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― →果樹園 ―
大食いさんが1人いなくなったけれど。
食べる人がいなくなったわけではないから・・・。
[木々の間をまわり実を吟味しながらいくつかもいでいる]
[緩やかな足取りで屋敷まで]
[中へと入ろうとして][足を止める]
[上に在る気配に反応したか]
[或いは見張りをする熊の為かは定かではないが]
中央塔は一番危ない気もしますけどー?
[くす、と笑って「誰かさん」の例えには当然気付いたようで]
まあ、オトさんよりマシ、という主張だとは受け取っておきます。
[さっくり]
[灰銀色の髪の少年から聞きし後、私は密やかに時の竜の部屋を訪れた。腕輪越しではなく、その顔を見て話すべきと思うた故に。
なれど]
……オト殿、セレス…何処へ…?
[部屋には姿なく、開け放たれた窓があるばかり]
< 猫は、ナターリエの部屋を出たあと、のんびり温泉に向かいました。その途中、広間を通って…… >
あ。
< 黒猫の姿を見つけて、中に入りました。ぽつんとしている黒猫さん、ごめんねって謝っても、てちぺちされちゃったりするのかな。
でもぬれぬれな人型の猫は、抱き上げることもできないのです。ごろごろごろごろ。喉ならすことも。猫に戻りたいって、思いました。まる。
それから、 >
服、かわかしてくるね
< 黒猫にそう言って、さいごにもいちどなでなでわしゃわしゃ。
露天風呂へと向かいました。
お風呂に入る前に、服をぬいで、かわかすためにハンガーにかけて……ってこの流れ、ずいぶん昔に覚えたものですもの。どたんばたんとうるさい音が響いたかしら。 >
青年 アーベルは、召使い ユーディット を投票先に選びました。
青年 アーベルは、研究生 エーリッヒ を能力(襲う)の対象に選びました。
さて……と。
[どこかで無謀とか言われている当人は、そんな事など何処吹く風……いや、無謀といわれたなら、「お褒めに預かり光栄」と、真顔で返す質だったりするのだが。
とにかく、傷ついた呪印に応急処置を施して]
……セレス、ヴィンター。戻るか?
[軽く言いつつ、白と碧を左右の肩へ呼び。
光鎖を右手に巻きつけた状態で、歩き出す]
/*
猫のかわいさにヘルガがyuzuruさんに見えて仕方がありません。
黒猫かわいすぎて……
かわいすぎて……(うあー)
なかのひと。じたじたちゅ。
……ん……。
[歩き出した所に、微か、声は響いたか]
ああ、申し訳ない。
ちょっと、出てた。
[散歩にでも出たような、そんな感じの軽い口調。
実際の目的を知られたなら、何を言われるやら、というのはあるが]
[白猫の気配にぽつねんとしていた黒猫は尻尾をぴょこり、耳ぴょこり。
でも白猫じゃなくて見えたのは金の髪の男の子。あれ?にゃー?
でも、撫でてもらっていい気持ち。
お風呂にいっちゃうっていうから、尻尾をふりふり。行ってらっしゃい。
ああ、でもまたひとり(いっぴき?)になっちゃった。しょぼん。にゃ…]
んごあ!?
[突然飛んできたリンゴは顔面にクリーンヒット。若干メリッと音がしたかもしれない。ぽろりと顔面から零れたリンゴはどうにか手でキャッチし]
……おー、さんきゅな……。
[一応礼は言っておいた。もちろん鼻の辺りを摩りながら。ユリアンの言葉には「あー…」と声を漏らしながら]
そういやそうだったか。
すっかり忘れてた。
ただ単にあそこの傍行ったこと無かったよなー、とか思って。
折角濁したのにはっきり言ってくれたな。
[さっくり言われた言葉にからりと笑った]
酒場のママ ヘルガが「時間を進める」を選択しました
……、
[屋根の上の色彩を捉える、片側の青]
[幾つかの存在を認め][緩やかに首が傾いだ]
何、してる?
[大きくはない声][遥か上までは届くや否や]
はふ。
[火山を降りる時に襲ってきた小型ドロイドを握りつぶした時の破片が肉球の間に挟まってなかなか取れず、もう片方の爪でちょいちょいつついては気にしつつ草原までやってきた。
屋敷が小さく見えてくるだろうか。
風は、相変わらず優しく黒茶色の毛を波打たせてゆく。]
よー。
[屋敷前、屋根の上の風の気配に手をふる。
ヘルガやユリアン達の姿も目で確認し、なんとなくほっとする。
オトフリートはあれから帰ってきてないのかな、リディは帰ってきただろうか、等気にしながら]
[風に乗って聞こえた声。更にはその傍に黒茶色の塊]
おー、戻ってきたか。
まぁこっちは見張りみたいなもん。
[何か見つかったか?などと訊ねながら視線を下にいる人物達に向ける]
[実でいっぱいになった籠を見て満足したのかこくりとひとつ頷いて。何かが弾ける音に屋根を見上げれば顔面に林檎を炸裂させた瞬間が見えただろうか。くすりとひとつ笑って。]
仲がよろしいですね。落ちないように気をつけてください。
[とはいえ、『加速』を用いて『翔ける』のは、何度も使えはしない訳で。
必然的に、騒動に突っ込む形になるのだが。
その危険をおしても──確かめたい、と。
そう、思う事が一つ、あったから]
─中央塔前─
……セレス。どうだ?
[周囲に光鎖を揺らめかせつつ、問う。
その更に周辺には、一撃で急所を突かれた数体の哨戒用のドロイドの動かぬ体]
[顔面に減り込んだ林檎に、あ、とか小さく驚いたかもしれないけれど謝るような様子はなく。
ライデンとハインリヒの会話のなかに出てきた建物の名前に、そちらへと視線を向けただろう]
…まったく、ひとり浦島太郎にでもなった気分だよ。
いない間に何か起きてるんだからね。
[屋敷を取り巻く時のうっすらとした気配でも感じ取ったのか、肩をすくめてひとつ息を吐いた]
ううん、いいよ。
オレも色々悩んでたから、逆にスッキリした。
[ありがとう、と。頭を下げるおねえさんに、告げた後
続く言葉に少しだけ瞬いて。中の気配に、へらりと笑った。
メーアも照れなくたって良いのに。]
うん、メーアにもちゃんと伝えとくね。
ナタ、…リェ。 ん、覚えた。
名前はイレーネだけど、オレを指す「言葉」なら、”ノイ”。
[聞かれて、答えを返す。そしたら、またお礼を言われてビックリした。
丁寧さに驚きながら。気にしないでって、笑いながら応えて手を振ったら、
今度こそナタ・リェは部屋の中に戻っていった。
少し、考えて。 左手に持ってたリンゴを両手で包みながら、
ぶらりと投げ出していた足に勢いをつけて、ひょいと庭園へ降りる。]
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