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さてて。
投票先が難しいなぁ。
まあ、役職者だからどーの、ってのはないんよね、この人数だと。
自分視点で場を動かせるものを残すのがよい、のだが。
退場確定してると、その視点がいつも以上に働かないわー(汗。
良し悪しだねぃ、ほんと。
やれやれ、ずいぶんとまた、集まっているな。
筆盗人が見つかる前に、街が機能停止するんじゃないのか?
[嘆息しつつ、気怠げに、広場へと足を進める]
りゆう?
理由があるの?
[ミリィの言葉に、首を傾ける。]
此処にいるひとは、みんなつよいおもい。
持ってるのじゃないかしら?
―時間軸は少し前・広場―
[膝を抱えている]
[再生するは長の記憶]
ねぇ、アトリ。
このままだと、ギュンター様は…。
[ちいさな頭では限度もあるが、漠然ながら想像も――
[ふるり、首を振れば、細い質の髪も揺れた]
[と、膝の上から這い下り、アトリが赤い舌を出す]
…あ。 おなか、すいたのだ? …ごめんね。
[腰の袋から、
アトリの「ごはん」のつめられた小瓶を出し]
えふで。探さないと、ね…。
どこにあるんだろう [いや] 隠しもっているのは、だれ?
―― それでも、私はきっと
もう、海を越えられないよ ――
あーあ。
ほんとに、どうしよう。
空から見るしかできないなんてなぁ。
[ぱたりと本を閉じて、
置いていた左の手を、右の手でおさえる。
かすかに響いた音が、止まった。]
― 道端 ―
ミハエル=リヒトか。
兄があれで、疲れているのか?
[僅かに冗談を交えつつも、普段よりも覇気の欠ける様子に首が傾ぐ]
─広場─
ん……。
[新たにかけられた声に、向けたのは疲れたよな視線]
進展あったら、どよんと影背負ってないと思うけどなぁ。
[歩きながら、鋭敏になった聴覚は、人々の声を雑多に拾う。先の短い年寄りが怪しいという者、無謀な若者の仕業と疑う者、果ては絵師自身に疑いの目を向ける者まで、あらゆる憶測が乱れ飛んでいるのが分かる]
・・・・・さすがに誰かを特定、という話にはなっていないか・・・・・
[僅かに安堵した様子で、小さくひとりごちる]
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エルザの要領の得なさと
オトフリート−リディの会話から
リディ先に占ったほうがいいのかとは思うんだが、
正直。
呪狼入りはどっちかわからん ぞ。
[大丈夫と言う言葉に一つ頷き]
へー。そんなもんなんだ。
[己は一介の海人。絵師のような扱いを受けるようなこともないため、その吐露には素直に知らなかったというように]
あー…でも、俺も言われなかったらちゃんと喋れなかったかもなぁ。ミハエルの兄さんはミハエルの兄さんで急に変わるってことでもねえし
[単にそれまで知らなかったってだけで]
とりあえず今度から寝食ちゃんととりましょう。そしたらちょっとは不注意も消える…と思う。
[兄弟揃ってそうだもんな。なんて思って]
お。よっ。ユリアン。いや、俺も告示の内容ぐらいしか。なんか探す方法とかねえのかなぁ…って。
そういやなんか探してるっていってたけど、俺も出来たりしねえのかな?
[ユリアンに応えつつ問いはエーリッヒに]
[近寄るに連れ、周囲から向けられる視線には気付かない振りをした。
もう1人、傍にいる人に気付き、そちらにも頭を下げ]
…。
かも、知れませんね。
[返答には少し間があった。
困ったように笑み]
ここまで騒ぎが広まって、絵筆の危険性が騒がれて。
それでも出てこないような犯人だぞ?
誰もが持つような想いとは異なるだろう。
……誰かの命を奪うかもしれない可能性があるというのに。
ま。
そんなこともわからんガキが犯人だったら、尻叩く。
いや、それ以前に、なんでそんなのに盗まれたのかと蹴り入れるか。
[途中、少し深刻な言葉が混じってしまったから。
おどけるように、言い足した。
蹴りを入れる対象は、言うまでもない]
ああ、そうだ。
『太陽』の色。
何で、取れるかな。
なにがあれば良いかな。
たりないもの、あつめておかないとなぁ。
[人ごみの中で、口の中で呟いても、
まわりには聞こえない。]
――でも、絶対に、筆は持ってないとね。
絵師様にも、返さないで。
[人ごみを避けて、向かうは水晶花の方]
[エーリッヒの疲れたような視線と言葉に、苦笑いを浮かべつつ]
あー、ですよねー。
ってか、あの告知。
犯人を焦らす結果にならないといいんですけど。
……と言っても、他に打つ手なしなのは確かっぽいですしねー。
[絵師を囲む人の輪には加わらず、じっと幼なじみの様子だけを見る。それから、道の端にいる薬師と、エルザ、そしてミハエルの姿に気付いて歩み寄った]
珍しい組み合わせだな。
そんなもん、だよ。
[さらりと返して]
『絵師』になって、性格変えろ、って言われても正直困るって。
[そうして困った挙句、へらへらと軽薄に振る舞い続けてきたのがここ数年なのだが。
寝食を指摘する言葉には素直に頷いた。
以前のようには行かないのは、既にわかっていたから]
探す……か。
それこそ、懐に入れて隠しちまえば、見えなくなるようなもんだからなぁ。
普通の方法で、探せるか……。
[向けられた問いには、思案の素振り]
―― げ。ミリィせんせーだし ――
[ぱっと見えた赤毛に、あちこち動いているのがばれては危険だと、人ごみの中に隠れた、つもり。]
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