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―少し前・外―
それに、あの人も外の人だわ…。
[ハインリヒを指し「あの人」という時に浮かべたのは違う面影。
苦笑の調子、届かぬ声で囁いて。
捧げられる鎮魂歌を静かな心で聴いていた]
ありがとう。
[戻ってゆく姿と共にまた場所を動いて。
その先に起こることまでは――
死者であっても知り得ようもなかった]
─広間─
[物思いはやがて、身体的な要求に打ち破られる。
まともに食べていない身体は、食欲の有無に関わらず、熱量を要求していた。
そこに聞こえた、温かいものが、というユリアンの声にそちらを見やり]
……少し、落ち着いた所で。
食べやすい、リゾットあたり、作りますかね。
このまま、ちゃんと食べずにいたら、そっちで全員倒れかねませんから。
[ゆっくりと、立ち上がりながらいう。
多少ふらつく様子は、突っ込みの対象といえるかも知れないが。
今は動いて、気を紛らわせたかった]
─ 一階・廊下─
[フォルカーの言葉と一挙一動を、縹色でじっと見つめる。振り返り、伸びてくる両手。頬に触れた指先は冷たく、軽く瞳を細めた]
ひゃ……。
[冷たさに思わず声が漏れた。肩を竦める仕草が繋がる。首筋まで落ちようかと言うところで冷やりとしたが、そこまで手が落ちることは無かった]
───……ありがと。
[信じると言ってくれた言葉に返した感謝の言葉。声は、笑む表情は弱々しい]
手、冷えちゃってる。
広間で暖まってお茶飲む?
[顔に触れたままの手を自分の手で触れて、顔から外すと包むように相手の手を握る。広間へ、と問いかけ、首を傾げた]
天文学者 オトフリートが「時間を進める」を選択しました。
/*
ではいっちゃいます、このまま膠着もあれなんで。
個人的にフォルカーとイレーネのラストとか見てみたいというのがあったりも。
色々気を使ってもらいありがとうございます。
―廊下→広間―
[さっきの事を思い出し、何かあったら…と思っていたが
顎で止まった手に薪を抱えなおし]
はいはーい、通るぜ。
[敢えて呑気な声を出して、二人の横を通り抜け広間へ]
…で、薪って…アイツはどこの薪を取りに行くつもりだったんだ?
[運んできてはじめて、はて、と首を傾げたが]
ま、ここにおいときゃいいだろう。
[暖炉の脇に、他の薪と一緒に置いた]
……うん。
[頷きは、恐らくは問いかけに対して。
握られた手を振り払うことはない。
広間へ、と促されて視線を移そうとしたところで、台所の入り口に佇むハインリヒの姿が見えた。目を向けていたのは、ほんの一、二秒。
つい、と逸らして、イレーネの手を引いて、広間に直接繋がる扉へ向かおうとした]
ところで、順調に花持ち2人から喰われた訳ですが。
…………花もちって、匂いとかでわかるもんだっけ?
青の方は知ってるのダービーちゃんとオトちゃんだけだったように思うんだが。どっちも人間側能力者だよねぇ?
………あれー?
うん。お願いオト兄。
ヘル姉も暖かいものいるもんね〜?
[なんて若干意地悪くいえばなんか色々返されただろうか。
特に逃げることはしないままそれは受け入れる]
―広間―
[暖炉の前、冷えた体も少しは暖まってきただろうか?
ユリアンの言葉に頷いて]
暖かい飲み物、あると嬉しいが…、とりあえず体頭ってからだ。
いまだと落としそうだしな。
[手はまだかじかんでいたのでこすりあわせたりしている]
大丈夫。オト兄がなんかつくってくれるみたいだし
俺も少しぐらい腹にいれとこ
…ちょっと疲れたしな
[暖炉から離れたって垂れるのはやめない
薪をもってきたハインリヒ。そしてフォルカーとイレーネが広間に戻ってくるのを目礼で向かえた]
─広間→台所─
……いや、あのね、ユリくん。
俺は別に、特定者対象にして言ってはいませんが。
[ユリアンの言葉に、ぽつり、と突っ込みを入れながら、台所へ。
傍目、危なっかしい様子に、ローザが手伝いを申し出るなら素直に受け入れて。
あれこれと思考を巡らせる傍ら、料理を進めて行く。
それでも、先にイレーネたちと話したこと。
それは、忘れる事はなく]
/*
心中目指すなら今日がチャンスかと。
吊り襲撃あわせで。
バッドエンドは…能力者と狼同士だと…、ですね…。
多分何もなければ今日は私とハインリヒの相打ちかと。
─ 一階・廊下─
[自分の体温をフォルカーに移すよにしながら、わざとらしいとも言えるハインリヒの声に、あ、とそちらを見た。視線をフォルカーに戻すと、歩き出そうとした足が止まっている]
…フォル?
……広間に行きたくないなら、部屋の暖炉で暖まる?
紅茶、用意して行くよ。
[只ならぬものを感じ、別の提案をした]
旅の商人 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました。
/*
ラストで心中したいなぁ、と。
もしくはフォルに殺される。
今日は対立フラグがほぼ確定してるので、そこ二人で吊り襲撃が妥当でしょう。
そりゃーわかってるよー。
うん。別に、ね〜。
[なんとなくわざとらしくもいいながら]
まあでも俺もご馳走になりたいんでお願いします。
[最後のほうはまじめに頼んだ]
―広間―
[人狼のことを考えていたら、より強く、広間をたゆう白いものの姿が目に映った。
勘、のようなものだが。人狼のことを考えていれば、よりはっきりと目に映るような気がした。考えを肯定するように、頭の中がすっきりと、どこか心地よく感じられた。
広間に人が増えたなら、彼らに向けても軽くよぉと挨拶代わりに手を振って。
オトフリートが食事を作るというのは有難く聞いていた。ローザあたりも手伝おうとするのだろうか。]
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