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[ところで始めに父とゼルギウスを対面させた時、父の眉間に消える事の無い皺が増えたのは余談であるが。
その時まるで兎のように見えたゼルギウスと、今の状態のゼルギウスの様子は少し近いように思った。
そして、搾り出すように全力で叫ばれた言葉に。
二人してきょとんとした顔で叫んだ当人を見た。
……おそらく、親子揃ってそんな顔をしたのは、最初で最後だと思う。
外の小鳥の声がやけに綺麗に聞こえるなぁ、などどどうでもいい事が頭を掠めた。]
『…………………………ゼル、父さんと結婚するの?』
[そんなたっぷりの間の後、小さな言葉が零れたのは赤い世界。
同胞に聞こえていたら、何事かと思っていただろうか。
それに反応があったのは表の世界。
告げられる内容の意味を理解すると、自然と胸の上で両手を組んだ。
―――頬がゆっくり熱を帯びてゆき、身体が固くなる。
こちらも緊張した面持ちで、問われた父の方へと視線を向けた。
相変わらず、父の眉間から皺が消える事は無い。]
[父は許すと言う前に、条件があると口にする。>>508
その内容を隣で聞いていて――――ふと顔を知らない母親の事を思い出した。
母は、人を襲う事を厭う人だったらしい。
人の肉を絶ち、時折父の血を啜る事で餓えを凌いでいた母。
だから母親は、娘の出産には耐えられなかった。
あの時、自分の心臓を差し出していれば、と
一度だけ父が苦く零したのは、初めて酒を飲んだ時。
だがその後すぐに、それを後悔もしていないと父は言う。
子を残せて、愛した人に見取られて幸せだと。
そんな言葉を残した母の死に顔はとても満足したものだったから、と。
深酒した父は、翌日自分が言った事を綺麗に忘れていた。]
[母を幸せに死なせる事の出来た父は、誇らしそうにうっすらと笑みながら語っていた。
それでも時折、父親が寂しそうにどこか遠くを見ているのは知っているけれど。
ゼルギウスが何を想ったかは、少し不思議そうにしていた表情からは窺い知れなかったが、
後に戯れのように口にしていた「何時か食べて欲しい」と言葉は聞かなくなった事で
ちゃんと守っているんだと、心の中でこっそり微笑んでいた。
そして改めてこちらを向き直り、
求婚の言葉と―――差し出されたものに
うっかり言葉が詰まったのは仕方が無いことだと思う。]
…………。
[たっぷり数泊置いたのは、
父親から決して銀は素手で触るなという教えを受けていたから。
多分未来の夫の事、うっかり忘れてるんだろうな、とは思った。]
(……しょうがないなぁ、この人は。)
[内心で、溜息と苦笑と、
だからやっぱりほっとけないのよね、と言葉が零れたのは秘密。]
……はい、喜んで。
[その箱を手に取り、中から取り出した銀の指輪を躊躇せずに指にはめた。
―――後ほどリヒトに指摘されるまで、銀はそのまま妻の指を飾る事になる。
銀の不快感がチリと指から伝わったが、それに怖じ気づく事なく
頬染めたまま夫となる人に向けた笑みには、母と同じく幸せそうなものだった。
/*
れ、れす返したい・・・けどそろそろロールまわそうかな。
イレーネさんを待ちつつ直前まで考えてくるのだよ。
(催促じゃないからね・・・!)
イレーネさんの返事可愛いなあ。
ごちそうさまです、なにこのかわいいひとたち。
/*
>>643アベル
飛び回るとか掴み所のない一匹狼さんだ。
大事な者が多いと辛いね!
幼馴染が愛しすぎた。
切り捨てられるだけの冷たさはあるんだろうなと思いつつ
それでも優しいからなかなか難しそうだな、とは。
>>644クロエ
本編に出すと可哀相感が漂いそうだったので
それは拙いなと思って家族については触れないようにしてた。
悪い狼やる気満々だったのでばれてからは言動が黒過ぎたね。
>>649ユリアン
特攻嬉しかったぜ!
>>651
さて、如何だろうか。ね(笑
……うん。
それでも、悪くない、よ。
ライ兄が、私のこと悪くないって、言ったように。
[確かに。人としてみれば、彼は悪なのだろうと思う。
けれど、人狼からすれば、ソレは必要な食事で。
ライヒアルト達からすれば、餓えることを強いる此方の方が悪となるだろうことは、今の身にはよく解る。]
…泣いて、ないよ?
[莫迦だ、と。許す必要はないと。
そう言って体を起こし自分をみる漆黒のその瞳を見つめた。
深い碧ではなく、金色の瞳。
これが、ライ兄の本当の色だったんだとそう思いながらじっと見つめて。]
…ライ兄の眼。綺麗な色だね。
[そう、ぽつり呟いて微笑み、漆黒を抱きしめた。]
/*
おお、イレーネのロールも良いなぁ。
仲の良さにやっぱり少しだけ寂しさを感じそうなリヒト。
それでも二人とも大事だから祝福はしただろうな。
惚気はかるーく受け流しながらだけど。
/*
うっかり、ちょっとうっつらしてて
起きたら一番にグラォのレスが見えた
なんだこの愛おしい(ごろごろじたじた
そうか、パパンとママンは、そんな純愛だったのね!!
後日、ちゃんと金の指輪は渡すんだ、よ!
リヒトに怒られながら(・ω・)
ちょっと、今日は早く寝ようと思うので、
何かあれば後ほど反応するですよ。
[灰銀の毛並みをもふもふしながら、ぐぅ*]
……ち……時間切れ間近、ってか……。
[泡沫の虚空は、長くは維持できぬようで。
ここにいる事の限界が近い事は察しがついたから]
……ん、じゃ。
……また、な。
[問いの答えは求めず、短くこう紡いで。
ふわ、と掠めるように額に唇を触れた後、距離を開ける。
ゆらり、ゆらめく、瑠璃色の光。
蒼の姿は、そのゆらめきの中へ、ふわり、ふわりと、とけてゆく]
/*
再度、長考していたら、和むものをみた。
そして、退席つけてないけど、切ってもいいような形で落としてみる。
休む人はお休みですよい。
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