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―祭会場→『世界樹の仔』近く―
[まくもくごっくん。
見つけた厚切りバウムも結構なお味でした。
それからホットショコラを買い求めてまたチュロスと一緒に。
残りは{6}本となりました。
気がつくと世界樹の仔からは遠い方に来てしまっていて]
あらぁ。これは失敗したわ。
ティエラ。
[同じく口もごもごさせていた茶虎猫を抱き上げて]
――Flight.
[短詠唱一発。人を避けて直線距離を通ることを選びました。
例によって例の如く下から見れば…ですが速度ありますし]
――おや?
[現れたマントと差し出された手に、不思議そうに目を丸くして。
補充と今から起る何かへの興味を天秤にかけた後、後者をとる。]
エスコートでもしてくれるのかな。
これは光栄だ。
[補充なら隙を見て救護施設からいただこうと、微笑を向けた。]
え?
運ぶ……って。
[>>391 申し出と、先ほどとは変わった姿に思いっきりきょとん。
『あっち』には、たまに常識を逸脱した巨大生物とかいたりしたが、こういう変化にはお目にかかる機会はなかった]
あー……いや、やっぱアレでしょ。
女の子に運ばれるとか、男としてカッコつかないし。
風精のコたちにちょっと手、借りて突っ走るわ。
[2、3年前なら威嚇射撃で道開けさせたりしたかもだが。
今は、そういう事はありません]
―ちょっと前―
わんこじゃねぇ、狼だ狼!
[ユリアン先輩>>348にがるるる、と威嚇音つきで抗議するご主人。
でもわんこ扱いされるのは結構あることだ。背も低いしね]
う。
[女の子に、という言葉にあからさまに固まって、なんとなーく目を逸らすご主人。
詳細は伏せるけど、学院入りたての頃にちょっと色々あったみたい。
そんなトラウマからご主人が我に返るまでの間は、いつもなら嫌がるはずだけど、耳尻尾は無防備で触り放題だった>>353]
[そうこうしてるうちに漫才みたいな放送>>339>>340が流れて]
あ、オレも行く!
[ご主人も挙手して、2人に同行することになった。
でも道中は耳と尻尾のほうに意識を傾けていたから、残念な美形に関する話はほとんど聞いてなかったみたい。
その努力の甲斐あって、『世界樹の仔』の近くに着くまでには、何とか両方とも引っこめることができた]
─世界樹の仔付近─
…カル姉の口振りで他にも参加者いそうとは思ってたけど、これってまさか皆…?
[放送を聴いてすぐとは言わないまでも、それほど遅くもなく移動したお陰で着いた直後の混雑はまだ酷くなかった。
だが、それでも結構の人の数にしばし呆然としていたところ、あれよあれよという間に人が更に増えてきたのに気付くと我に返り。]
うっわ、どんだけ増えるのコレ。
早いとこ参加申請しなきゃなぁ…えーと、さっきの放送ってトリスタン導師だったっけ?
[人を掻き分けるようにして目当ての人物を探す。
双子導師の側で林檎飴を手に赤くなってるちまっこい女の子の姿も見つけるだろうか。]
[トリスタンとヒュレストのやり取りにはうんうんと自然と頷いてしまっていた。
そして首をかしげるディスタンをじっと、先ほどと変わらない姿勢でしばらく見上げていてから]
ディル導師は、私といるのは楽しいですか?
[笑いかけて、そう質問を投げかけた。
自分の勇気が足りないから、まだ努力がたりないせいなのだと思っているので、これぽっちも気づかれてないことにめげる様子はない。]
>>392
『どうしてこう、良くも悪くも真っすぐで変わんない人が多いんだ?ここ…。』
[小さくため息をついた。
自分の盟約者もそうですからね。]
[そうして改めて他の2人を見て]
……え、だれ?
[ベア先輩の姿が変わった>>391のにボクはちょっと前に気づいてたけど、頑張ってたご主人は今の今まで気づいてなかったみたい。
目をぱちぱちさせてる]
―祭り会場内―
[ふわふわの声が聞こえる体質のおかげで、密集しているふわふわたちは、ちょっとうるさい。
大抵きゃーきゃー言って、殆ど意味のある言葉は聞こえないのだけれど、
時々「ちょっと何なのよー!出せー!馬鹿ー!」とかはっきり喋っている子もいた。
埋もれているので、どの子が喋っているのかは分らなかったが。
何となく生きのいい薄青のふわふわがじたばた潜ってく隙間に、網を突っ込んで――]
わ、掬えた!
[網の中には、ふわふわ2匹。
ピノ君で見慣れているが、やっぱりふわふわだなぁと思いつつ、
掬った緑色と、青色のふわふわをじーっと見ていたら、青色のふわふわと目が合った。
暫し、硬直。]
……………ぴ、ピノ君!?
[青色のふわふわは、置いていったことを恨めしそうに…しているはずもなく、
相変わらずの調子で網の中で、もう一匹と一緒になってきゃーきゃー言っていた。]
ちょ、ピノ君なんでここに居るの!?
部屋で留守番しててって言ったでしょー!
[一人ふわふわに向かって極普通に喋る様に、なんだと視線が集まってくる。
他の人にはふわふわの声はおろか、こっちの事情なんて知る由も無く。
はっとして、うっかり網を持ったまま一目散にその場を離れて逃げた。]
>>396
あ、そう?
[こて、と首をかしげてからフォルカーに]
あなたはどうする?
[ふわふわはポッケに入れたりして保護する方向。]
(…………おや? へぇ……)
[気負いなく重ねられた手の感触で、ここに至って性別に判断が付いた様子。
もちろん、わざわざそのことを口に出すことはなく]
ええ、姫をエスコートする光栄に与れるのなら喜んで
[代わりにすらすらとそんな台詞が出てくるあたり、世渡りが上手い証拠なのだろう。
まあ、ノキアは彼の肩の上で溜め息を吐き]
「(はぁ、これが『天然タラシ』って奴なのかしら)」
[なんてこと考えているわけですが。]
[そうして、アーベルの手を引き『世界樹の仔』の下へ向かう。]
あ、いたいた。
えーと…トリスタン導師?
あ〜、食事中申し訳ないんですけど、参加申請ってまだ受け付けてますか?
[ディルスタンはちまっこい女の子と話している様子だったので、トリスタンに声をかけたものの口いっぱいに頬張ってるのに気付いて若干申し訳なさそうに。]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
「うーん、足りん」
[貰った肉を食べ切ったトリスタンが呟いた]
『こん底無しが……』
「後で何か買いに行くかな」
[1割しか満たなかった腹を擦りながら、トリスタンは参加者へと視線を向ける]
「もう少しで参加締め切るからなー。
まだ申請書提出してない奴は早くしろよー」
[張り上げた声は集まった者皆に届いたことだろう]
>>402
[無言で何処かからハリセンを取り出すとスパーン!とフォルカーの頭を狙う]
ベアトリーチェ。
今の今まで一緒にいたでしょうに。
[ぷりぷりしながら、チョコバナナ三本目に突入していた。]
[主に治癒方向に秀でている生命学科所属の身から見ると、空間から物を取り出す能力などは興味深い。
補充物品を纏めて放り込んでおけば便利そうなどと考える。
重ねた手に何やらエーリッヒの反応があった様子だが、特に何も言われなかったので大人しく世辞を受け取った。]
それは、どうも。
[少しも照れて頬を染めたりしないあたり、余り可愛げがない。
というか、傍から見れば男同士が手をつないでる様にも見えなくはないが当人はまったく気にする様子もなく。
溜息を吐いている竜を流し見つつ、素直について行く。]
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