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[とにかく言うべき事は口にして、少なくともマリーから了承をもらえた。それだけで満足した彼はほっとした様子でマリーに一緒に帰ろうと告げて……。
気づいた時にはキョウヤは空気を読んで一人で帰ってくれていた。
もちろん、それに気付いたのは、彼が帰宅して風呂上りにフルーツ牛乳を飲むという数時間後の事だった]
[夢。
そう夢だ。
いや……違う。これは夢ではない。現実だ。
暗黒を伴う闇。時折存在を示すべく輝く雷光。そして白き能面。
そう。能面だ。
闇の中でピエロの仮面と日本の面を合わせたような顔がこちらをじっと見つめているのだ。だが不安はない。それどころか何か護らねばならない使命感さえ芽生えてくる。それが何なのか手を伸ばして触れようとして――]
「ああ……」
[闇は悲しげに、それでいてナニカを羨望しながらも裏切られた子供のような小さい女の子の声を発した]
怖くない……から。
[それ以外に何を言えというのか。
呟いてヒサタカは闇の中に自ら足を進めたのだった]
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