが「時間を進める」を選択しました。
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
少女 ベアトリーチェは、職人見習い ユリアン に投票を委任しました。
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