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……ミハエルさん。
考えてみて欲しいの。
『決定に不満があるから、直談判に行く』のよ。
……結論は、出ているのではないかしら。
[にっこりと、ミハエルに笑いかける。]
[アーベルの姿を見ながら]
誰かが言ってたよな。背負ってる過去の分だけ、強さが増すって。
俺、まだまだ甘いってことかな?
[仲間が減っていることになんとなく気弱になっているが、それを蹴散らすように]
こ、こうかっ?!
[ハインリヒ直伝の本家Ψ(`∀´)Ψケケケ笑いを]
…正直、俺も言ってて”いや、こんなん着たい奴いないんじゃね?”っておもったわけで。
[続くユーディットの言葉に]
ああ、”黒”は良い色だよな、俺も自分が黒犬で良かったと思うぐらいにはね
[桃犬とか普通にいやだし]
ああ…じゃぁ…
[ミハエルとユーディットの会話に]
ミリィのお嬢ちゃんがメンバーはないか…後はエーリッヒ?
現状わかんないのって?
どんだけって……大した事ねーよ。
[どこがだよ。電子雷獣憑依逸話だけでも十分越えてます]
っと……よ。
スコーン、美味かったぜー?
[ミハエルに向けて、かるーくこんな言葉を投げといた]
[ それをエーリッヒが見ていなかったのは幸か不幸か。]
で、真面目な話、食料大丈夫なの?
あ、後、そう言えば、新戦隊の名付けどうしよ。
司令は結局教えてくんないしー。
[ その2つが同列の重要度なのか。
言いながら、バランス栄養食を齧っている訳ですが。]
ああ、全面信用ないから…隔離されてくれりゃいいんだけどね、本音は…
どうなんだろうなぁ…
ま、まずはお猫様のお手並み拝見ってとこかな。
[少女はいろいろ見なかったことにした!]
[いやだって深く考えたら、今やっと封印されている恐怖が甦ってきそうなんだから!]
[オトフリートならこの気持ちわかってくれるよね]
[エルの言葉を聞いているのかいないのか。
CCはゆらり尻尾を揺らし、金銀妖瞳で空に肉球をかざす。
描かれるのは丸。館内放送スイッチおん]
本日の隔離決定者の発表をするにゃ。
アタシの金と銀の瞳が見つけた【人狼】候補は<<貴族 ミハエル>>にゃ。
昨日と同じく猶予時間を約二時間与え、隔離時間は0時にゃ。
皆速やかにメインルームに集まり、質疑応答するがいいにゃ。
…アタシに従えないにゃら、自分達で考えて決めるのにゃ。
[空間にバツを描き、放送を切る]
確か、そのはず。
エーリッヒさんから直接合否を聞いている人がいれば、
話は別だけど。
[ハインリヒの言葉に、こくりと頷く。
あの時点で、合否を知っていたのはユリアン一人らしい。
……やはり、適当に『消した』のか?]
―個室―
SearchCheckerSystemを貴女に、ですか・・・
[イレーネと向き合い、座って。彼女から発された言葉には困ったように眼鏡を直しながら。]
・・残念ながら。
あの技術はGGGのトップシークレットに記載されるレベルのもので、極一部の者しか知ることを許されていないんです。
そして、わたしにもその詳細は分かりません。
[この人に知らせたら変な改造を加えまくるんじゃないかと思われていたかは定かではありませんが。]
[けれど今日はそのまま狸寝入りせず、エルに向かって小さく呟く]
…ヒーローは地球の皆を守る為の、正義の存在にゃ。
攫われた者たちは…きっと司令が守ってくれるにゃん。
[アヌビス星人の戦闘力だけは信用してるらしい。
それだけ言うと両前足に顎を乗せて伏せ、瞳を糸の様に細めて*だんまりこ*]
食料はね。大丈夫じゃないですよ。
チョコレートを見つけましたけど、私の生存本能が『食べるな!危険!』と呼びかけてますし、お湯がないとカップめんが食べれません。
ああ、でも栄養剤があるからまだ大丈夫です。
[大丈夫じゃありません]
…………えーと。
[決定を聞き、非常に微妙な顔。
庇うべきなんだろうか。確か直談判に行ったらしいし。
怪しいと言えば怪しいけど……。]
ティル、小指が震えてるぜ。
そこはキッチリ静止させねばいかんな。
[と、厳しく指摘すると…響くCCの声…]
………ミハちゃんかぁ…?
正直そうとは思えないんだが…
あ、ミハちゃんがスコーン作ったんだな、サンキュー美味かった♪
[と、言いつつ、メインルームに向う為に席を立てば]
栄養剤。
あぁ、それなら大丈夫かも?
[ いや、大丈夫じゃありませんってば。]
お湯ねえ。
[ 流石に壁破壊は少々……どころでなく骨が折れそうだし、
脱出する気もないから、やるつもりはないのだが。]
[まだ頭の残ってるけどそれもきっとそのうち外れるはず!
あんまり考えちゃ駄目だよ
考えるな、感じるんだ!
……感じたくもねー
そう、思い出したらおしまいである。]
……ミハエルか
[ちなみに犬がどうであろうとしったこたーねえっていうか
犬がそれならせめてこっちに食料よこせよとか
監禁されてるのは安全だけど隔離されてんのは
最低生存水準にいるんだよとか思ったり。]
せっかくだから、探偵 ハインリヒ は 貴族 ミハエル に投票するぜ!
―ブリジット個室―
そうですか……。
……私では、やはり皆さんのお役に立つことは出来ないのでしょうか。
[Pi、と微かな電子音と共に、呟く。
そんな中、CCのアナウンスが聴こえてきて]
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