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―公園→集会場―
[レッグの言い分にはくすりと笑って、そうね、と答え。
マイルズからも、行き違いにならなくてよかったと同意されれば自分のことのように微笑んだ]
さ、それじゃ急ぎましょう?
遅れたせいで変な言いがかりつけられても癪に障るし。
…あら、結構並んでる…かしら?
[集会場に近付けば、人々が列に並んでいるのが見え。]
―集会場前―
そうですね…ここにはどのみち一度は来ないといけないわけだし。
屋敷の方々もそのうち来られるでしょうし、もう暫くここに居させて下さい。
[ぺこりと頭を下げ、ずり落ちかけた袋を抱えなおしながら。]
すぐに見つかるような方々だったらいいですけど…。
[示された曖昧な未来には、やっぱり不安そうにするばかりだった。
その間も、時折視線を周囲に走らせ主らの姿を探す。]
そう簡単に見つかっても困るわけだけど。
…まぁ『いい子の私』はまだ気づいてないみたいだし。今は安心安全。
――気づいた時の顔は見ものだけど。
[くすりと小さく笑みがこぼれた。]
あっ
[カシャァァァン――。
けたたましい音と共に、
目の前の道がシャッターで封鎖される。]
PSI……かぁ。
集会所……あっちだったっけ。
[非常事態であろうとは思うのだが、
割とのんびりしてしまうのは性格が故。]
……なんか。
手が届かないとなると少し恋しくなるなぁ。
[シャッターの向こう側、数メートル先には
お気に入りのカフェがあったのだが。
仕方無い、と足を集会所の方面へと向けた。]
―― 回想・了 ――
─ →集会場─
普段から一人で出歩いていらっしゃいますが、場合が場合ですからね、今回は。
早めに合流で来てようございました。
[最初の言葉で普段は然程心配していないと言うのが悟れるかもしれない。
レッグに返した後、視線をナターシャへと向けて。
微笑みこそしなかったが、向けられた言葉に頷き集会場へと向かった]
─ →集会場─
ええ、本当に。
[わざわざ敬称を付け足すレッグの様子に、浮かぶのは苦笑。
納得した風のナターシャには、そうなんですよー、とのんびりとした調子で頷いた]
ああ……あの、本屋さんですか。
[返された言葉と、抱えられた包み、その双方から状況は察せられた]
て、やっぱり集まってますねぇ。
[たどり着いた集会場前の様子に、口をついたのはこんな呟き]
―集会場前―
あ…
[呟くと、パトラッシュに何事かを告げる前に、視界に入った集団の元へと駆け寄った。]
ぼっちゃま、ジョエルさん!
良かったー会えて…。
[心底ほっとした顔を向けると、次に一緒に居たほかの二人にも、頭を下げた。]
―集会所前―
そう。緊急事態に強そうには見えないから。
[執事の言葉に、思っていたよりぞんざいな扱いをされてる?とか少し考えつつ移動して]
だよなー。
ん、全員呼集ってアナウンスみたいだったし、並ぶのは仕方ないんじゃねーかな。
[列の後ろにつきながら司書へと返した]
あー。アイツもこのどっかにいるのかな。
あれはあれでトロい奴だからどうしてんだか。
[図書館で分かれた友人のことをふと思う。
並んでる中でわざわざ捜そうとするまではしないが。
順番が回ってくるのを、比較的大人しく待つ]
─集会場─
[納得したような主の声には、ええ、と答え軽く肯きを返し。
支給の列に並ぶ前に集会場付近に視線を巡らす]
……エリカ、居ましたか。
[駆け寄って来る同僚の姿を見止め、無事を確認した]
―集会所前―
お? おー。
[ズューネか、とは口にせず。
しかかった口元に手を当てながらメイドがやってくる方向を見て]
…ぉぉ。
[その向こうにいる警察官の姿に、つい、目を逸らした]
─集会場前─
[レッグとジョエルのやり取りに、扱いが酷いなあ、と思いはすれど、普段の行いを思えば突っ込む余地はなく。
何となく、遠いところに彷徨わせた視線が、駆け寄ってくる姿に焦点を合わせた]
ああ、エリカ。
会えて、良かった。
[ほっとしている様子に、こちらも浮かべるのは、安堵の笑み]
―集会場前―
[エリカが駆け寄っていく集団を見やり、マイルズたちの姿が見えて、
加えて一緒にいる人物に視線が行き]
レッグ…帰ってなかったのか……
[つぶやくのはそんな言葉]
―― 集会場 ――
うぅわ
[思わず声を上げてしまった。
顔までもを思い切り顰めて辺りに視線を遣り]
人、多っ
[隅っこで茫然と配給の列を眺める。
人の多い場所、と言うのが女はあまり好きでは無かった。]
─集会場前─
[集会場につくと、こちらに駆けてくる女性が目に入り。
マイルズたちに話し掛けるのをみれば、彼女が同僚さんね、と一人ごち、微笑み。
ズューネだということは一目で気付いたものの、それは口には出さず。]
この方がさっき話されてた同僚さんですか?
よかったですね、会えて。
心配なさってたでしょう?
[そう、三人に微笑んで。
レッグの言葉には、あぁ…と声をもらして]
えぇと、ノブくん…だったわよね?
アラートに気付かないでそのまま寝てそうな気もするわね、あの子。
[来てるかしら、と辺りを見回して]
―集会所前―
ん?ああいや。
先輩は今日は別。こないだは一緒の資料使ったけどね。
カルロスってのが今日も課題終わるどころかで格闘してて…。
[ジトっとした視線が痛いイタイ]
はっはー。
確かに先輩ならそのまま寝てても驚かないな、俺。
[ナターシャに説明しながら、冷や汗たらり。
このまま現実逃避できたらいいのに。絶対無理だが]
─集会場─
[二人から声をかけられ、少し申し訳なさそうに。]
すみません、本当ならぼっちゃまを先に探すべきだったんですが…局からの命令がきてしまって。
[局、とはズューネを製造・管理する機関の別称で、ここからの命令は主のものより優先される物が多い。
レッグの物言いたげな素振りは、すぐさま向こうが別のものに気をとられたので気づかなかった。
ナターシャの笑みにも、ぺこと一度頭を下げてから。ノブの話題が出ると。]
ノブさん…なら、さっき商店街でご一緒してたんですけど。
こちらではまだ。パトラッシュさんならお会いしたかもしれないです
[会っていないと暗に告げながら。]
あ、私は認証終わりましたんで、外でお待ちしてますね。
[もう一度、ぺこりと頭を下げ、列からは邪魔にならないよう少しはなれた。]
─集会場前─
[パトラッシュの視線に気付けば、苦笑交じりに頭を下げて。
レッグの言葉を聴けば、いつもレッグと一緒にいる学生の顔が浮かんで]
あぁ、あの子?
そういえば私が休憩行く時もまだ格闘してたわね。
カルロス君もノブ君も、来てるかしらね?
[パトラッシュの視線を受けて冷や汗をたらす様子に苦笑したまま頷いて。]
─集会場前─
いや、いいんですよ。
その辺りは、わかっていますから。
[申し訳なさそうなエリカに、向けるのは穏やかな笑み。
彼女の向こうにパトラッシュが見えたなら、軽く一礼をして。
その視線が向かう先を見て、おやおや、という感じで軽く肩を竦めた]
ええ、では、認証が終わるまで待っていてくださいね。
[一礼して列を離れるエリカを見送り]
……来週までに、終わってくれればいいんですけど、ね。
[ぽつり、と小さく*呟いた*]
── 集会場前 ──
あ。
[隅っこで腕を組み、其方、此方に視線を彷徨わす。
その先に見知った姿を見れば]
ラッシィだ。
[僅かに微笑して]
司書さん、まで。
……本当に非常事態だわ、これ。
[資料探しの際に見知りとなった姿に、
改めて実感したのか、ぽつり呟いた。]
─集会場前─
[エリカからノブのことを聞けば、あら、と瞬き一つして。]
ノブくんとお知り合いだったの?
世間って狭いのねぇ…
あ、私ナターシャって言います。よろしくね。
[邪魔にならないように、と列から離れる彼女に名前だけでも名乗り。]
─集会場─
[同僚かと訊ねるナターシャには肯定の頷きを返し。
事情を口にする同僚には]
…そうですか。
合流で来て何よりです。
では、認証が終わりましたら、また。
[局から命令が来たと言われれば、それ以上の言及はしない。
離れる同僚に告げると、列に並び順番が来るまで*待った*]
/*
失敗したから独り言挟もう(ぉ
ト書きで人名使わないってのを久しぶりにやってみようかと思って失敗。慌てるといつもの癖で出しちゃうな。
ついでに現実逃避というよりは見なかった振りでしたと。
カルロスの名前、裏設定とかで使ってた人いたらごめんなー。
一番そういうので苦労しそうな顔だと思ったんだ。うむ。
今回は平和に(平和?)村人。
さて狼さんはどんな動きしてくるのかね。上手く合わせて盛り上げてけますよーに。
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