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[――あがる、少女の悲鳴。
彼女は、瞬きをせずに放たれる光を見つめ、
その全てを受けた。
引き戻した鞘を胸元に運び急所は避けたが、それだけ。
暴走により、先程より威力は高くも狙いの出鱈目な攻撃は、身を捻るだけでも、大分軽減されるはずだった。避ける手段は幾つもあった。
それでも、彼女はそうせずに。
むしろ――後方に抜けて行きかけた一条は、自ら、左手を伸ばしてすら。]
――……………ッ
[手に、腕に、腹に、肩に。
光が灼く。
開いた唇からは、息だけが洩れた。熱い。
足がふらつきかけた瞬間、球体が爆発する。
少女より距離は遠かれど、まだ近い。その煽りを受けて、後方に飛ばされる。身体。手から離れた刀が転がり、受身は取れず、強かに背を打ち付けた。]
[暫くエレベーターの前でイライラしていたが、スタッフが来たという事はまた誰かがここへ来たのだろうと推測できた。
誰が来たのだろうか、と思いながら、モニタルームの方へとゆったり歩く。
と、端の部屋。
人の息が聞こえたか、気配を感じたか、それとも医療器具の音が聞こえたか。
何ら、気になって、不躾にも無言で扉に手をかけてノブを捻った。
鍵がかかっていなければ、白いベッドに長い髪が波打っているのが見えるのだろうか?]
[持ち上げて額に乗せた手の袖からは、包帯が覗いていた。
開かれる扉に、閉じかけていた眼を薄く開いて、起き上がろうとはせずに、視線のみを移す。]
/*
もっと悪役悪役する予定が、案外普通になってしまいました。
……まあ、ブリジットの設定思いついた時点で、そりゃなと。
黒々したいですねえ。
くろぐろ。
ブリジットさん。
…なんだぁ、昨日ボクに敗者敗者言ってて、キミも敗けたんじゃないのぉ?
[言いながら、ベッドの傍まで歩いて近寄り、顔を覗き込んだ。]
[緑の眸が、徐々に焦点を結ぶ。]
……、ぁあ、
[すぐに声は紡げず、一度ゆっくりと吸ってから、息と共に絞り出した。]
敗けた方が、まだよかったかも知れないな。
[憤慨のいろも見えず、呟く。]
さて、ね。
痛覚は人並みにある。
困った事にな。
――……痕も残るか。
[ユーディットから視線を外して、包帯の巻かれた腕を見やる。]
もっとも、このまま処分を待つのなら、
残ろうが、関係の無い話だが。
単に勝ち残ったところで、望む未来は得られない。
与えられたレールの上を進む限りは――
[それはユーディットへの答えというより、独り言のようで。
片手を突いて、ゆっくりと身を起こす。]
貴様らは、嫌なのだろう。
ボク?
イヤに決まってるじゃん。
ボクは自分が痛いのはキライだから。
ブリジットさんは、イヤじゃないの?
[起き上がるのを、じ、と見つめる。]
痛いから、か。
痛いだけが理由か。
[妙にその事ばかりを気にする少女に、起こした半身をベッドの背に凭れかけさせて、問う。
されど己へと向けられた問いには―― ]
そうだな…… とりあえず、だ。
上の「遊び」に付き合うのも、厭きた。
[感情を顕にはしないままの返答。
個室に、監視の目は無い。
それを知っているからこそ、否定染みた台詞を口にする。
卓上に置かれた鈴も今は鳴らず、この声を聞くものは、互いしかいない。]
うん、痛いからイヤ。
イレーネさんが言ってた「みらい」とかどーとかは、良くわかんないや。
ただ、イヤだからイヤ。
[飽きた、との言葉には、にんまりと笑い、ベッドの脇にあった背もたれの無い椅子を引き寄せて座った]
ここにいたら殺されちゃうんでしょ?
じゃあその前に、出ようよ。
ね、殺される前に殺さないと、じゃない?
[指の先で、前髪をくるりと巻きながら言う。]
ご主人様にも見捨てられる?
[包帯の巻かれた腕にも、打ち付けた背にも、痛みが走る。されど顔には出さず、小首を傾げ揶揄うように尋ねた。]
さて、殺す殺さないの意見はともかくとして――
まだ、今は、その刻ではないな。
ご主人様は……
[しょぼり、と頭を垂れる。
が、すぐに顔を上げてじ、とブリジットを見つめ]
その刻ではない?
…さっき「上」って言ってたけど…要するにキミは、あの…ギュンターって人とお仲間、って事、なんだよね?
既に仲違いでもしたか?
[項垂れる様子を、眼を眇めて見た。]
同じ組織に所属するものを仲間と称するならば、
そういうことになるな。
仲違い、じゃないよ。
ただ、ご主人様の声が聞こえない、だけ…。
[ブリジットの言葉には、泣きそうな顔で一度微笑んで]
同じ組織…そっか。
じゃあ、「飽きた」だとか、そういうのって、逆らう、裏切る事になるんじゃないの?
そんな事したら、ボクよりも殺される確率あがりそう、だよ?
声?
いまいち、掴み辛いが――
そも、貴様の言う主人とやらは、「生きたモノ」か?
[ゆるりと瞬いて――
逆らう、裏切り。
その単語には、唇が薄く笑みをつくった。]
そうなるな。
/中/
本当にスクリプトの中の人は空気を読みやがるな
と思いつつ、わっち参上
トンデモ設定持ち込んだことは、エピで謝るとして
19発バーストのタイムラグ? そんなん知らんなぁww
「生きたもの」?
当たり前だよ、ボクのご主人様はずっとボクに話しかけてくれてたんだもん。
いつでも、どこでも。
ボクの中から、ボクだけに聞こえる声で。
ボクが人を傷つけるのも
血が見たいのも
人を殺すのも、
ぜぇんぶご主人様の命令。
だからボク―ユーディットは、何にも悪くないし、そんな欲望なんて持って無い、んだ。
[くすくすと楽しそうに笑い、後の言葉には口の端をあげてにんまりと笑い、その後目も細くしていった]
じゃあさぁ、ここから生きて出られるように、協力しようよぉ。
利害は一致してると思うんだよね。
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