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[青年が大丈夫だと言えば、私の心は静まってゆく。
それは昔助けていただいた記憶が、強く心に残るが故。
そして彼の猫の言葉が、気休めなどではなく…心を、願いを込めたものと知っている故に]
そうですね、何れは…きっと。
そうでなくば彼の王もお困りでしょうから…。
[調査中らしき旨を告げて。
それから…私は青年の申し出に目を丸くして見つめた。
手が腹部と動き――空腹を思い出した音の変わりに腕輪が揺れる]
< こくり、と猫はうなずきました。ぶっちゃけ、そんな王とか、だれなんて わかってないんですけれど。
それから手の動きを見て、小さく笑いました。 >
立てる、なら、下、行く?
無理、なら、もってくる。
たいへん だったら、無理、だよ?
< 首をかしげるのは、猫の姿のときと、かわりません。 >
……セレス……。
[甘える黒猫に、ちょっと嬉しげな従魔の様子に、零れるのは、苦笑。
そこに、羽音が飛来して、時空竜はす、と手を差し伸べる]
「ようやくお戻りか」
……あはは……そう、怒らない、怒らない。
[手に舞い降りた白梟のどこか不機嫌な様子に軽く、返す]
取りあえず……どなたか、いらしてますかー、と?
[それから、どこからか聞こえてくる声の主に届けばいいが、と思いつつ呼びかけて]
[腕輪から届く軽い響きは、私への重圧を少し和らげようか]
…はい。
御心配かけぬよう、心します…。
[逆に相手から無理や無茶を返される事に成るなどとは、彼の竜をよく知らぬ私に判るはずなどなく。言葉通りに受け止めて]
いや、心するとか、そういう決意はいいから。
[返る返事に、刹那、苦笑が掠める。
それは、誰の目にも留まる事はないけれど]
心配かけない、とか思い込むと、かえって空回るもんですから。
…こーまったねぇ。
[言葉のわりにはその口調に緊張感なんてものはなく、ぽり、と頭をかいた。
ふと、聞こえてくる声に首を捻り、口許に手を当てて]
すいませーん、うちの猫知りませんかー。
[あてもなく声を投げる]
ほんと……空回りするんだよな、そういうのって。
[思い返すのは、遠い、とおい記憶。
案じられる所以がわからず、それに怯えて。
それを向けられまいと頑なに固めた決意は、逆に周囲に心配をかけたから]
ほら、湯船であったまれ。
[洗い終えてアーベルがぼーっとしていたのならば、湯気の中、湯船へと誘(いざな)い。
重そうな枷が気になったが、自分で服を脱いだ彼が取らないのなら取るつもりがないのだろう、と納得して何も言うとつもりもなく、風呂の深い場所に沈まないかどうかだけ注視し。
肩までつかれ、とアーベルの頭を大きな手で少し押さえたりしつつ、*ゆっくりと温まる*]
[青年の小さな笑みに、私は細い眉を下げて。
行くか運ぶかと問われ、しばし悩んで好意に甘える事にした。
無理はしない、と約束した故に]
未だ…人と遭って、怯えぬ自信がありませぬ。
お願いできますか…?
[草食である私は、勧められても食べられぬものも多い。
なれど青年はそれも知っているから、安心して頼む事が出来た。
出て行く青年を見送り、私はゆっくりと褥から脚を下ろす。
立ち上がれば少しふらついたが、それは空腹ゆえか否か。
窓辺へ近寄り、昨夜と同じく窓を開ける。
柔らかな草の香りが部屋を満たし、私は――*静かに目を細めた*]
[返ってきた声に、どうやら猫の連れがいるらしい、と察して]
おりますよ、と。
案内飛ばしますんで、それについてこちらまでどーぞー?
[ごく軽い口調で言いつつ、無限の輪を一つ、声のするへと飛ばす。
輪が声の主を導いて来たなら、取りあえず広間へ案内してお茶の準備を始め。
説明を求められれば、それに応じて*この場の事を語るだろう*]
ん、持ってくるよ。
すぐ、もどってくる。
< そう言って、ナターリエの部屋から出て行きました。
下の階へおりると、あらあら、なんだかお風呂場がさわがしいみたい。
それに他の猫もいるみたい。
だけれど、気にしないで、台どころを さがしました。
目当ての料理を、材料を、見つけたら、自分のぶんと、ナターリエのぶん。ふたりの分を、しっかりわけて、猫は*上へと運びます* >
[「決意はいい」 「空回る」
私は彼の竜の言葉に戸惑いを隠せずに、なれど反論も出来ずコエを出しあぐねる。
本当に私で手伝えるのだろうかと、不安が過ぎったのは必然か]
……気をつけ…あ、その…… ……はい。
[気をつけると返せば、それも駄目と言われそうで。
私は言葉を濁し…結局は応と返すだけに留める。
あまりの彼の竜と私の違いに――零れた吐息は掠れて消える。
違い故に補え合えるやもと…今は未だ思い描く事*叶わずに*]
[濁された言葉と、短い返事と。
それを感じれば、人知れず零れるのはため息か]
とにかく、今はゆっくりお休みを。
[今の内しか休めないかも、という予測は口にせずに、それだけを告げて]
『……なんと申しますか。生真面目……なんかねぇ?』
[ふと、意識を掠めたのは、*こんな考え*]
/中/
というかですよ。
共鳴はこれで導入三回目。
んでもって、過去の共鳴はどちらもカップル化してたりしますが。
俺が一方な時点でそれはないから。
……恋愛、二度とする気ないしねぇ、おとにーさん(いや、ここで言ってないでSS仕上げましょう)。
……あー、はい、エピでこれ見てる諸氏。
「無駄な努力」とか言わないの。
[食器を片付けながら厨房で思案中。]
結構たくさん作ったつもりだったんですけど、あれでも足りないのですね・・・。
食べていない方が多いくらいでしたし、ある程度保存のきくものを大量に作ってみましょうか。
[大きな鍋でクラムチャウダーを作成中。時折保存の魔法を唱え変質しないように心がけているとか。]
─東部エリア・屋敷内広間─
[広間内で何とはなしに手に取った本。その内容に興味を引かれたのか、しばらくの間読み続ける]
[長い沈黙。周りに誰か来ようが反応することなく本に目を通し]
[そんなことをしていたのは今からどれくらい前だったか]
[今は広間のソファーに寝転がり寝ていたり。おそらく本を読むのにも飽きたのだろう。もちろん周りで起きていたちょっとした騒ぎには気付いていない]
[棚を開け、用意された食材を見ながら何をつくろうかなと考えている]
前菜にガーリックバター仕立てのエスカルゴを作って。
メインはローストビーフにしようかな。
レンズ豆を温製サラダにして、と。
デザートは妙に楽しみにしてる人が居るみたいだし何種類か作りおきしておくことにしましょう。
昨日の白ワインが余ってるから、グラニュー糖を入れてメロンのスープにしちゃうとかいいかもしれません。
後は・・・・南瓜と栗、それとお芋でムースかな。
フルーツ系ばかりだと飽きてしまいますものね。
[お肉をオーブンへといれて温度を確かめ。厨房の外へと。]
そんなところで居眠りされていると、風邪をひいてしまいますよ・・・?
[くびをかしげ、ハインリヒへと声をかける]
/*
ログ確認〜(っ´▽`)っ
狼COしてる人はやっぱりいないね??
趣味で絆うっちゃうぞ、もう。
アーベル―マテウスとか気になるなあ。
後はこれといって・・・ ヘルガ―ハインリヒ とか狙ってみてもいいかな。
[大地の獣に散々世話を焼かれた風呂上り]
[宛がわれた部屋に戻り着替えを済ませて]
(普段と代わり映えしない服装だが真新しく、
更に一枚ジャケットのようにシャツを羽織り)
[用意された食事も摂らず、]
[ふらり][庭園へと歩みだす。]
[気付かれたら首根っこを掴まれたに違いないが]
[素直に広間に向かったものと思われたのだろう]
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