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[さんざん、無限回廊を周回した挙げ句、少女は、他の人のいる場所の方が、まだマシかもしれないという結論に達した]
あの、一緒に行きます。
[擦り剥けた鼻を見られたくなくて、顔は俯いたままだったけれど]
[少女の返事に、ネズミ、ゆらりと尻尾を揺らして]
『んー?
一番の馬鹿は、フェーンだと思うけどねー。
今日もずっと、一人でぐるぐるしてたし』
[なにやら意味深なことを、ぽつり]
「やっぱり、妖精王のことで、悩んでいるのかしら?ユリアン…」
[ヴィントの言葉の意味には微塵も気付かず、少女は心配そうに、胸に手を当てる。その胸元に提げた青い花に]
[俯く様子にどうしたものか、と思ったものの。
やがて、返ってきた返事にほっと、一つ、息を吐き]
そっか、じゃ、急いでいこーぜ。
……さっさと移動始めちまったようだしさ?
[歩き出した一団を軽く見やり。
ぽん、と促すように肩を叩いてから、歩き出す]
『うーん、まあ、それもあるけど。
それ以外にも、色々と、ね』
[気になるなら『聞いて』みたら、と。
ネズミ、他人事口調でさらり]
はい!
[きゅっと、胸元の青い花を握りしめ、少女は歩き出す。いざとなったら、温泉の入り口で皆を待っていればいい、と漸く思いついたことなどは、勿論口にせず]
[年齢も何もかもてんでばらばらな集団の大移動に、周囲の人もなんだなんだと時折振り返っていたが、彼はそれを気にする事もなく。
すたすたと――それでも、皆と離れ過ぎないように歩みを進め、イザベラの案内で、特に問題という問題もなく、無事に温泉まで到着する。
祭の最中は、無料なのだそうで。やはりあの派手な法被を纏った人が、受付をしていた]
[元気のいい返事に、ちょっとほっとした表情を見せ。
わいわいと威勢のいい集団を追いかける。
……金髪含有率の高さ故か、見失う心配はなさそうだった]
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