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[咳が、零れる。口元を押さえても止まない。
周りの音が聴こえなくなる…。
表情が見えないくらいに俯いて、落ちた首輪を見つめる。]
[救いたい…、護りたい、生きて欲しいと…]
[そう願っているだけなのに。]
…せんせ、約束したの。
一緒に帰ろう、って。
トビー、きっとまってる…って。
[本当に悲しいときって、涙も出ないんだ。
そう、思った。]
/*
…だ、だーヴぃっどの顔って
こう左部分がかげになってて
ちょっと怖い感じいいなあって思ったけど
ピューリトゥーイだと解って
一気にこわくなtt
――――――…ャエル…。
[名前を呼んでも、落ちた首輪は戻らない。
―――…戻ってこない。
彼も…。
鏡の扉の奥へ…置き去りにしていったもう1人の自分も。]
[ようやく晴れた視界が捉えたのは、弱々しく首を振る様子>>17。
小さく、息を吐いた]
歩けないなら、抱えていくから。
[端的な言葉。
それから、ヘルムートの方を振り返り]
他の設備は、それで間違いありません。
さっきの液体窒素も、そこで。設備は、それなりに生きているようです。
[先に問われた事>>4:413に答えるのと。
ユリアンの異変の兆し>>20は、どちらが先か]
(ベアトリーチェ…、一体――何が?)
[繋がれた糸は切れていない。確かに感じられる。
それが少女は生きている、と不思議と感じられた。]
…ユリアン?
[ダーヴィッドの声が聞こえればそちらの方向へ顔を向けた。]
植物学者 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
ユリアン!
[服を裂くと同時に飛び出す一匹の蛇の尾……。
その長い牙がユリアンの胸に刺さっていて……。]
………ッ
[急いで引き抜くが、その身体ががくがくと震えはじめる。]
ユリアンッ………。
[昇っていた熱が醒めてきたのか…
自分が、今…何をしたのかを理解したのか。
俯いたまま、頭を押さえて。]
――…ケホッ……ッ
[顔は上げぬまま、同時に落とした注射器を拾う。
封を切っていなかったおかげか割れてはいない。
伏せたままの眸が探すのは、ベアトリーチェの姿で]
───大丈夫って顔、してない。
[頬にかかった髪]
[ゆっくりとした動きで]
[手を払われなければ]
[髪を直してやるのだけど]
どいつもこいつも───
[呆れた]
[転がる少女]
[止まらない咳]
他人の世話焼く前に、自分の世話焼きなよ。
[微かな、憤り]
ショックか?くっ………。
[蛇に毒があったかどうかはわからない。
ただ、あまりにも噛まれすぎて……の可能性は高い。]
ユリアン、しっかりしろッ!
[痙攣して、ガクリとする身体。
その胸に耳を押し当てて、眉を寄せた。そして、迷いなく心臓マッサージをはじめる。]
/*
自分襲撃だったら、殺害にしようと思ってたけど、
そうじゃなかったんで、蛇に殺されてもらいます。と一応報告。>ユリアン
[崩れるように倒れたベアトリーチェの姿に、
苦しげに眉を寄せる。]
………、
[微かに開いた口は声は出さず。
けれども、紡いだのは謝罪だったのだろうか。
その場にしゃがみ、幼い手を取ると
注射器から薬を投与して]
…うそ、嘘よ。
ユリアン…目を開けて。
[かたかたと紙を持っている手が震えた。
彼がこうなった原因を作ったのは自分だ。]
…っ、や。
嫌よ、こんなの…
[彼は病ではなかった。
生きて出られれば一番、未来があるはずなのに――]
―― 回想 その時 ――
[混沌とした情動。言葉は遠く。
頭の中は、常に闇の中。霞がかかったよう。
反射ばかりが、優先して、動く]
[違う]
[違う]
[違う]
[意識できない裡の裡。
犯され、食い荒らされ、変質している大脳新皮質の片隅で。
最後に残った言語野が、疲労のふちで断ち切られる]
[知っている。学んだ。叩き込まれた。
………例え、石化が止まっても。
一度死んだ脳細胞は、けっしてよみがえらない。
一度、物理信号に、電気信号にのっとられた人格は、戻らない]
[だから。
だから、最後の理性で、最後の選択を。
頼むから。頼むから、限られたリソースを、無駄うちしないで。
消え行く、最後の内言語]
[人格と、理性と、生命と。それからそれから、理想と夢と。
どの終わりが自分の「終わり」なんだろう。
理性が消えた瞬間、生命も消えた]
[それが、どんなに救いか。きっと、誰にも分からない]
Er wußte nur vom Tod was alle wissen:
daß er uns nimmt und in das Stumme stößt.
(彼は死について、だれもが知ることしか知らなかった。
死がわれわれを奪い去り、沈黙のなかへ突きやるとしか)
[ふと気がつけば。自分は言葉に包まれて。
暖かな羊水の中に丸まっている。
それは、安寧。それは、嵐の夜に子どもを攫う魔王の手。
それは、情熱的な舞を踊るジプシーがもたらす陶酔]
[漏れ出した電気信号のかけらとかけらをかき集め。
ゆっくりと、「自分」は両目を開けた――**]
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