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[返事を貰った相手には注いだカップを手渡して。
最後に自分の分を、何もいれずに用意して端の席へと移動する。
紅茶が冷めるまでは口も付けずに、じっとマテウスやミハエルの話を聞いている*だろう*]
[ミハエルの問いに、特に答えないでいる理由もないので言う]
それをさっき、リディとも喋っていたところだ。とはいっても、結局わからなかったのだがな。わかってることでいいならだが
[と前置きして]
共通してるのは容疑者はこの集会場に集まれっていって、俺やリディや、さっきのイレーネも自衛団によって集められた
俺は外から来た人間で他にもそういう奴はいるが、村に住んでる人間も集められてるらしい。が、何の容疑かはまだ俺も知らない。
知っていることというより把握したことだが、それぐらいで、俺が見ていない人間がいなければ13人ほど集められているな。
[と説明をして、どうぞ。といってカップに注ぐイレーネにどうも。と軽く会釈をした]
[思わず身を乗り出しかけたところを、イレーネがお茶を淹れてきてくれたため、それ以上不自然に乗り出すことはなかった。
テーブルの上に置かれたお茶をしばし見て、それから部屋隅に移動した彼女に笑みを浮かべてありがとう。とお礼を述べた]
村の設定が変更されました。
[イレーネから受け取ったカップを手元に置く。
紅茶にあまり馴染みなどないが、香りは気に入ったのでまだ口はつけずに楽しみながら
端の席へと移動したイレーネには感謝の意を示すように軽く会釈した後、ミハエルに向き直り]
そして今、容疑者ってのが続々と集会所に集まってきて説明を待ってる状態だが、何かわかったことはあったか?
[と、さりげなさを装って、先程身を乗り出したミハエルの挙動から何かを探るように聞く]
13人もですか……。
[それはよくぞそこまで人数を絞ったと言うべきか。ただ気になるのは容疑者と話しているにも関わらず、罪状を伝えていないことだ。
やはり心情に影響を与える部分を伏せたという事は……
そこまで思考に入り込みかけて、...はマテウスの視線に気付いた。
そして何か探るような言い回しに、どこまで仮説を話すべきか躊躇する。
だがこれまで行ってきた公務が染み付いた体は自然と言葉を紡いでいた]
……あくまで仮説でよければ。
…ああ、仮説でも構わないさ
[やはり何か一つでも見当がついていたのだろうことがあたったようで、逸ることなく先を促しながら、カップを手に取り紅茶を口に含む]
--昼頃・森番の家--
[雪に埋もれた獣道を歩き、ようやく森番の家へとたどり着く。]
[遠慮がちに軽くノックを二回。]
おじさん、こんにちは。
[返事はなく。顔だけ中に入れて様子を伺うと、椅子に座ったままぐっすりと眠りこけているようで。]
[そっと中に入って、肩を揺り動かす。]
おじさん、おじさん、もうお昼…。
[何度も強く肩を揺らせば、んぁ?と気の抜けた返事を返しながら、先代の森番はぼんやりした眼差しをこちらに向けた。]
[そして次の瞬間、頭を抱えて蹲る。]
[反射的に、台所に向かい小さな手鍋に湯を沸かし、戻ってきたら背をさすった。]
おじさん、飲みすぎだよ。アベルが居なかったからって…。
[二日酔いに苦しむ男に苦笑しながら告げれば、森番の男は頭痛に苦しみながらもこちらを見上げ。]
[何故アベルが居ない事を知っているのか尋ねられ。][一瞬言葉に詰まったが。]
昨日…会えたから。
あっ、そうだ。
アベルが集会所側は見て回っとくから、無理しないで、って。
[言伝を告げて、自分も同じ場所で被疑者として扱われている、という事は伏せておいた。]
[父よりも父らしく接してくれる森番を、心配させるような事はしたくなかった故に。]
[言伝には渋い顔をされた。あいつは年より扱いしすぎだと、憤慨と同時にまた頭を抱えて。]
[ぁぁ、と再び背をさすれば、ようやく湯が湧く音が。]
[一旦離れ、山査子の粉を入れた湯のみにお湯を注ぎ、湯色が変わったところで森番へと渡す。]
[それを飲み干した所で、ようやく一息ついただろうか。]
[暫く間をおけば、森番の頭痛は幾分治まったようで。]
[よく効くと。][ブルクハルトと同じ業を継いだなぁと褒められれば、緩く首を振って返す。]
父は9年しか私に薬草の扱い方を教えてくれなかったから。
きっと、色々と足りない事があると思う。
[口伝に必要な期間は20年とされ。それを半分しかこなせていない自分には、まだ学んでい無いことがあったはずだと。]
[頑なにそう告げれば、苦笑した様子で頭を撫でられた。][そんな所は父親似だと、言葉に出さずに思われただろうか。]
[撫でられれば嬉しそうに子供のように笑い。]
[それからいくらか、草花の様子、風の事、薬と備蓄、などの話をすれば日は少し傾いてくる。]
[あまり遅くなっては何か言われるだろうかと思い、席を立ち袋を背に担ぐ。]
…おじさん、私そろそろ行くね。
山査子、置いていくから。でもあんまり飲みすぎたりしないで。
行ってきます。
[戸口から振り返り、自分の家では決して言うことの無い台詞を笑顔で告げて外へ出た。]
[どこから話すべきか。それが問題だ。しかしマテウスの容貌を見る限り、兄に近い感覚を受ける。と、すると武術に長けていると踏んで恐らく間違いはないだろう。
後はどれだけ知略に長けているか? という部分になるが、ほんの数言のやりとりで聡明な人物であるのは検討がついた]
えっと、普通、容疑者となった場合、通常は自警団の詰め所で取調べを受けます。
ここに集められたのは13人という事ですが、町の治安を受け持つ施設なので10人20人で許容量を超えるという事はない筈です。
にも関わらず、容疑者として集会所に集められたというのであれば、町から隔離できる場所が必要だったのではと思います。
そこに今この町で起きている連続殺人事件とあわせれば……自ずと形は見えてきます
私の場合、今から10日近く前になりますが、事件がおきた当日、仕事の関係で夜遅くまで出歩いていました。内容も1人で行える程度のものだったので、私が仕事をしていたという事実を客観的に見据えられる人物は居ません。そのため、ここに集められたと思います。
[そこで一旦言葉を切り、マテウスの瞳を真っ向から見据えて――]
マテウスさん、いや、リューディアさんとそちらの……。
[部屋の隅でお茶を持っているイレーネをちらりと見て]
少なくともここにいる全員が、事件当日にアリバイが存在しない。もしくは第三者的に怪しく感じられる行動をとったのではないかと思います。
まぁただの仮説に過ぎませんが、この時期に容疑者となればそれくらいしか思いつきませんし……。
ハハ。笑って流してください
[そう言うと、心底自分に呆れると言いたげに苦笑した]
[ミハエルが話す仮説の間、口を挟むことなくただ聞き役に徹し。「笑って流してください。」という言葉にはあっさりと]
そうだな。流そう。そんな物騒なことしそうな連中には見えなかったしな。
[とつられるようにして苦笑する。
それはミハエルの言う仮説の真贋について呆れたとかではなく、どちらかといえばその場にいるリディやイレーネを不安にさせないための苦笑であって、真っ向から見つめ返しているミハエルにはその意味は伝わったかもしれない
そしてミハエルに向けて声は出さずに口をぱくぱくと動かす。
読唇はできるか?と口だけ動かしていい、反応を伺う]
[自宅前を出る]
[路傍の花を摘む]
[慰霊碑の前に花を供える]
[亡夫の日課だったこと][詳しいことは聞かされていない][自分はただ祈るだけ]
[祈りをすませると立ち上がる][教会へと足を運ぶ]
[教会付近にも自衛団員の姿]
ちょっと物々しすぎるわね。
・・・とてつもなく大きな事件が起こっているのかしら。
[自衛団員から向けられる非好意的な視線]
[笑顔を作り自衛団員へ一礼]
[礼拝は諦めて集会場へと足を向けた]
―集会所裏・小屋―
[何か手伝いをしようと言った]
[ものすごく拒否されたがそこを押した]
…えぇと。
薪を運べばいいんですね
[くれぐれも気を付けろと言われたのだが]
[ガツン]
[頭を木にぶつけて悶絶する*ことになる*]
[仮説を語り、苦笑した先でマテウスははっきりと話を流した。と、同時にじっと瞳の奥を覗き込まれるような錯覚を感じながらも、見つめ返した。
そしてすぐに音を発せずに口を動かしているのを見て、すぐに...も無音で返答した。
「ゆっくりであれば可能です」]
[ゆっくりであれば可能だ。と反応したミハエルを見て口を動かす]
そういえば俺は外から。ここの村に住んでる依頼主に護衛を頼まれてここに来たんだが、ミハエルも外から来たってことで正しいのかな。それともこの近くに住んでいるのか?
[発する声は世間話。ただ口の動きはゆっくりとした別物のものであり
『連続殺人事件の噂は聞いたことある、が、かもしれないな。隔離するように集めたのも。容疑を言わなかったのも犯人を逃がさないためと考えれるからな。関係があるのか知らないが、探偵と名乗る男も来ていたことだしな』]
ええ。私は領主様が治めます城下町に住んでいます。なのでこの町や近隣の村についてはあまり詳しくないですね……。
でもマテウスさんは護衛ですか。
こう言っては気分を害されるかもしれませんが、この国から出た事のない自分にとっては、そのようなお仕事に憧れますね。
どこか印象深い国や町などありましたか?
[マテウスの仕事に興味があるような話をしつつ、彼と同じく口は別の動きを行う。
『探偵、ですか? ただここに集められたという事は、その探偵も1人でしょう。でも、他に集められる要因があるかもしれませんから、結論にはまだ早いと思います。
どちらにしても、ここに来た時点で、逃げるなどは考えない方が良さそうではありますね』]
[集会場へと戻ってきた]
薪が少なくなってたわね。
小屋から集会場に運んでおきましょうか。
[集会場の裏手の小屋を目指す]
[悶絶している人影が見える][近寄って声をかける][周囲には薪が散らばっている]
あ、あの・・・どうなさいました?大丈夫ですか?
血は出ていないようですわね。
[クレメンスに状況を聞く]
[ハンカチを雪で濡らした][ハンカチをクレメンスの患部に当てる]
少し中でお休みになられた方がいいわね。
肩、お貸ししますわ。
[クレメンスを集会場の広間へと連れて行こうとした]
ああ、俺は護衛できたのさ。憧れるようなものじゃないぜ。きつい仕事、命がかかる仕事のほうが多いものだからな
印象深いといえばここに来る前にいた、ここから馬車で南に一日の距離には港町があるな
治安がいいとはいえないが人の流通が激しく凄い活気だ。大量の船が行き来してる光景はなかなか凄いぞ
[と、一見普通の会話をしているが、口の動きはやはり違っていて
『早計に結論を出すつもりはないさ。外れてくれるほうが嬉しいことだからな
ただミハエルが容疑者であるから来たのか。ミハエルの父が指示をしたから来たのか。それと同じ原理さ。人身御供ならば雇える存在というのが適任だからな
ま、どちらにしてもなにか剣呑なことである可能性は高いだろう』
そして立ち上がると木箱を手で持って背負い]
さて、鍛錬の一つもしてくるか。体がなまってはいけないからな。傭兵ってのは体が資本でね
[ただ口はミハエルに向けて
『ただの村人や旅人が集められただけなら勘違いの一つかもしれないんだが。さっき思い出したがミハエルまで来ると話は違うな。そうは思わないか?エンバーミング家の次男さん』]
[周囲に散らばっていた薪を拾い集める]
[束ねて集会場の建物内へと運ぶ]
[力がないので何往復かせざるを得ない]
あの人なら、こんな薪は軽々と運んじゃいそうよねえ。
[ろくろや大荷物を持っていた陶芸家を思い出した]
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