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脅威のお爺ちゃんだね、それは。
うん、またね。
[二人の会話を聞きながら]
[クスクスと笑って]
あたしも店に行かなくちゃ。
また後で来るね。
その時はよろしく。
[ディーノにそう言って]
[店へと*戻った*]
[ゆるりと立ち上がり、窓から外を覗いてみると、また夜で。
窓を開けて、空を見上げてみると、丸々とした月と、無数の星空]
・・・随分と、巡りの悪い星、ね。
―――そう言えば。
[昨日、ノブは人間だったという結果が出た。
それより前に、クローディアが人間だったという情報をマスターから聞いていた。
何故、人狼の可能性が無いわけではないのに、そのようなことが断定できたのかと問うと、返ってきた答えは、エリカがそう言ったから、だと]
・・・。
[そこから導き出される結論は何か。
当の本人に聞く必要がある。そう思った]
[部屋を出て、エリカが泊まっている部屋に向かう途中、その部屋の中から大きな音。
―――胸騒ぎがした。
予想が確かならば、人狼に狙われる可能性は―――とても高い。
シャロンは走り、エリカの部屋の扉を押し開けた]
エリカさん―――!?
//中の人発言//
難しいです(笑)
襲撃の最終決定についてはおまかせしますので、お好きな襲撃先を選んでおいてくださいな。
GJされても泣きませんから(笑)
ぅぅ……いたた……。
そう言えば、御飯もちゃんと食べてないし、力入る訳ないよねぇ……。
[これじゃ、レッグの事怒れないや、とため息混じりに呟いくのと前後して、扉が勢い良く開かれ、名を呼ばれ]
……はい?
[駆け込んできたシャロンを振り返り、呑気に小首を傾げて見せた]
ん、分かった。
待ってる。
[ひらりとフランに手を振ってその姿を見送り]
っと、しまった。
話に夢中で料理放りっぱなし。
[注文していた料理を思い出してそちらに向き直り、残っている分を消費する]
[階段を上がって廊下を覗き込むと、丁度シャロンがドアの一つを開けるところで。]
…なんしたんすか?
[とてとてと、近寄っていく。]
あれ、グレッグ?
[サラダを口に運ぼうとしたところでグレッグが2階へ駆け上がる姿が見えて。話に夢中で音は聞こえていなかったらしい]
・・・。
[シャロンが小さく息を吐いた。
どうやら、最悪の事態ではなかったようだ]
・・・何をしているのよ、貴方は。
[ふうと、ため息を吐き、シャロンの手を掴んだ]
ほら。手を貸してあげるわ。
ちょっと、貴方と話が・・・?
[手が、ほのかに暖かい。
次に顔を見てみれば、それはほんの少し朱に染まっていた]
エリカさん。貴方、熱があるんじゃないかしら?
[後ろの声で振り向いてみると、若い男性の姿。
ちょくちょく見かけるが、名前は知らなかった]
足がもつれて、こけた。
そういうことだと思うわ。
[そう返す]
[部屋の中を覗き込むと、床にへたり込んでいるエリカに、シャロンが手を伸ばすところで。]
…なーにやってんだ、っての…。
医者の不養生とか、いちばんいくないって。
[どっちもどっちだってのは、この際置いておく。]
あはは……ええと、ベッドから落ちちゃって?
[シャロンの問いに、素で答える。
どこかほやん、として見えるのは、熱のせいだろうか]
あ、うん。
昨日、湯冷めしちゃったみたいで、熱っぽいなあ、って思って。
それで、下に薬あるから、飲んどこうと思って……。
[そしたら、落ちちゃって、と言ってまた笑い。
やってきたレッグの姿に、一つ、瞬き]
……だって、仕方ないじゃないかぁ。
[何が仕方ないのか、は自分でもわかっていないやも]
/中/
まい箱……お願いだから。
その変換を最優先にするの、やめよーよー。
いや、確かに使ったよ、友情村で散々使ったよ!!!
……このきゃらで、かるるんと同じボケはきっついよ(ほろ。
・・・無理に動かないで、寝ていなさい。
必要なものは、心配して飛び込んできた、後ろの男性が持ってきてくれるんですから。
ねえ?
[くすりと微笑み、シャロンがレッグの顔を見つめた]
無理は、してないですよぉ?
それに…………。
[独りでいたくない、という言葉は本当に小さなもので、果たして聞き取れるかどうか]
て、心配……?
[数瞬、目を伏せるものの、シャロンの言葉にこて、と首を傾げて瞬き一つ]
…ん?
[見つめられて、きょとんと瞬き一つ。]
ぁー、はいはい…薬な?
マスターんとこにあるバスケットで、いい?
[とってくるからー、と踵を返す。]
――時は遡り朝――
[ちちち……と響く小鳥の喧噪の中、宿の扉を開け、外に出る。
昨夜はディーノとシャロンの話を聞いているうちに、半分意識を失い眠りこんでしまった。
かろうじて自分の足で部屋に戻ったことは覚えているのだが。
――しかしいっくらなんでも寝すぎだろうよ、俺。
それとも、連続で人間の死体を目の前にして、知らぬうちにストレスでも溜まっているのだろうか。
そういえばここ2日ほど外に出ていないか。宿の中は血の匂いが漂い、確かにこのままだと鬱にでもなりそうだった。
気分転換に行くか、と、まだ眠るディーノを部屋に置いて広場に出る。]
[無理はしてないというエリカの言葉に、自然と言葉が固くなった]
・・・調子が悪くなり、倒れた人は、私の目の前では二人目。
私に、二度も嫌なものを見せないように、養生はしっかりとしなさい。
[ここまで話すと、また声はいつも通りに]
快復さえすれば、いつだって、元気にみんなと話せるのですから。
だから、今は無理をしないことが大切、でしょ?
[そして、部屋から出ようとしているレッグに振り返り]
薬、だけじゃなく、水桶とタオル、飲み水。それから、軽い食事も、よ。
男の子なら、軽いもんでしょう?
[いかにも鉱夫らしい、いかつい体つきをした男たちが何人か、ある一方向に向かって歩いていくのが見える。
確かそちらは村の出入り口。
まだ道の通行が出来ないのだろうか、と。好奇心をおぼえて男たちの後ろをついていった。
――そのうち、気付く。
自分があからさまに避けられていることに。
道行く大人も子供も、注ぐ視線が冷たい。]
「人狼……」「占いで…旅人が……」「……リディアちゃんが…」「あの犬、犬にしてはやけに大きくないか……?」「まさか……」「…でも、あの犬がうろつき始めてから…」
……くっだらね。
[ぼそりと口の中だけで呟いて。
肝心の崖崩れの場を見るのもそこそこに、宿へ帰った。
血の匂いを避けるように、宿の裏手へ回って影で丸まり。
そこで、日が沈むまで、なんとなく外の人々を眺めていた。
皆、この宿を避けているように見えた。]
薬って、俺が見て判る?
書いてあるならわかっけどさー。
…つーか、人使い荒いぜ姐さん。俺まだ一応怪我人…
[ぶちぶち文句言いつつも、言われた品を確保しに階下へ降りていく。]
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