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うん。お願い〜
[と、言って、素直にしばらく待てば。窓の奥から響く声がして]
え〜。まだ鳥の名前聞いてないのに〜。
どこいったのかなぁ〜。ん〜…あは
わかんな〜い
[ふらついた飛行中は地上への注意が散漫。結界樹に近づくにつれ、次第に体の不調は和らいでいく]
……?
誰か、いる?
[上空から結界樹付近へと目を凝らした]
[考えた。咄嗟に浮かばなかった。諦めた
というすばやい結論だけは下す。解決は何もしていないが気にしないが気にせずに
窓に手をかけてそこから中を覗き込むようにしながら]
あは。エリカのほかにも誰か消えたの〜?
[内部に巡らされた枝から結界樹の葉を一枚取る。一瞬ざわりと枝が揺れたが、害意は無いことは伝わっているのかそれきりだった]
[水鏡の場所に戻り、薬指の先を水に浸すと、葉の上に一つの文字を記す]
…あんまり考えてないなぁ。
障害、になる人物――かな。
[ケイジの言葉には小さく、オーフェンには聞こえないように顔の表情を変えずに小声で言いつつ、上空に見えたオーフェンには笑顔で手を振って見せた。]
[近くに居た先生に聞くと、肩をすくめてどうやら自分で出て行ったらしい、とのこと。アヤメもすでにいなくなり、ラスが探しに行ったらしい。仮眠を取っているカルロスは起こす気になれず。外に出ようとするとネロが窓から顔を覗かせた]
ああ、アヤメもいなくなって。エリカ、これから探しに行こうかと思うけれど……ネロ、どうする?
[言った後で、ネロが丸太を引きずっていることにようやく気がついて、不思議そうな顔になった]
[交わされる会話は微かにしか届かない。
ただ、飛来した影に、空気が変わるのだけは、感じた。
確認をするには、人がいるうちには得策でないと思ったか。
歩みゆこうとする先は、今、己の来たばかりの方向。
目指すのは、施療院ではなく、村ではあるが]
障害ね
[くすりとわらった。面の下で。
オーフェンが近づくのに声はおさえ、]
そういえば、アヤメ嬢は四つ翼だったと知っていたか?
[おかしそうに問いかけた。]
─聖殿─
[聖殿にたどり着き、長老の下へと向かう。翼は、村に入る前に畳んでおいた。
長老の側近たちは会わせるのを多少渋っていたものの、結局は押し切って]
……んで?
何がどうしてどーなって、あーなったワケだい?
[問いかけに、長老は深く、息を吐く。
上げられるのは、リディアの行動に基づく疑念など、儀式前にも簡単に説明された話]
……それだけ……じゃ、ないだろ、長老?
他にもなんか、あるんじゃないのかい?
[低い問いに返るのは沈黙]
『古き契約に従い、我が招請に応えよ、小さき翠の仔』
[詠う声に応じて、淡く小さな翠の光が水面にと浮かびあがる]
『水と翠を司る者の名において、この水面の向こうに異変あらば我に伝えよ』
あは、そうなんだ〜。リディアと付き人?みたいになったのかな〜
[ケイジから名を聞いたため、ジョエルは付き人という名前に...の中ではなっていて]
でもアヤメは結界樹にいたよ〜。どっかいっちゃったけど。
あっち。
[と一度指をあらぬ方向に指差して。首をかしげ]
えっと、結界樹のとこからあっちだからー…聖殿のほうだよ〜
[といった。どうする?という問いには答えなかった。
黙っていたというよりも単にまだ考えていなかっただけであるが]
/*
きっちり聞いていたことにすると、
動きが狭まりそうで。
それに、それほど聞こえる距離なら、
あの二人ならば気付いていそうな気が。
長老。確かに、封印は生命は奪わない。
でも、疑心暗鬼の念は『虚』を強め、結果として『堕天尸』に力を与えるんだ。
……隠し事は、ナシにしようよ。
アタシも、できるだけの事はする……天将の血脈として、力を継いだ者として、できる事を。
[だから、との訴えに、長老はわずかに目を細めた。
両親の事情を知る、数少ない人物には、それで決意は伝わるか。
そうして、語られたのは。
狐面の進言のこと]
……あの旦那が……『虚』を、読める……?
でも、狐の旦那には……。
[天将の素質はない。ならば何故、それが叶うのか]
……ん、わかった。
長老も責められ怒鳴られで立場ないだろうけど……頑張っとくれ。
[アタシも頑張るからさ、と。口調は軽く言って、聖殿を辞し、広場へと]
[会話内容はまるで耳に届かず、ラスに手を振り返して]
また、後で来よう……
[少しだけ楽になった体で、狐とラスの上を旋回した後、結界樹から飛び去る]
4つ翼?
…いや。
幼馴染だが、全てを知ってるわけじゃない。むしろ――知らない事の方が多いだろうな。
[眉を下げながら口は笑みつつ、飛び去るオーフェンを少し目を見開いて手を振ってみた。]
それは、何か意味が…あるのか?
─広場─
さぁてぇ……とは言ったものの、どうするか。
[改めて狐面を問いただすか、否か。
そして何より]
……護りの法……どこへ向ける?
[如何にすべきかは、己が力の向ける先]
…………。
[一瞬、瞬いてから、すうと水鏡に沈んだ光を目で追い、もう一度水鏡の中の光景を見つめてから、その傍から離れ、木の枝で作られた壁の前に腰を降ろした]
………絶対に、殴ってやる。
[誰を、とは口にせず。心を鎮めようとするように*目を閉じた*]
……私情は……ナシだ。
護るべきは、今、失ってはならぬもの。
……気脈を読む術を持つ者……かねぇ。
[誰に言うでなく、ぽつり、呟く。
肩に止まったラウルが、案ずるようにぴぃ、と鳴いた]
[抜け出してから時間が経っていたために、
来た時より急ぎ足で、選ぶ道も、村へと直接繋がるもの。
荒く踏まれた草が、悲鳴の代わりに音を立てる]
くの一 アヤメは、かぶき者 ケイジ を投票先に選びました。
くの一 アヤメは、学生 エリカ を能力(守る)の対象に選びました。
くの一 アヤメが「時間を進める」を選択しました
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