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[ユリアンが口にした一節を聞き、色映さぬ瞳をぱちくり]
ユーラ、おうた、じょうずー。
[拍手しようと思ったが、片方手を繋いでいるのでそれは断念した]
[ちょっと離れた場所で、エーリッヒとダーヴィッドを心配気に眺めながら]
ほぇ。
男前と、しょーわるってどう違うですか?
[しょーわる=褒め言葉。
昨日ゼルギウスに言われたことを未だ鵜呑みにしているロミルダだった]
……。
[ブリジットの話を黙って聞いていた。
言葉を探すように視線を彷徨わせていたが、ふと目を伏せ、小さく息を吐くと]
つまり。
その空気がぴったり合ったのが、今の旦那様と。
[ある意味、地雷を踏みにいった。]
[約束、と聞けば顔には喜色の色]
うん、きょく、おしえて、もらうのー。
じゃあ、あとで、おねがい、ね。
[部屋を出て行くユリアンには、引き留めずにそんな言葉を向けた]
ダーヴィッドさん呼んで戻ってきたか。
とりあえず、少しはマシになったと思うぞ
[と床を見て言いつつ。そのおかげで自分も若干血に汚れているが、さほど気にしないのは。前回よりもスプラッタ度が低いからかもしれないやつ]
とりあえず、がんばれ。釣竿遠投師には難しい
[ゲルダが先程いった言葉を冗談のようにも皮肉るようにもいいつつ、診察してるようなので滅茶苦茶任せた]
/*
結局歌うんかい! という突っ込みは。
ナシでっ!
……や、やっぱ苦心したものは使いたいですから。ら。
ちなみに今の4行は即興。
超即興なんで、荒いっちゃねー(汗。
ああ、今は僕が持ってるよ。
でもカルが直接渡すのがいいかな。
[表面だけは綺麗にした、布と一緒に持っていたオカリナを空いているカルメンの手に触れさせる]
…良い詩だね。
[カルメンの声もあってそれが歌詞であることに気づいた。
もしかして、とは思ったが、何となく尋ね損なう]
うん、じゃあ僕らも行こうか。
[手を引きながら部屋を出て下へと向かう]
ブリスさんも、しょーわるだったですか?
[やっぱり意味を取り違えたままなので、張り合うブリジットに素直に感心の目を向けた]
純粋さは一種の武器ですよねえ。
[嬉しそうなロミルダに、しみじみと頷いて]
なるほど、わかっていらっしゃいます。
そういう物分りの良い方は嫌いじゃありません。
[ダーヴィッドへと向ける口調は、やや偉そう。
遠回りな拒否だった。
レベルに関する反論をするさまには、指を下ろして]
そうですね。
一方的に、知りもしない人を嫌ったり、むきになったりしませんものね。
[何処かから戻ってきたらしいゼルギウスのいいように瞬いて、]
……本当に釣竿遠投師だったんですか。
[感心したように呟いた。]
あっ、ゼルさん。
[聞こえた声にぱっと振り返った。
ゼルギウス本人は気にしてなくても、血がついているのにはやっぱり眉を下げたりしつつ]
釣竿遠投師?
[耳慣れない言葉にきょとんとする]
…しょーわるに立候補してどーする。
[やはりツッコまずにはいられなかったらしい]
しかも、男前としょーわるがなんか並列になってる!?
[やっぱりツッコミを。
かなり反射的な辺り、そういう性質なのかもしれない]
[探していた手にオカリナが触れる。
表面だけとは言え綺麗にしてくれたことに礼を言い。
いつものようにオカリナを首から下げた]
うん、いくー。
[声に応じながら、手を引かれクロエの後を*ついて行った*]
ん?よっ
[こちらに気づいたロミルダには軽く手を上げて挨拶。
眉を下げたのにはまだやはり匂いが気になるだろか。などと自分の服装については無自覚でいて]
あー。さっきいったその言葉は気にしないでいいぞ。つまりはダーヴィッドさんに任せてしまって俺はとっても楽しようっていうことだから
[嘘ではない本音だが、なんだかもっとややこしくなったことをいった気がする]
っと、あぁ、ここの掃除は、ローザちゃんと…。
ゼルギウスが、か。
[先程、ロミに名をあげられていた人物に刹那だけ視線を向け]
二人とも、ありがとな。
[短くお礼を]
それなら、俺も自分にできること頑張りますかねぇ。
もう凹凸の関係。
あ。Hな意味じゃないですよ?
[ゲルダの言葉に即答した]
もうもうなんて言うのかな?
空気だけじゃなくて全てがぴったり。自分に足りない分まで補ってくれる感じ?
自分がある分は、更に増やしてくれる感じ?
どこを切り取っても、私にとってピキーンとした感覚でピッタリと吸い付いて離れないの。
こんな人逃したら、もう私の人生でこういう人とは2度と出会えないと思ったなあ。
私もね、その時はまだまだ尖ってて、人に心開いたことなんて無かったんだけど、もう駄目。開かないと駄目だーって思った。
小さな意固地で逃せるような存在じゃなかったんだもん。
そりゃまあ、間違いだったら恥ずかしいなあとは思ったけど、まあそん時はそん時。それよりも、今この場で逃がさないことのほうが大事だと思ったから。うん。私いい決断した。間違ってなかった。すごい。
やっぱさ。人は一人で生きるよりは二人で生きるほうが幸せの度合いが違うのよ。更に子供が出来て、人が増えていけばもっともっと幸せになれるだろうしね。
[見事に地雷です。本当にありがとうございました]
あら。
そうなんですか、残念です。
[いかにも残念そうな表情をゼルギウスに向けた後、]
……ひとまず、着替えていらっしゃったほうが宜しいのでは。
ローザさんも。
あまり、子供に見せたいものでもありませんから……ね。
[気遣う眼差しはローザへと向けて、提案した]
うん。実は性悪だったのです。
[ロミににひ、という笑みを見せ]
そういうのあるほうが魅力的だし?
[そして、ダーヴィッドの言葉には、ロミがまた勘違いしそうなことを言った]
[ああ、うん。
面と向かって聞いたのは初めてだったけれど、これは確かに凄い。
そんな感想を抱きつつ、地雷を踏んだことを後悔した。
表情には臆面も出さず、ブリジットに返答をするときは笑顔だったが]
それは、見事な決断でしたね。
……尖っていた、というのは意外ですけど。
[それは本音で、きょとりとしてブリジットを見る]
いやいや、できることはやれるやつがやればいいってだけだしな
俺やローザはここを掃除したが他のやつはほかの事してもらうから気にするな
[とダーヴィッドの礼についてはあっさりそう述べて、黙る
…というか横のブリジットに気圧されて喋れなくなったともいう。とりあえず耳をふさいでおきました]
あっれー…?
頭打った感じも無いっぽいなぁ。
疲労や空腹、寒さで気を失うあんな感じに近い、か…?
[女性陣から陰になるよう身体を壁にし、血に塗れた服を捲くってみる]
――…。
[肩口に見える、何か。
けれど、何も言わずに元に戻した]
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