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[ナタルと黒江のお話は聞いてるけれど良く解らなくて。
ヒホウのケハイが解るみたい、というのは聞いててわかったけれどそれが何を意味するかまではわかるわけもなく。
ナタルと黒江がおうさまのハネについて肯定してくれれば嬉しそうに更ににこにこした。
そこに帰ってきたリディたちの声が聞こえ、ぱっと明るくなるも。]
おかえりなさ…
ふぇ?
おじいちゃん、ハンセイボウに、いれられちゃったの?
[反省房はイヤなところらしいから、だいじょうぶなのかな、と心配そうにリディたちの顔をみた。]
―南西の花畑→南の森―
[花畑で考え込んでいても仕方がないかと、ゆっくりと歩き出す。
南の森を通りかかったときにゲルダや榛名の姿を認めて]
おや、こちらにいらしたんですね。
なにをしてらっしゃるんですか?
[木にもたれているゲルダやその隣に居る榛名に不思議そうに声を掛けた]
秘宝の気配を感じ取れるそうだ…だが、俺と二人で話をしたいとも言っていた。
[普通ならば「犯人」と二人きりになどなりたいとは思わないだろうと]
そもそもが、はったりなのか、それとも、知っていて口にせぬ理由があるのか…
[考えれば考える程、迷いが深まるといった様子]
秘宝の気配が感じ取れるのに、マテウスさんと二人で、ですか……
友人ならありえそうですねえ……
気配が感じられる理由はともかくとして、もしも私達が犯人だと気づいて手も、楽しそうだからと口にしない可能性はあります。
――……まあ話してみるのもいいと思いますよ。
それで不利になりそうなら――まあ、ちょっと申し訳ないですけど、反省房に行って貰うということで。
[迷うようなマテウスの声に考えながら言葉を紡ぐ。
友人の性格を思い返して、ありえなくはなさそうだと思ったようだ]
―南の森―
[ゲルダとそんな会話をしていると、ゼルギウスがこちらにやってきて]
犯人探し〜…
ゲルと一緒に探してたの〜…
[正確には自分は何もしてないわけだが、ゲルダが何も言わなければ二人で探してたことになるだろうか]
ゼルは〜…、何で『秘宝』盗んだと思う〜…?
[こてんとゲルダにしたのと同じような質問を唐突に投げかけた]
─館内・ロビー─
[ロビーに居た顔を一通り見渡すと、首をこてしと傾げる]
……あれ? ベッティは?
[とりあえずロビーに居た面子に聞いてみる**]
―→南の森―
[外に出たけど、別に何があるわけでもねぇあたいは、ふらふらーっと外を飛び回ってたのさ。
とりあえずそれだけでもちょっと気分良くなるしな。
んで南の方まで行ったあたいは、ゼラギウスとゲルダとハルナ…だよな、うん。そこ3人と出くわしたのさ。]
おーっす、何やってんだ?
[何か楽しいことでも話てんのかなと思ったあたいは、上からふわっと降りてった。]
[ゼルギウスの、相変わらずの調子に、内心で苦笑する。そして思い出したように]
…反省房に送りたい者などは、いないが…
[言葉には苦さが滲んだか]
――館の周り――
[館の周りをまわるようにゆっくりと歩く。
く、と握った手を開けば ぽうと小さな熱無き炎が
ふわり 男の周りを舞った。]
どうすっかね。
姉ちゃんなら怖そうな奴、とか、
敵に回したらいやな奴、とかだろーなァ。
[自身をこの祭りに寄こした姉を思い出し
くすくすと笑いまた 空を仰いだ。
それから館を見ると 窓から人影がちらほら 見える]
─館内・ロビー─
[直前まで話されていたことは聞けるはずもなく。
ベアトリーチェの問い返し>>440にはこくりと頷く]
うんー。
反省房がどうなってるかは分かんないけどー。
そこにじいちゃんが居るのは確かみたいー。
[更にマテウス>>445から問いがかかると]
それしかないかなぁ、とは思うよー。
はっきりとは言わなかったけどー、「『秘宝』を手にした者の意志であるならば」って言ってたからー。
そう言うことなんだと思うよー。
あとなんかねぇ、王様玉座の傍でじっとしたまま動かないのー。
[王の言葉から推測した事柄を告げた。
何か余計なことも付け足されたが]
あ〜、ベチ〜…
[こちらにやってくるベッティに気づくと、ひらひらっと手を振って]
犯人は〜、なんで〜、『秘宝』なんて〜、盗んだんだろ〜って〜、ゼルに聞いてたの〜…
[返答はのびのびっとした声なのでだいぶ長くなったかもしれない]
[相変わらずの様子に苦笑されていることなど知らず。
苦さがにじむマテウスの声におや、と首を傾げつつ]
ふむ。
まあ……遅れるかどうかはわかりませんけれど、一人見当をつけてみますか。
[幼い子を送らずに居るのと送るのと、どちらが親切かといえば送らないほうだとはいえ。
反対に稚い子が送られたからこその混乱もほどよい隠れ蓑になるだろうと、マテウスにすら誰を送るのかは口にしないまま]
ベッティが?
――へぇ、それはそれで……楽しくなりそうですね。
[そうは見えない氷破にまじまじとした視線を向け。
その手に巻かれたハンカチに気づけば、なんとなくマテウスの言葉に納得したように呟いた]
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