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…キリルに、何か。
[ユーリーが大人かどうか、という問いは、花色伺って頷く所だった筈だが。
その前の言葉にひっかかり、それは叶わなかった。
幼馴染の彼女に近寄れない、という言葉。
片方の眉を少しだけ持ちあげ、声は低まった]
―― 篝火 ――
一理ある。
[ユーリーとマクシームのやり取りを聞く。ユーリーに同意した]
こんな風に不安をもたらすなら、申し訳ないがあの人を畑から掘り出さなければ良かったよ。知らないままだったら皆、幸せだったろうに。
そうだな。
今回は派手に獣が集まっていたが、もし俺が一人で見つけていたらきっと誰にも知られないよう埋めていた。
[炎をじっと見つめながらまた一つ草を投げ入れた]
了解。
取っておいて欲しい草がありそうなら手紙で聞いといて。
多分返事がもどってくる頃には体が空くだろうから。
――…ン。
[イヴァンの声にちらと彼を流し見て]
友達甲斐のないヤツだ。
其処は幼馴染の名も入れておくべきだろ。
[揶揄るように呟いてから、吐息を零す]
さっきの話。
キリルとの間にあったことなら
早いところ彼女に会って謝ってこい。
悪い、と思っているんだろ?
[幼馴染の丸まる背に手を伸ばし
ポンポンとあやすように軽く叩く仕草]
大人、ね。
ふ…、褒め言葉と受け取っておくよ。
[広場は通らずにキリルとレイスの家に向かう。
途中でイライダにあったら手を振ったりもした]
レイスさん、戻ってるかなあ。
[呼び鈴を鳴らしてみる。
広場に誰が居るのか確認してなかったから、レイスが広場にいたのかどうかもみていない]
畑に遺体をそのまま置くのは……
さすがに気になる、だろ?
[イヴァンの言に苦笑して首を傾ぐ]
誰にも知られぬままじゃあの旅人が浮かばれない。
それに――…旅人が殺された事実さえも知らないままじゃ
また犠牲が出ることも考えられる。
――…あれで終わり、と言い切れない、だろう。
危険が迫るなら、其れを知り、警戒をしたほうが良い。
獣が集まってた、か。
イヴァン、よく襲われなかったな。
手が必要な時は声を掛けるといい。
こういう場合は僕よりもミハイルの方が頼りになるだろうけど。
[訥々と語り、もっと頼れと暗に言う。
手紙に関しては、軽く頷いて]
嗚呼、今度聞いておくよ。
……そうだな
[獣を警戒するユーリーに頷く。
けれどやっぱりそれはどこか真剣味が薄かった]
[丸めた背に、ユーリーからの励ましの手。
やっぱり子ども扱いされてるなあと思うが、昔からしんどくなったときにはこうして励まされてたことも多かった]
…………
[言い訳探して、けれどやっぱりそうする自分が情けないとは知っていた。彼女を前にして、またやるんじゃないかという怖れ。それを分かっていて前に進む決意をしたから得られた幸せだったのだけど]
……分かった。行ってくる。
[ユーリーと共に、マクシームからも少し手荒い応援の声]
ありがとう。
大丈夫、キリルとは別次元でお前らも大事だよ。
愛してるさ、わが幼馴染殿
[ゆるりと立ち上がる。キリルの家の方を見た]
ロランも。じめじめしていて悪かった。
………キリルに怖いことなんて、
[無いだろ。
なんて言う言葉は、慰めにもならないのだろうか。
ロランには割と精いっぱいのそれだったのだが。
責める気が浮かぶわけでもなく、悲しいでもなく。
ただ、イヴァンへと向ける視線は胡乱げ。
獣が、という話題については触れなかった。
ただイヴァンとユーリーを、語る端から交互に見遣る]
/*
ガチ喧嘩案は封印した。
吊りを引き寄せるには他にどうしたらいいんだろう。
ロランからのヘイトは稼いでるんじゃないかと思ってるんだけど。
占われたら、どうしようね。どうしようね……(すごく考えてる
…がんばって。
[行ってくる、というイヴァンを見上げる。
行ってらっしゃい、ではなくて。
頑張るべきところなのだろう、と思うから、そう告げた]
[常より覇気のない幼馴染が分かったと言えば
男は手を下ろし、彼へと一つ頷く]
嗚呼、いってこい。
[マクシームの応援にはクツクツと喉を鳴らした]
……ん。
其れは嬉しいね。
僕も、大事な幼馴染の幸運を祈ってるよ。
[立ち上がるイヴァンにそう声を掛ける]
…イヴァン、
[見上げる爽やかに見える青年へと思う言葉が、漏れる。
大丈夫。だよ、と。
告げたい言葉は、言葉にするわけにいかなくて。
そっと、胸の内側へと、仕舞ってしまう]
[しばらくして。
頼まれた薬草はキリルとレイスの家に残して家に帰るところ。
広場に通りかかれば、何人か集まっているのが見えた]
……なんか、
[立ち上がり行くイヴァンの力に少し圧倒されたかのよう。
その背を見送って、近くのユーリーへと視線を向けるが
言葉が出ず。喉だけを、鳴らした]
[イヴァンとはすれ違ったので広場であうこともなく。
川と森で摘んだ草花の入った籠を手にしたまま篝火のほうへと近づけば、兄に「一日ほっつき歩いて」というような言葉をかけられた。
ついでに「朝、宿酔で死んでたくせに」とまでばらされた]
ちょ、お兄ちゃん酷いっ!
[散々からかわれたロランはともかく、ユーリーや、他にもいる人に聞こえるように言った兄には盛大に抗議するのも当然だった]
[両親がいなくなった年、僕は集落を訪れた商人から1冊の本を買った。
元々外で遊ぶよりも部屋の中にいることが好きだったから、それ自体は何も珍しいことではない。ただ読む本の種類が変わっただけだ。
その後も新しい本が入る度に購入し、食事もそこそこに読み漁った。時には知識ある老人に教えを請うこともあった。
実際に薬草を調合し始めるのは、それから少し後のことになる。]
―ロラン宅―
[熱冷ましと傷用の薬、それと手当に使う道具を幾つか持って訪れた家には、主の他に先客がいた。
軽く挨拶程度は交わしたか、それからロランの傷の手当てに取りかかる。
手当てと言っても傷口は綺麗にしてあったから、後は薬を塗り、傷口を覆うだけだ。
礼の言葉は向けられたけれども、こちらを見上げたロランの表情を見るに、やはり笑えてはいなかったのだろう。]
[広場には後から行くことにした。
道具の後片付けをすると言って。熱冷ましは本人に尋ね、言われた通りの場所に置く。]
……如何にも、な。
[ロランが部屋からいなくなった後、ぼやくように呟いた。
上手く笑えないのは昔からで、何が原因というわけではない。
でも両親が居た頃や、メーフィエが居た頃には、もう少しだけ笑えていた。そんな気がするのだ。
単純に理解してくれる人が多かっただけかもしれないけれど。]
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