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[腕へのフォロー>>273と、謝罪>>278には指を振っておしまい。
話題に流されてくれたらしいリディが白猫の名を呼ぶ姿を眺めた。
常連さんの使い魔という見覚えはあったから傍観することにする。]
ああ、そうだよ。
どうやら同じタイミングで飛ばされたみたいだね。
導師・・・ならその内に合流してくれそうな気がするけれど、
カルメンくんは無事なんだね。
ちゃんと受け止めてもらえたのなら良かった。
[ベッティと離している間にカルメンの安否が確認されて安堵する。
なにやら頭上がほんのり暖かい気はしたが、深く考えなかった。]
[性別の誤解が正されたりそのままだったりするのは知らぬ事。
快活な笑みになったベッティとリディが自己紹介するのを見守る。]
・・・リディは初対面かな。
そうは言ってもこちらも詳しく知っているわけじゃないんだが。
[なされた説明に同意を示し、頷いたら少し頭上が揺れた。]
――?
[ようやく気づいた違和感に瞬いている間に、理由が判明。
誇らしげなのは見えないが、少々面白い状態らしいとは納得した。]
>>284
えー、ちゃんと鳥とかもいますよー?
喚ぶとうっさいから喚ばないだけで。
[その理由はいかがなものかと思うが。]
・・・仲間とでも思われたのかな?
[指一本分の三つ編み尻尾以外は、頭の形に沿った髪型は色合いからしてピノ君と似ていなくもない気がして呟いてみる。
温もりを失って少しばかり涼しくなった頭上に手をやると、鈍い衝撃がダンジョンを震わせたようだった。]
今、何か揺れたね。
隔離結界内で地震はないだろうし・・・誰かの魔法かな。
[壁の中に"めり込まされて"いる、とはさすがの予測外。]
『お。壊れたな。』
あら、ホント。
[ガラガラと崩れ落ちた石像を認識すると、
巨大もふもふが押しつぶすように、もふんっとプレスされ、
>>227の地点にワープされていた。
ちなみに、9匹のもふもふはサイズが2周りくらい大きくなっていた]
…今回も、ふわふわプレスで移動なわけね。
[以前の試験を思い出して少し苦虫を噛み潰したような表情に*なった*]
[何かが、ではなく誰かが近づいてきている事は感じたものの、視界に入ってしまった怪しげなロープから目が離せずに足を踏み出す。
見覚えのあるようでないような人物が視界の端でベッティと再会を果たしているらしき様子を感じつつも罠の誘惑はとまらない。
そのままロープの真下に行き、止める間もなく引っ張った。]
・・・あらら、やっちゃったな。
肉体労働は向いていないんだけどね。
[手の中のロープが消えた途端、周りを囲む雑魚30匹。
双子導師に借りた魔道具はどこかなとポケットに手を入れた。**]
─最奥の部屋─
試し撃ちって……また、絶妙な削り具合だなぁ。
[感心するのはそこなのか、と突っ込まれそうな呟きをもらし。
手を振るベアトリーチェには、ひら、と手を振り返しておいた]
んじゃ、これを壊せばスイープ完遂、と。
[為された説明に、石像の一体に向き直る。
蒼が捉えたのは、獅子・山羊・竜・蛇の四種混合魔獣を模した石像]
……この手を壊すとなる、と。
Eisen Lowe Formänderung.
Kugel Form!
[魔力弾と実弾、どちらがやり易いか、を考えて。
一先ず、選ぶのは実弾仕様。
回転式の弾倉に銃弾を装填して、銃口を向けた**]
あーくそっ、だいぶ遅れ取っちまった!
[ふわだまり経験者、カルメン先輩のお陰もあって抜け出した後は、やっぱり駆け出すご主人。
さすがにあからさまな罠は避けれたし、その後も運がよかったのかトラップにかかることもなかったんだけど]
お、こっちから声が……
《かち》
……んぁ?……ぎゃー!
[もうそろそろゴールかなって辺りで同じトラップに引っ掛かるあたりさすがご主人だ。
ボクもしっかり巻き添えくらっちゃったわけだけど。
先輩たちがいたならまたお世話になっちゃったかも知れない。
結局パステルイエローの巨大ふわふわから逃れるのに、また{2}分くらいかかった**]
/*
古代語魔法・・・って何があったっけ。
あまり都合のいいのを選んだ事にするのは面白くないから、ランダ神にお伺いを立ててみよう。
1、エネルギーボルト
2、エンチャントウェポン
3、プロテクション
4、スリープ
5、アンロック
6、ライト
罠の内容を知らなかったらしいから、一般的迷宮で役立ちそうと準備してくれていそうな魔法をチョイス。
さて、お借りした魔道具は・・・{1}と{1}っと。
/*
・・・かぶったな。
というか役立ちすぎなお告げありがとうランダ神。
同じの二つはあれなので一個だけ振りなおし、と。{5}
/*
念のためにプロロのログあさったら、魔導具=戦闘能力持ってない奴フォロー用と判明。アンロックは却下。
・・・駄目だな、ブランク長すぎて取りこぼしが多いや。
さすがランダ神。
エネルギーボルト二個で間違ってなかったのか。
このままお告げどおり行くかな。
・・・まあ指輪型だし別の使い道もあるよね。
[ベルが話の方向転換してくれたのにまた蒸し返すとかないよな、とベッティの言葉には苦笑と共に頷きだけ返し。
まさか彼女からも女の子と勘違いされてたなんて夢にも思いません。仮にそれに気付いたとしてもヴィター相手のような真似はしませんが。
ベッティから楽になったと礼を言われれば、良かった、と安心した笑みを向け。]
それでしばらくは冷やせるはずだけど、持続切れた後でまだ必要そうなら声かけて。
[そう言って手をひらりと翻すと、それがまるで合図だったかのように白猫が軽く跳躍し少年の肩に乗った。
ベッティからベル達と顔合わせした経緯を聞くと、へぇ?と瞬き数度。]
射的のとこならボクも通ったよ。
もしかしたらすれ違ってたのかもね。
[そう言いつつ握手をして。月闇の1年、と聞くとまた瞬き。]
あんた、月闇の1年なんだ?
ボクは雷撃の1年。
…ふわふわ?
[雷撃上がってなきゃ一緒のクラスだったかもね、と笑いながら握手してた手を離し。
青いふわふわの話を聞くと探すようにきょろ、と周りを見た後でベルの頭上に気付きその可愛らしい状況に思わず噴いた。
ベルの呟きは、楽しそうにくくっと笑みを零しながら聞いて。]
仲間っつーより、なんか居心地良さそうに見える。
[そして青ふわがベッティの元に戻ったところで地面の揺れに気付き。]
…またなんかの罠か?
ベル先輩、今のって…─先輩!
[今までの罠の発動時に振動を感じた事はなかった為に警戒の表情を浮かべる。
こちらに誰かが向かって来ていることに気付くよりも先、ベルの周囲に沸いたモンスターに表情は更に険しくなった。
もう少しタイミングが遅ければ、ベッティと再会を果たした女性と共に残念な存在に気付いて別の意味で表情が険しくなっただろうが。]
ヴァイス、ティエラと一緒にベッティの側にいってろ。
"─我が導きに応えよ 全てを切り裂く刃を成せ─"
…っし、手伝いますよ先輩!
[急な出現に驚きはしたが、良く見れば数が多いだけの雑魚なので一人で充分と判断した模様。
肩に乗っていた白猫を下ろすや否や、魔力で氷の剣を作り出しベルの傍らへと走り寄った。**]
同じ物を借りてきてしまったけど、威力が倍と思えばいいかな。
[ポケットから掬い上げた手の、中指と薬指にはシンプルな指輪。
鈍く光る魔導具に刻まれた古代語は――二つとも同じもの。
リディの声に振り向く余裕はないが、助太刀の申し出に微笑んだ。]
そいつは心強いね。
こちらの分は残さなくてもいいから遠慮なくやってくれたまえ。
[どちらが手伝いなのかわからない台詞を言って、右手を前に出す。
リディが氷の剣を振るうのとは反対側の雑魚へと言葉を発した。]
・・・凄い威力。
けど、この分ならもうお任せでいいよね。
[予想以上の結果に余波の残る右手を下に向け、ひらひらと振る。
けれど電撃学科の少年の活躍はその倍凄かったので、残りの分も次々と蹴散らされていくのを傍観体勢で眺めていた。**]
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