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―廃棄エリア:モニターのある場所―
< まがい物。
なにが、まがいものだというんでしょうか。
手をのばすけれど、モニターはただ、ひらべったくて。
そこに、誰もいないんです。 >
君が竜郷で遭いし魔と、
此処で会った存在は別物だっただろう。
今も尚――ね。
[天青石の睛が、][異眸を見る]
[機鋼のちからを宿した、青]
世を知ったのは好いことだけれど、
随分と素直では無くなってしまったものだ。
昔は可愛げも多少あったのに。
[冗談染みた言葉]
[凭れかかっていた壁から、身を起こす]
[私は、時の竜の謝罪に『気にせぬように』と一音啼く。
見守るを決めたのは、私であるのだからと]
…私の心は、そなたが側に。
[込められし響きに応えるは、愛しさと慈しみを込めたコエ。
心を預けますると、信じる響き]
< アーベルと、オトフリートの話を、
猫はただ、聞いています。
そして、その口唇がうごいたのをみて、読み取ろうとしました。
とうぜん、わからなかったのですけれど――。 >
−中央塔下部:ファクトリーエリア−
[『器』たる機鋼の竜が、眼を開く]
[低く、 啼いた]
[地の奥底から響く唸りの如き音]
[地下全体が、蠢く。]
――遠い、昔の話さ。
何時の事かも忘れてしまった。
承知した。
ファクトリーエリアか…第一集積所に運べば、
恐らく誰かは居るだろうよ。
[続く言葉に一つ頷いて。
抱え方は――…まぁ、一番人体に負担を掛けない、
理に適っている抱き方だと思えば、良かろうか。
…陽精本人から、どの様な反応が返るかは、解らぬが。]
……途中で起きぬと、良いな?
[何となく。]
< ああ、また、なきごえ。
広間の音を流し続けるモニターから、目をはなしました。
竜が、ないているのかしら。
そして、
それは なにか、こわく、感じたのでした。 >
別物……ね。
[それが違和感の元かと、小さく呟いて]
ま……あれから、魔界やら精霊界やら人間界やら歩き回って。
色々なものを見て、知って。
……求めて、失って。
[その部分はごく小さな呟き]
……色々と、経験も積みましたんで。
いつまでも、可愛いお子様ってわけにゃいかないってとこかな?
[くすり、と笑い。壁から離れる様子に、す、と目を細める]
[あらゆる場所から、]
[無数のコードが伸びて]
[ざわめくプラグは其処に在るもの達に襲い掛かる]
[それは火炎の竜の記憶を読んだ時と同じ]
[されど、今求めるは、“ちから”]
/*
ちからを、うばえ。
かしら。
解読に近い響きで日本語翻訳すると其れだと思うけど。
一生懸命暇なときに法則を探っていたのだけれど
何か、途中から解読が一文字ずつずれるんだよねぇ…。
どれか文字削ってるのかな…。 エピで機鋼。違う。聴こう。
辞書のバカ!
人より長く生きる竜にとっては、全ては覚えきれぬか?
ま、俺も今まで生きてて全部覚えてるか、って言われりゃ否と答えるがね。
ファクトリーエリアに行くか。
機鋼竜にも聞きたいことがある。
言葉が通じるのかは知らんが。
[ヘルガを抱えたまま部屋を出ようと。続く言葉にはどこか悟ったように]
……その時は、その時さ。
[きっと遠い目だったことだろう]
[通路に出て、足を止めた。今居る場所が蠢く感覚。唸り]
…何だ?
なにを、
やって……
<<蠢く音>>
< そして、猫は、モニターに手をついて。
そこから。
しゅるり、と。
コードがのびて―― >
っ……!
< 嫌だと、いうことばは、声になりませんでした。その体は、しっかりと、コードに絡め取られて。
そしてその力も、コードがうばってゆくのでした。 >
―ファクトリーエリア周辺・通路―
[地下全体に響き渡る声に]
ようやくお目覚めのようですね。
でも、体は不完全だったのではなかったでしょうか。
こんなことなら、翼を近くまで運んであげておくべきだったかもしれませんね。
[その方が面白そうでした、と呟き声の発生源の方へと歩いていく]
失ったものを、求める。
それだけだ。
[呟きは聞こえたか否か]
[呼応するが如き、言葉]
話し合いは時間の無駄――……、かな。
強きが正義、とは言わないが。
手っ取り早いのは確かだね。
[右の手を横へと広げた]
[「心は側に」。
昔、誰かに言われて。
結局は、拒否した言葉だったか、とふと、思い返す。
孤独は、無限を領域と為す時空の律。
何よりも律を重んじる竜族として、それを歪める事はできない、けれど。
今はただ、その響きを、込められた想いを、受け止める。
力の均衡を失わぬために。
迷いを持たぬために]
< だけれど、その体は猫に変わり。
一瞬、目的をうしなったコードがおどり。
猫は、たっと、にげだします。
音を出す場所から、どこかへ――だけれど。
その白い小さな体を、今度は、ドロイドに見つけられ。
猫の体はしっかりと、それに捕まえられました。疲れていた猫には、けっして、さからうことなどできず。
左の手から、赤い血が、ぽとりと、おちました。 >
[ビシ、][ビシビシビシ、]
[幾つもの音が連なり、][背に生えるは、]
[ ―― 鋼の翼 ]
[流水の羽とよく似た][紛い物]
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