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[掛けられる柔らかな声は、耳を素通りして。
否、その柔らかな響きが、亡くなった優しいあのお姉さんの記憶を掻き立てたのかも知れず。]
[ぎゅぅと目を閉じて、身体を硬くして。]
―厨房→広間―
[あれから既に日は昇り、また落ちて。
今日もまた厨房でスープを煮込む。小皿に取り味見をするその表情は心なしか暗い]
……
[少し大きめの侍女服の上から足の辺りに手を滑らせる。そこには武器庫から持ち出した短刀。
それから、袖の辺りにも触れ]
……護らねば。
[吐息に混じらせ、小さな呟きを洩らした]
はあ……。
落ち込んでても、仕方ない、や。
ん、気分転換、気分転換っ!
お湯使わせてもらおーっと。
[ごく、軽い口調で言いつつ。手早く準備を整え、下へと向かう]
ぁ、あ。
[もどかしげに少年を見やるが]
[自身も又][呼吸が速くなり][立ち竦んだ儘]
[如何して良いのか分からない、と言った様に]
[武器庫の鍵を使ったのは…]
残る二人、ですか……
[名前の上がらなかった二人を思い出して]
どうなんでしょうね…。
[呟いて、だけど其の言葉は記憶に留めて]
/中/
ネリーを引き止めた私が言うことじゃないのは重々承知ですが、自分の話したいことを時間内に進めるって言うの、大事だと思います。
自戒を込めて。管理人さんごめんなさい。
…不思議なものだ。
[白い獣は女を見上げ。]
義兄が死んだ時には恐怖で近寄りもせず、弔いの言葉すらろくにかけなかった人間たちが…
あなたの死をこんなに悲しんでいる。
…自分が苦労したくないだけですよ?
[そう言ってにやっと笑って]
俺も世間じゃ異端者ですから。
似たもの同士なんじゃないですか?
[少女はルーサーの言葉に、静かに頷いた――]
知ってます。人の弱さも…。
そして――人の愚かさも…。
だけどっ…神父様に頼りきりなんて…不条理すぎて……神父様だって同じ――
[と、そこまで言って口を噤む。人と言い切れないのは己の弱さか――?]
[軽い自問自答。そして首を振る。
信じると決めた――。目の前の彼がたとえどんなだろうと、自分だけは彼の事を信じると――
そう決意をして。少女は再び口を開く――]
――同じ…人間なのに…。
[はらり――]
[金糸が頬を伝い――]
[少女は改めて自分の無力さに、歯痒い思いを抱く――]
そう、かしら……?
[そっと、尋ねる]
わたしはそうは思えないわ。
ねぇ、コーネリアスさん。
一面だけで物事を捉えてはいけないわ。
アーヴァインさんが死んだ時、かなしむ人は多かったと思う。
それが表に出せなかっただけだわ
―一階・厨房―
[ 灰皿を片手に厨房へと入ろうとすれば緑のお下げ髪の少女の姿。僅かに表情が暗い様に見えたのは気の所為だろうか。]
今晩和。
[ 然れども普段と変わらぬ声――先日武器庫で顔を合わせた時のように――で、]
済みません、少々使わせて頂きますね。
[少女の挙動を見ていたのかいないのか、解らぬ様子で中へと入る。]
[手の中に、硬い感触を得た途端、膨れ上がった感情に名を付けるのは難しくて。ただ、考えるよりも先に身体が動いて。]
………ぅわぁーーーーっ!
[何処にいるのか、確信などなかったけれど。
あの部屋にいなかったから――広間を目指して、駆け出した。]
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